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La Esperanza/TAKARAZUKA舞夢

花組 宝塚大劇場8/13~9/27・東京宝塚劇場10/16~11/21


ともちぃ
  Date: 2004-12-16 (Thu)

観にいってきました!やっぱりなんといってもタンゴがカッコよかったです!
さすが花組!でも、台詞のやりとりが多いのはいいのだけれど間がちょっと早すぎるような・・・相手が言い終わるかどうかのタイミングで台詞がくるので、ちょっと聞きにくかった
『自然な会話を』と歌劇をはじめ色々なところで、出演者の方が目標に挙げていましたが
台本があるゆえ次の台詞もがわかっているんですよね~初めて聞くという反応ではなかった感じがして、ちょっと残念!
私はこの公演は2回目なのですが、前回の10月24日の貸し切り公演と比べて一番違ったのは
霧矢さんのファビエル・・・若返ってました!
前回のときは、本当に大金持ちのオーナーでボスのような落ち着き方で渋く、怒り方も静かに淡々と起こる感じでしたが、今回は『怒り』という感情があらわになってフラスキータが撃たれて、カルロスに店を辞めてほしいという場面では、もう怒りでワナワナ震えていました
だから、最後のタンゴのコンテストの場面で「私の心が狭かった・・・ひと時の感情で解雇してしまった」とカルロスにいうところが、すごくしっくりいったと思います
あすかちゃんは、相変わらず大人の女って感じだったのですが、銀橋で霧矢さんとの場面では
泣きそうになって笑っていたので、こっちも若くなってました。このまえは大人の女で通していた気がしたので・・・そのあとのコンテストでカルロスと会うところは、凄く強い女になってました。これー鼻っ柱が強いーことを表現したかったのかなぁ思います
水さんは、もっともっと熱血になってて表情も顔をしかめたりとか色々変わって面白かったです
ふーちゃんは、歌が凄く伸びてて、前回は息切れをしていたのにとっても気持ちがよかったです
出演者全員で歌うところも前よりもさらにパワーアップしているような気がして感動しました。
そのあとのストンプのシーン!
楽しくって大好き~そのあとの3人の銀橋の歌もいいですよね!
キヨミさんをばっちり見てきました・・・アルベルトはカルロスととっても仲のよい感じ
そのあとフライパンとおたまで奏でているんですが、その途中でウェイターもひととキャッチボールのようになにか投げているのをご存知ですか?そのウェイターの一人の腕が狂ったらしく
清美さんに届かず、ウェイターの方がスマン!と手でやり、キヨミさんがいいよぉって感じで拾ってました。
キヨミさんといえば、初めのタンゴの場面!娘役さんをリフトするときにやりすぎちゃったみたいで、すごい勢いで周りいきすぎちゃったみたいで見ている私もヒヤっとしたし、娘役さんがもがいていました(笑)
そして、なんといっても好きなのはファンが倒れてしまうところ!あそこのオサさんの怒りと
ユミコさんの必死さのやりとりが迫力ですよね~そのあとの怪女エレナの「私も」で客席の雰囲気が一気に変わる感じも好き!
さらにラスト・・・今日のアドリブはカルロスが婚約の発表を恥ずかしがっているときに水さんが『元気出して言ってみよう~♪』っていって押し出していました。客席が沸いてました


ショーはこれはまた綺麗ですよね~初めの園加ちゃんの舞城さんからしてあぁって感じ
群舞も多く、娘役さんが出る場面も結構多いのが嬉しいです!
一花ちゃんのエロスが可愛い!少年役とか是非やってほしい~さおたさんとはっぱさんの女役も綺麗で面白いですよね!
中詰めの群舞で、オサさんが銀橋を渡りながら退団されるはっぱさんと掛け合って歌うところ!オサさんが客席に背を向けて、本舞台上にいるはっぱさんに笑いかけながら歌ってるんです。はっぱさんもそれを歌いながら嬉しそうだし・・・先週のカフェブレイクで「同期の春野がばっちり目を合わせて歌ってくれるので嬉しい!」っていっていたので注目していたのですが、本当に感動しました
おなじく退団されるチハルさんの「アイガッチャ」もさすが男役という感じでかっこいいですよね。奈月さんもお芝居のストンプの場面でおささんと踊ってるし、退団者に対する優しさというかそういうものがあふれているなぁとおもいました。
そして、大好きなのがYOSIKIの曲のところ!もともとXのときから好きなんですがまたやられたという感じです☆踊りもまた綺麗で・・・・本当に名場面だと思います


ルナ田
  Date: 2004-11-19 (Fri)

 花組東京公演も後3日になりました。
 先日水君のお茶会と兼ねて15日の1時半公演を観てきました。東京は24日にも2回見たので3回目でした。
 東京では、おさちゃんと水君とゆみこちゃんの場面がもっともっと楽しくなってました。アドリブも日によっていろいろあるし、実に楽しそうでした。私が見たときは、腕立て伏せをやっていたり、力こぶをつくるまねをしたり、15日は銀橋に足をぶらぶらして座ってました。3人ともです。
 この公演、最初観たときの印象が悪くて「なんだかなあ」と思っていたのですが、回数を重ねるうちに、テーマそのものには共感が持てるようになりました。悲しみや苦しみを前に出さずに前向きにい生きていくのって実は結構辛いんだけど、さらりと描いているのがいいところなのかなと思います。
 まあ、水君ファンとしては、もっと歌もダンスもほしかったのですが、水君が演じる熱いベニートも好きになりました。
 ショーもナルキッソスは、ちょっと妖しさが増したし、黒タキのシーンはいうことないし、パンドラも可愛いし・・あっという間に過ぎるので、もっと観たいと思いました。
 花組は大好きな組(組としては宙組よりも好きです)なので、来年のバウも、大劇もまた見たいと思っています。おさちゃんは、歌が上手ですが、もっと楽に歌って欲しいなあと思うことが多いです。せっかくじょうずなのに。
 ウルッチさんが報告してくださっていた地震のときのことを水君がお茶会で話してくれましたが、全然気づかなかったそうです。客席がざわついているのを、???鬘が変?私がいけてる?舞台が変?といろいろ考えながら踊ったそうです。最後のポーズで照明が揺れているのを見て気づいたそうです。すごいですよね。さすが、舞台人。

ウルッチ
  Date: 2004-10-26 (Tue)

大劇場では初日(8/13)と9/13の2回観ていたのですが、どうしてももう1回観たくて、初めて東京の宝塚劇場へ行きました。
11時からは1階の最後列でしたが、全体がみえて、後ろの人を気にせずホントに楽しめました。
特に目の前を春野さんが通り過ぎて、後ろの席まで気遣ってくれたのには年甲斐もなくキャーっと心に中で叫んでしまいました。
『La Esperanza』では、大劇場の時と大きな変更はなかったように思いますが大劇場の時よりもずっと、カルロスもミルバも良くなったなという感じでした。大劇場ではホントに主だった人しか分からなかったのですが、皆さんの感想を読んで、おまけにスカパーも観て、準備万端で行きましたので新たな発見がたくさんあってホントに楽しめました。大劇場では気がつかなった高翔さんの緑の娘や鈴懸さんもしっかりみてきました。
ただ2回目の公演でパンドラの後、水さんのナルキッソスが銀橋で踊る場面で大きな揺れがきて、最後蘭寿とむさんと二人がせりで降りていく場面ではそのまま舞台上にいて暗転になってしまいました。会場もザワザワとしてあの揺れの中、さすがに水さんは動じる事なく踊りを続けておられましたが、その後数分点検の為中断あり見ている方は、怖いし観たいしで体を硬くして観ていました。三人が理想の女性について語る場面では水さんが『今日はだいぶ揺れましたなあ』とアドリブをいれると春野さんが『お陰で酔いが回ってしまったよ』と返して、会場をわかせました。それにしても出演されている方達はホントに偉いって思ってしまいす。最初は2回目の公演だけのつもりだったのですが2公演にして良かったと思います
2公演目はその後も2回ほど揺れを感じて中盤からは心底楽しむというところまでいきませんでした。
あ~もう1回落ち着いてみたいなあ・・・。

JIMMY
  Date: 2004-09-23 (Thu)

花組大劇場公演「La Esperanza/TAKARAZUKA舞夢」、8/29&9/19の2回、観てきました。

「La Esperanza」は正塚先生の最新作。先生らしいさりげない佳作でした。
今回役が多いですね。助演陣に振られた個性的なキャラクターが面白かったです。相変わらず、良く生徒の持ち味を見て下さっていて、嬉しいですね。
演出では同志のような恋人ミルバ(ふづき美世)の思いを残して盆が回り、カルロス(春野寿美礼)とエレナ(鈴懸三由岐)のタンゴシーンに入る所が、盛り上がって好きでした。

カルロスの春野。カルロス・・しかもタンゴダンサーって・・「チャンピオン」の匠ひびきそのままなんですけれど・・わざとですか? と初見の時はかなりひっかかったのですが、演出家の先生も違いますし、確かにありがちな名前ですし、偶然なんだと信じましょう(^_^;)。
ダンサーという設定についての疑問は置いておいて。
相変わらず自信満々なスカした演技がどうしても苦手で鼻につくのですが、歌声は最高ですね。

ミルバのふづき。設定通りのどこにでもいそうな女の子で、自然な台詞回しも上手いです。でもヒロインらしい可愛さや魅力を感じないのが辛い。
初見の時は、髪型がキレイでなくて嫌だったのですが、二度目の時はすっきりとまとめたポニーテールで少しは良かったです。

ベニートの水夏希は、前から良いと思っていた親しみやすいお兄さんキャラで文句なし。相手役に抜擢された桜一花も、可愛く上手く、良いコンビ。個人的にはこの公演限りなのが残念な位です。さすが正塚先生、良く見てくれていますね~。抜擢してくれてありがとう!

ファビエルの霧矢大夢。大人の役も手堅くこなせるようになって、彼女もお兄さんになったなぁ~、と思います。好みで言えば、もう少しスマートでダンディであれば、申し分ないのですが(^_^;)。
銀橋での口説き文句は・・上手いと思いますが・・大分恥ずかしい(別に私が照れなくても良いのですが)。台詞はリアルで好きなんですけれどね~。宝塚ではあまり聞きたくないかも。
フラスキータの遠野あすかは、冒頭のタンゴシーンから美しく、もちろん芝居も自然で良かったです。カルロスとミルバのシーンよりも、フラスキータとの再会シーンの方がドキドキ感があったのは、私だけでしょうか?

フアンの彩吹真央は、お得意の坊ちゃんキャラで、良く似合っていますね。
トムの蘭寿とむ(って役名面白い・・^_^;)も自然ですし、トレーシーの華城季帆もキレイ。
ゴールドバーグの未沙のえるが芝居を引っ張っているのは明らかです。

以下、役が多いのですが、お気に入りキャラを厳選してピックアップ(^_^;)。
まず、エレナの鈴懸! ダンスはもちろん、あのすごい髪型と妖怪のような見た目(失礼な)がたまらなく好きです(^_^;)。
そしてギジェルモの矢吹翔。もぅ、彼女らし~い、うさん臭い恐キャラで・・最後にこの役が見られて嬉しい。
真丘奈央も二枚目あり、「やっちくり!」のおじいちゃんも可愛い。

ゴメスの夏美ようは芸術家らしく、その妻梨花ますみのマダムっぷりともども、かなりリアル。
翔つかさのお母さんも可笑しいですし、ドクターの未涼亜希に、秘かなお笑いの実力を見ました(^_^;)。


「TAKARAZUKA舞夢」は藤井先生。後半のサヨナラを意識した演出など「Cocktail」とかぶるイメージはあるものの、やはり上手く、退団者にたっぷり見せ場を作ってくれるのが、ずっと観てきた宝塚ファンには嬉しい。もう、個人的には先生に「サヨナラショー作家」の称号をあげたいです。

「Cocktail」でも感じた通り、幼い頃から宝塚をご覧になっていただけあって、若い先生ですが、レトロな作り方をして下さるんですよね。配役も幅広いですし。
春野、水、霧矢が女性談義をする場面なんて、昔の花組みたいでとってもレトロ。昔の花組って、私にとっては高汐巴、大浦みずき、朝香じゅんなんですけれど(^_^;)。
でもそれがかっこ良い。後の場面も含め、何度でも見たくなるおいしい場面です。
ここの矢吹&彩吹の「I GOTCHE」も必聴! シビレます。この曲好きですね~、藤井先生(^_^;)。

では、場面順に挙げたい部分のみ。

まず、ガイア(舞城のどか)とウラノス(桐生園加)。二人とも楽しみな若手ダンサーで、見た目も動きもキレイ。

アフロディテ(遠野あすか)とエロス(桜一花)として、ショーでも二人が活躍しているのが嬉しですし、舞城はナルキッソスの場面でも魅せてくれます。
他、鈴懸三由岐、花純風香。例の女性談義の場面で春野の相手役に抜擢されている花野じゅりあなど、花組娘役陣は多士済々で観ていて楽しい。
高翔みず希のリボン娘(?)もすっごくキレイ! この場面も役が多くてどこを観ようか困ってしまいます(^_^;)。

あと、良かったのはパンドラ。霧矢大夢のヒールさばき(?)がキレイですし、歌も良い。カツラも良く似合っていますね~。
霧矢に「背中をお貸しする」のが桐生で、横で「ちゅばっちゅばっ」と投げキッスをしつつ、「わ~」っと引き戻されるのが未涼なのもツボです(^_^;)。
ボーイズの小芝居があれだけ楽しいのは、振付なのか? 未涼と桐生がセンターのせいか? 気になるのですが、どうなんでしょうか?

場面ではトロイア戦争もかっこ良い。水 vs 霧矢のダンス、春野の歌、ともども力強い。
その後のYOSHIKI氏の歌は、聞こうと思うのですが、歌ううちにどんどんダンサーが増えていくので、つい気をとられて、聞き逃してしまうんですよね(^_^;)。
勿体ないですし、今の春野なら、フィナーレで大階段で一人で歌う、昔のショーで良くあったような演出も、十分アリなのではないかと思うのですが・・。
折角の良い声ですし、ゆっくり落ち着いて聞いてみたいです。

http://waiwai.ciao.jp/takarazuka/index.html


真美
  Date: 2004-09-07 (Tue)

遅くなりましたが新公見てきました。
私は、未涼さん・遠野さん・華城さんが上手だと
素直に思いました。
未涼さんの演技は本役さんと違った感じで
春野さんの演技を見慣れていた私には少しだけ違和感
ありましたが、次第に慣れていきました。
歌もダンスも演技も新公にしてはレベル高いなって
思ったんですけど、ちょっと堅いかなぁっとも・・・。
欲を言えば、あと一押し何かあったら
もっと完璧だったかなっと思いました。

遠野さんは、ふづきさんとは全く違う役作り。
とっても可愛らしい、素直な感じに仕上がっていて
とても微笑ましかった!台詞の言い方など可愛かったです。
歌も綺麗で、新公のレベルではなかったです。
ふづきさんとの役変わり公演って感じでした。
ただ、時々キーンと耳にきましたが
少しだけだったので、そんなに嫌な感じではなかったです。

華城さんは声がいいですね!!心地良くて癒されました。
もちろん歌も綺麗で。天使の季節では初ヒロインだった
からか音を外したりして、あんまり成功してなかった
感じでしたが今回は良い意味で舞台慣れしたのか
落ち着いていて、音も外すことなく綺麗に歌っていました。
髪型もショートが似合ってました。

あとは七星さんの歌が綺麗。声がちょっと華城さんと
似てませんか??
舞城さんのタンゴも流石です!
ただ・・・他のキャストはよくなかったような。
望月さん。声が高い。歌も声が高い。
音は外してはないんですが男役の声ではありませんでした。
見た目も可愛らしいし、せっかく2番手の役なのだから
もっと、しっかり!!と、思ってしまいました。
桐生さん。見た目は良い雰囲気を出していて
歌も、そこそこだったのですが、喉に詰まるような
台詞の言い方が気になりました。
聞いていてちょっと苦しかったです・・・。

彩音さんの歌声も今回初めてききました。
もっとレッスンに励んで、良い歌を聞ける日を
とりあえず楽しみにしておきます。見た目はとても
可愛い方なので、もったいない・・・。

望海さんも、天使の季節でも思ったのですが
下級生とは思えない落ち着きぶりですね~。
以前の蘭トム思い出しました。あの落ち着きぶり。
声も男役の声になっていて、周りが甲高い声を出してる
中、良い印象を受けました。
華もあるし頑張ってほしいです。

辛口もあったかもしれませんが観劇しながら
思ったことを素直に書いただけです^^;
レベルが高い方もいれば低い人もいて、
この差は何だろう?と思った公演でした・・・。

カレン
  Date: 2004-09-01 (Wed)

JIMMYさん皆さんこんばんは。
8月30日 花組 新人公演「LA Esperanza]
を観劇してきましたので、感想を少し。
花組の新公は、以前の「野風の笛」の時等は、感想を書く気持ちになれなかったのですが、 今回は、よかったです。

主役カルロス(本役 春野 寿美礼)の 末涼 亜希が、歌に芝居にタンゴにと、責任感あふれる充実した舞台をみせてくれました。 タンゴダンサーのフラキスキータ役の 
華城 季帆(本役 遠野 あすか)とのタンゴは、 華城が、身長があるので、ぴったりではありませんでしたが、
タンゴ体型にきたえた、ダンス巧者の 舞城 のどか との
タンゴは、レベルの高く良かったです。
歌は 音程がしっかりしているし、きばる歌い方ではなく、のびのびとしていて、歌詞もよくわかりました。
男役の見せ方を研究し努力しているのが、感じられました。今回で新公は卒業ですが、これからも花組の強い戦力になるでしょう。

相手役のミルバ役(本役 ふずき 美世) 遠野 あすかは、外部出演の経験もあるし、全体的に安定した演技でした。 歌も良く 末涼 とのハーモニーもきれいでした。
しかしセリフにふるえているようなくせがあり残念です。

今回いつも 通し役のついていた 華形 ひかる が、ダンサー や、 旅行者 など、脇に回っていましたが、やはり多くの男役のなかでもきれいなので、目に付きました。

ファビエル(本役 霧矢 大夢)の 桐生 園加 は、ひげを付けて年長の感じをだしていましたが、あまりひげが似合っていませんでした。 銀橋で、愛を語るようなキザな役なのですから、もっと若くかっこよくしてもよいのではないでしょうか。 演技やダンスはよかったです。

他に、画家夫婦の 貴 怜良 と 華桐 わかな が面白
かったです。

トム役(本役 蘭寿 とむ)の 望海 風斗がセリフがしっかりしていました。今まで全然しらなかったですが。

又ドクター役の 月央 和沙 が面白かったですし、コンテストの審査員の 夏空 李光 なども良い感じでした。

このように今まで気が付かなかった新人が、活躍するのは、良いものですね。

終わりに ダンスの花組なのですから、コンテスト場面での精鋭だと思われるタンゴダンサーが、あまり揃っていない所もありもっとレベルアップしてほしいです。   

ルナ田
  Date: 2004-08-17 (Tue)

 15日2公演、16日1公演観劇してきました。
 初日開けて、まだ3日目なので、慣れてはいないでしょうが、それなりに楽しんできました。 
 芝居は、正塚先生。1公演を見た後は「う~ん、微妙」。なんとも感想が言いにくいのです。全体的にはそう悪くはないのでしょうが、感動的ではないし、盛り上がりにもかける・・配役はいいけど、深みがないかも・・。それでも3公演見たので、なんとか書いてみます。
 おささん(春野)のカルロス。1番印象に残っているのは、代理で出たコンテストのタンゴです。ダンスは上手い方じゃないとおもうのですが、ここのタンゴは、実にかっこよく決めてました。というか、他のタンゴの時よりも振り付けが見栄えがするのだと思います。他のタンゴの振り、単調なんですよねえ、同じ振りばかりだし。一緒に踊っているのがダンスの名手、鈴懸さんなのでそれもあると思いますが。
 カルロスの役もなんか呑気で、深刻な事態なのにあまり深刻さを感じさせないのです。まあこれは、どの役の人もそうなのですが。
 歌はさすがに上手いです。が、なんだか上手すぎて、味気ない・・。上滑りに聞こえてしまうんです。最近のおささんの歌。芝居もショーも歌い詰めで・・おささんのコンサートみたいでした。それでも、YOSHIKIの曲はさすがにこれはおささんだから歌えるのねとは思います。衣装も鬘もいまいちですが。
 ふうちゃん(ふづき)の芝居は似合っている役で声もそうきんきんしていなくてよかったです。ただ、初めの登場の衣装は・・画家志望の娘のセンスじゃないなあと思います。歌が多く、おささんとの歌もかなりあって、それなりに歌ってはいました。ショーは、気の毒としか言えない・・。出番も少ないし、おちゃらけた歌だし、これでいいの?です。
 水君のベニート。友達の役ですが、あまりにも盛り上がりがない役で、本当にそばにいて、励ます友達。ライバルといいながら、ライバル心はあまり見られない。桜一花ちゃんとのカップルは似合っていて、タンゴもかっこよくきりっと踊るので文句なしです。でも、初めからカップルで順調だし、途中結婚するのも当たり前だし、で、当人のドラマ自体は描かれていない・・。せめてコンクールの優勝シーンが欲しかった・・・。(水ファンのつぶやき)でも、代理のコンクールで、大事なことを言ったり、キッチンのシーンにもいて、ちょっと重要な役に見せかてはいますが・・。はっきり言って、特出の2番手用の役とは思えない。正塚先生!って叫びたい感じです。
 ショーは、ハデスの鬘がいまいち気に入らないけど、後はよかったです。ナルキッソスの場面も美青年の妖しさが濃くなりすぎないであるし、黒タキシードは、ホストぶりがかっこいい!し、歌があまりにも少ないのでそれはちょっと・・ですが、ダンスを踊りまくっているので、見所はあると思います。
 きりやん(霧矢)のファビエル役は、おいしいかも。渋いおじ様だけど、あすかちゃんフラスキータをずっと思っていて、銀橋での告白シーンがかっこいいし、包容力がある役だし。出番は水君よりも少ないけど、インパクトはある役ですね。きりやんもなかなか味があっていいですし。ショーは、パンドラの女役が似合っていてかっこいいです。スーツなので、女性らしい感じではないですが、それがよけいに合っていると思います。
 芝居では、ゆみこちゃんのファン役が、出番は少ないけどいい役だと思いますね。18歳らしいですが、若若しく頑張ってました。
ナレーターみたいな、未沙さん、蘭とむくん、季帆ちゃんの役はいるのかな?却ってわかりにくくしている気がします。無理やりとってつけたような役で・・。気の毒。
 全体に芝居は、コメディっぽく、ときどきシリアスにもなる、まあそれなりに楽しめる作品です。が、水君が出ていなかったら通いはしないです。
 ショーは、おちゃらけた場面が好きではないです。残りはとてもいいのに。とにかくおささんの同じような歌、衣装が多すぎ・・。
まあ、黒タキシードの場面が一番好きですね。
 暑い中でのコスチュームなので、皆さん、体に気をつけて頑張ってほしいです。
 

JIMMY
  Date: 2004-05-08 (Sat)

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