花のいそぎ
星組 宝塚バウホール7/22~8/2・日本青年館8/7~12
| ■ YUKIMARU |
| Date: 2004-08-11 (Wed) |
ラインナップが発表されたとき、
「花のいそぎ」という作品が、
小野篁が主役と聞いて、少し驚きました。
というのは、解散直前のOSK歌劇団の、
「新・闇の貴公子」のお芝居の中で、
小野篁は、小野小町と共に、安倍晴明と敵対するキャラ、
都に呪いをかけて百年も人々を苦しめる役柄の人として、
強烈な印象があったからです。
妖術を操り、陰陽師に魂を鎮められるような人が、宝塚の主役。
ちょっと、普通では取り上げにくい人物です。
しかも、学園モノ???
百人一首に句が残されていて、
遣唐使としても選ばれた
(実際は参加しなかったので隠岐に流された)、
なかなか才人であったようですが、
閻魔大王の隣に座して、
瀕死の、藤原良相や、藤原高藤を甦らせた、
という逸話が残っているし、
京都の六道珍皇寺や、清涼寺横の薬師寺境内の井戸は、
篁が閻魔庁から出入りしたという謂れが残されていますから、
どんなお話になるか、摩訶不思議な感じがしました。
もっとも、宝塚では、
「大江山花伝」、
「エリザベート」、
「薔薇の封印」等、
人間が主人公ではない作品を、何回か公演しているので、
閻魔界に通じる人が主役の公演もありかな?とは思いましたが。
7月25・27日にバウホール公演を、3回みました。
出演者全員に、名前のついた配役と、せりふ、歌があること、
専科のお二人(萬あきら、一樹千尋)の父親像、
対する勧学院、文章院の書生たちの若さ、
フィナーレの総踊りの美しさ、
日本の美しいものへのこだわり(楽器・セットなど)
いろんな点で、神経の行き届いた、
出演者の熱気が感じられる舞台で、
お芝居を見て、
物語の叙情性に心が動いたことで、
大好きな作品となりました。
真飛聖を初めて意識したのは、大野拓史のデビュー作、
バウ公演の「エピファニー」。
着流しの、晒しの腹巻のなかに、包丁を隠し持つ、
元はやくざな、流れ者。
情にもろくて、女に惚れられる、喧嘩早いおにいさん。
啖呵切っている姿が、気風がよくて、
下級生なのに、すごい!と、思ったのでした。
今回の、「花のいそぎ」で、真飛が演じる、小野篁は、
寂しい生い立ちを持ち、
優れた能力があるゆえに、宿命を背負って生きている若者です。
幕開きの、真飛の篁。
人に対する接し方を、うまく表せない篁の緊張感が、
紺色の、文章生の衣装を、きりりと見せて、
これから始まる何かを、感じさせます。
内にこもる情念のようなものを出す、
難しいお芝居だったと思うのですが、
篁の、人と距離を置こうとしていた姿勢が、
文章院の若者たちの、屈託のない姿や、
まっすぐに気持ちを表現できる三の君に出会うことで、
少しずつほぐれていき、
勧学院との勢力争いがきっかけで、
追い込まれて、胸に閉じ込めていた愛しい人への思いを告白し、
恋敵とも、自らの宿命とも、命をかけて戦う、
篁の変わっていく思いや様子が、よく伝わってきました。
篁の宿命は、悲劇をもたらすけれども、
普通の貴族の息子と同じように、友達と語り、恋をした思い出は、
篁の心にいつまでも消えることはない。
そして、その思い出を、さらに切ないものへと、封印して、
はらはらと散る桜が、あの春と同じように、舞落ちて。
真飛は、下級生の頃の、勢いで演じることから、
お話の流れにそって、抑制したり、発散したりしながら、
芝居の芯になって、舞台を作っていく、
そんな成長を感じさせました。
受身ながら、情熱の迸るような、
それでいて、遡って、
静かに、それを眺められるような、
知的で、感受性のある、篁という若者が、そこにいた感じがします。
控えめな篁に、積極的に声をかけて、
親分肌の、藤原常嗣(柚希礼音)。
藤原一族であるのに、藤原氏が設立した勧学院に入学せず、
琴を嗜み、才に長けたひとのようです。
柚希は持ち前の明るさと華で、
押し殺したような、真飛の篁とは対照的な、
開放的な常嗣を見せてくれます。
のびのびと育ったお坊ちゃんのように見えて、
実は、藤原一族であるがゆえに持つ、悩みと、悲しみと、
藤原一族の恩恵を容認したくない意志を持っています。
常嗣は、篁といる時だけは、自分のそんな思いを、語ります。
篁なら、わかってもらえるだろうと。
藤原氏ゆえの屈折した立場を、琴を弾きながら、語るくだりでは、
気負わず、自然な感じで、陰ある常嗣のもう一つの一面を、見せてくれます。
(「俺は、こう見えても繊細なんだ…」というせりふは、蛇足に感じてしまいましたが。)
また、猫かぶりの振りが、ユーモアに満ちていて、
文章院の学生たちの、屈託のなさを、うまく引き出していきます。
清原夏野(萬あきら)の娘、三の君の、琴まりえ。
華やかさはありませんが、素直でかわいらしい、姫君でした。
せりふが、一本調子なのですが、
日を追うごとに、気持ちが表せていったと思います。
歌のなかに、篁を思う気持ちが出ていて、健気でいじらしい感じがしました。
CSの座談会で、藤原良房役の峯恵斗が、
「ういういしいね」とその印象を語っていましたが、
本当に、初々しくて、
少女の気持ちのままの、三の君だったと思います。
こんなに、かわいい三の君だから、
篁が、惹かれていったのだし、
良房が憤慨したのでしょう。
そして、自分の能力を出さないことに気を配って生きていた篁の、
生き方さえも変えてしまったのでしょう。
三の君の、姿を思うにつけ、
篁は今後も、若き日の恋を胸を締め付けるような思いで、
抱きつづけて生きていくのではないか、そんなふうに思いました。
最後の場面では、三の君の琴まりえは、
もう少し篁との思い出の余韻を感じさせて欲しかったのですが、
力を抜いて、演じることもできるような、
娘役をめざしてほしいです。
藤原良房の嶺恵斗。
若き日の良房は、こんなふうだったのかと、彷彿とさせます。
権勢を振るう藤原家の御曹司として、育てられた、自負。
勧学院の首席。
華やかな風貌と、貴族らしい気品があります。
ともすれば、嫌味にさえ見えてしまうのに、
その驕慢な、自信家ぶりが、似合っているというか。
藤原の後継者であるからこそ、
与えられた課題や役割を、こなしてきた。
できないことは何ひとつない、という自信や、野望が、
篁が絡んでくることで、面白くない展開を見せた時、
「小野の者には手を出すな!」と言った父冬継(一樹千尋)の忠告を無視して、
「俺ならうまくやって見せるさ!」と、心密かに企てるのは、当然のことでしょう。
それが、うまく行かなかった時、
自分の無力さに打ちひしがれる姿は、とても哀れで、
父に手を取られて、袖に引いていく姿は、幼い子供のように甘えて見えました。
スタイルが良くて、お芝居の見せ方をよく知っていて、
間の取り方が上手くて、
嶺恵斗の活躍する舞台を期待していたので、
ソロもある、この三番手の敵役は、思った通りに魅力的で、
わくわくさせてくれました。
清原夏野の萬あきら。
政治に関わる人間の野望・権力を支える人。
貴族としての社交術や気品や貫禄を感じさせ、
娘を持つ父の気持ち、
それさえも失うことをいとわない自分の役割に対する厳しさ。
理知的で、分別のある、それだけの地位を保つために、どれだけの代償を払ったのでしょう。
日本物の所作の美しさや、立ち居振舞いの存在感がありました。
藤原冬嗣の一樹千尋。
権勢をほしいままにしながらも、政敵を排除してきた生き方の理不尽さも承知しつつ。
忠告にもかかわらず、息子が招いた事の顛末に、
自ら幕を引き、うなだれる息子に手を差し伸べ、引き取っていく。
息子を見守る親父がそこにいて、
その優しさが、打ちひしがれた息子を包み込んでいく。
血気盛んな若者と対峙する、世の中のいろんな経験を積んだ大人の分別。
悲哀を感じさせる役柄は得意な人ですが、
親子の絆を感じさせる役を見たのは初めてのような気がしました。
老いを控えて、まだこれから後継を育てる、
いつかは、その後継者に、労ってもらうのでしょうか。
稗田鈿女の彩愛ひかる。
「巌流」のときは、娼館の女将で、色っぽかったですが、
今回は、巫女の、妖しげな雰囲気がよく出ていて、
日本物のお衣装を着ると、妖艶な感じがして、
一族を引っ張っていく気負いもあり、印象に残りました。
清姫の南海まり。
「イーハトーヴ」の賢治の東京での下宿先の女中さん、
「1914/愛」新公のオルガ、
思い切りの良い演技の、変な人、
「ヴィンターガルテン」のカテリーナのような、控えめな女性。
どれも、南海まりの、演じた役ですが、
もっと違った南海まりを見たいと思っていました。
清姫は、高貴な身分のお姫様の、
育ちのよさと、美しさを持った人。
学生たちの憧れの的であり、
そんな学生たちを暖かく見ているような、
やがて良房に嫁すことを約束された自分の運命を静かに受け入れるような
聡明で、魅力的な人に見えました。
姿勢のよさ、少ない言葉のなかに気持ちの余韻があって、
時折見せる笑顔が、かわいく見えました。
清原俊蔭の稟華せら。
みずらの髪型がよく似合っていて、少年らしい茶目気もあり、
篁を、姉を、慕っている気持ちがよく出ていました。
最後、遣唐使に決まって、勧学院の紺色の衣装がとてもよく似合っていました。
きれいな人で、
「1914/愛」新公でのカンカンのダンスは、本役さんのダイナミックさとは違っていましたが、
上手だったし、これからの人という印象があったので、この公演での退団は残念です。
稗田三尸の夢乃聖夏。
暗い顔をして目立ちすぎる、という篁の言葉の通り、にこりともしない使命感のある見張り役の存在感がありました。
稗田呼子の真白ふあり。
いつも篁を監視している、控えめそうで、実は、冷徹な、
「そんな自分の存在をよしとするの?」と俊蔭に問い掛けられて、
少し動揺したような、諦めたような、表情が、
妖術を操る家に生まれた定めを感じさせました。
学生たち
銀河亜未。
その場の雰囲気とずれた、少しとぼけたキャラですが、
可愛げがありました。
祐穂さとる。
一番年長な感じがして、やはり落ち着いて見えました。
彩海早矢。
明るくて、友達思いの、という設定ですが、
力が入りすぎていて、少し不自然な感じがしました。
妃咲せあら。
少年時代の篁はとてもあどけなくて、
可愛かったです。
篁と三の君の道行きで、
花の下に腰掛けたふたりが、話している時、
「もし、私の命がなくなったとしても…」と言いかけた三の君の唇に掌をかざして、
黙って横に首を振る篁。
日本物の所作だからできる、こんなラブシーンもあるのだと、
見惚れてしまいました。
フィナーレの全員での、総踊りも、とても華やかで美しく、
時折なる鼓の音が、心地よく聞こえました。
| ■ JIMMY |
| Date: 2004-08-05 (Thu) |
星組バウホール公演「花のいそぎ」、7/25&8/1の3公演を観てきました!
平安初期の時代の若者たちが描く日本物。これから各生徒評の中で書くような疑問点はありますが、全体には若々しく上品で、宝塚らしい良さが感じられる舞台でした。
小野篁の真飛聖。幕開け登場した時の姿がとてもキレイ。
己が持つ人外の力を隠す為、自分を押さえている若者。耐える切なさは、この物語中、大野先生が一番観客に見せたかったものかな? と思います。
しかし、この物語にハマれなかった一番の原因だと思うのですが、観れば観る程、なぜ目立つ事のできない一族のものを京へ上らせて、学ばせようとしたのか、というのが引っかかりました。
「いざという時帝を守るため」だったとして、だったらもともと目指すように勧められていた遣唐使になったら陸奥の国にいるよりももっと、帝を守れなくなるでは? また、そんな若者を清原夏野(萬あきら)の家へ家庭教師として送れば、家の娘(琴まりえ)と出会う事だって当然ありえるでしょう?
それを華やかな京へ上げておいて、美しい姫のいる家へ近づけておいて、「誰とも関わるな、目立つな、勉学に励め、ただしやりすぎて一番にはなるな。」というのは都合が良すぎるように思えて仕方ありませんでした。
だから、何か主人公の苦悩振りも絵空事に思えて、観ていておとぎ話の一線を越えるものはなかったです。
熱演&つっぱしり感が良くも悪くも特徴の真飛も、今までにない静かな話し方や物腰で、今回は明らかに「押さえる演技」を意識していると感じます。しかしちょっぴり舌足らずなハスキー声で本当に訥々と語るに止まってしまい、中に押さえ込まれた鬱憤が強く感じられないのが残念でした。
三の君の琴まりえ。これも十分及第点で良く演じていたと思いますが、ヒロインとしての魅力はイマイチ。篁がそれほど三の君に惹かれていたのかの説得力が感じられませんでした。全体的には「花の業平」の頃よりは随分上手くなったと思いますが。
何かもっとスタイルの良さを生かした、キビキビとした動きを見せられる役で抜擢されれば良いのにな・・と思います。
ラストも納得いかないです。あの通りの演技が演出家の指示だったのかもしれませんし、控えめな所が大野作品の良さかもしれないですが、記憶をなくしたとしても、もっと引っかかりを残して欲しかったです。
常嗣の柚希礼音。琴を弾きながら昔の恋愛を語る場面は直情的な思いが良く伝わり、藤原の家への反発と、思いを貫いた篁への羨ましさが、共感しやすかったような気がします。ただ、それ程のエピソードが語られてしまった為に、「潔姫(南海まり)さま~」っていうのが、どうも真に迫らなくなってしまったのが惜しい(^_^;)。
全体には学友としての親しみやすさもあり、二番手として頼もしく、良かったと思います。
良房の嶺恵斗。伝説の(?)「エピファニー」の岡田君を作った大野先生なので、少し期待してチケット3枚取ってしまったのですが(^_^;)、思った以上の良い役で嬉しかったです。
役柄としては、絵に書いたような「イヤ~なお坊ちゃん」で、育ちの良さそうな上品な雰囲気が、役に良く合っていたと思います。私の観た限りでは、良い役ではありましたが、今までの嶺の引き出しにあるキャラクターだな、と思いました。
ラストは後の太政大臣だと思えば、あまりにも情けない(^_^;)と思うのですが、「あの藤原良房も、若い頃はこんな感じだったかも?」という想像もアリな気はします。何にしてもあの場面で、それまでの二枚目振りをあそこまで崩してしまうのが、スターになりきれない嶺の嶺たる所以というか(笑)。でも「芝居好きなんだな」という気はしました。
フィナーレや二幕最初の青海波の場面はとても立派で美しかったです。
潔姫の南海まり。出番は少なかったですが、「あこがれのお姫様」にピッタリの気品と佇まいが、顔立ちと姿勢の良さに現れていて良かったです。ラストの十二単(・・だったかな?)の姿と芝居が良く、余韻の残る好きな場面になりました。
観る前から後の良房の北の方だと調べがついていた(^_^;)ので、その事を言ってくれるのなら、良房との2ショットを見せて欲しかったです~。二人とも本当に美しかったので・・(潔姫様は内心イヤイヤかもしれないけれど)。
初見からの一週間で一番変わったと思ったのが文章院の学生たち。段取りじみて空回りしていた台詞のやりとりが、随分息が合って楽しくなっていました。中では控えめにしていても上手さ抜群の祐穂さとる(個人的には一番猫を被っていたのは彼女だと思います^_^;)、キャラクターが分かりやすかった銀河亜未が良かったかな。
出演者が少ないとは言え、専科の萬あきら、一樹千尋はじめおそらく全員(男役だけ全員かも?)一瞬でもソロがあったのにはビックリ。中では涼乃かつき、真白ふあり、彩愛ひかるの娘役陣がなかなか。
退団の凜華せらが美しく、演技も思いの外しっかりしていたのは、最近の新公を観ていなかった私には新たな発見。ラストの文章院の制服姿もはっとさせるインパクトがありました。もう少しがんばっていて欲しかったです。
そう、文章院の濃い青、勧学院のエンジの制服(?)姿は、男役たちの化粧の美しさもあって今回のお気に入りでした。見た事がない気がするのですが、新調だったのでしょうか? このシチュエーションを見ると、「平安時代の学園モノも悪くないな」と思いましたよ。
ただ、道行き? 逃走? の場面の真飛の衣装は豪華過ぎ。これも宝塚の主演者らしく新調してもらったのかな? と思いましたが、若さと学生らしさが台無しです。
あの青の制服で逃げて欲しかった~! 衣装がかなり重要なポイントだと思う私なので(^_^;)、それがとても残念で気になってしまいました。
| ■ ルナ田 |
| Date: 2004-07-26 (Mon) |
星バウ「花のいそぎ」見てきました。24日2時半と25日11時公演です。
まず、この2公演で決定的な違いを発見!2幕の最初が違っていたのです。24日は男役4人の踊りから始まって、今日は、娘役5人の歌と踊りから始まりました。今日見て??なぜ?昨日はなかったのにどうして今日はあるの?って感じです。娘の話では今日の2時半もちゃんと娘役の歌があったそうです。う~ん、昨日はなぜなかったのか?疑問。気のせいだろうって?娘も私もある機械君も聞いてない~のですから、確実なのです。初日開けてまだ間がないのでこういうこともあるのかな?疑問です。
前置きが長くなりました。この公演、大好きですね。1幕は淡々と進むので長く感じますが、2幕は急展開!もうまとぶんとことことの恋愛がかわいそうで切なくて・・涙が出てしまいます。2回とも泣いてしまいました。
たった23人の公演。専科の萬さん、一樹さんが渋い味を出して引き締めてくれます。萬さん、本当に渋くて素敵!二人とも権力者なんだけど、悪い役ではないんです。そこがいいかな。
主役のまとぶん、何よりも綺麗、歌も感情がこもっていていい。芝居も切なくて・・自分の生まれへの悩み、ことことへの想い。二枚目の役ですが、悩み苦しむ様が実に似合っていてよかったです。
ヒロインの琴まりえ。その時代にしては、ちょっと気の強いお嬢様。かつらも衣装もよく似合っていて、綺麗でした。小柄なのが余計にいいですね。声も綺麗で、ちゃんと歌えていました。業平の伊勢神宮の巫女の役ぐらいしか、思い浮かばないくらいなんですが、芝居が上手くなったんでしょうね。可愛かったです。いじらしくて、たかむら(漢字が出ない~)じゃなくても約束を守りたくなります。
レオン君は、同級生の役だけど、ちょっと過去があって、訳ありの人。明るく元気だけど、悩みも持っている・・レオンくんにはぴったりの役です。バウでそろそろもっと落ち着いた役も見たいかな・・、と思います。
南海まりちゃんは、天皇の娘、綺麗でした。歌も上手ですが、お姫様にしては声がちょっと高めかな。いい役ですが、自分の思いを出すことが少ない役なので、物足りない感じもします。
男役で、3番手は、嶺恵斗さん、(おかっちと呼ばれている人?)まとぶんを敵対し、ことこともみなみちゃんも嫁にもらおうという不届きなやつです。まあ、昔はありなんだろうけど。良家のお坊ちゃんで父の言うことを聞けずに、最後は悪いことをしでかします・・。ちょっと小心者そうな風貌・せりふまわしとこの役とが実に合っていて、おまえ、いい加減にしろよ~と言いたくなる役ですね。ちょっと線が細いかなと思いますが、家を自慢し、まとぶんたちを馬鹿にするけど、礼儀正しい~いやみな奴を好演してます。
一人一人書きたいぐらい、全員にソロもたぶんあって、なかなか面白い役ばかりです。この人の歌ははじめて聞いたと思うような下級生とか・・。特に同級生仲間はちゃんと性格がわかるように作っています。2回見て区別がつくようになりました。
稗田一家の3人が結構おいしい役かも。出番も多いし、存在感もあるし。不気味な感じを良く出してます。夢乃、彩愛、真白の3人です。
2部は本当に切なくてじ~んときます。こういう主役二人がラブラブなのって好きです。最後は本当に切なくて可哀想だけど・・えっつ?やはりそうなの?という最後なのでお楽しみに。
まとぶんやことことの歌う主題歌もいいです。城先生の曲すばらしい~。
何回でも見たくなる公演でした。
| ■ JIMMY |
| Date: 2004-05-08 (Sat) |
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