黄金のファラオ/美麗猫
星組/宝塚大劇場5/19~6/26・東京1000days劇場8/19~9/17・全国ツアー10/20~11/12
■ すじ |
Date: 2000-11-09 (Thu) |
昨日で全国ツアーMY楽を迎えました。今度の日曜でツアーも終わってしまいますね。私…今回…8回観てしまいました…。相模大野1回、市川4回を3連休で観た後腑抜けの状態で月曜日を過ごし、気がついたら、火曜日会社を忌引きで早退して大宮に行ってました…(絶対つきたくないウソだったのに…!!)。水曜はもともと有休取ってあったんですけど…それでも足りなかったらしい…(涙)。
万年金欠病の私にここまでさせた鳴海さん…(in☆組)!東京方面10公演中8回観れた私…悔いはないです!でもまだ何度でも観たいと思える…それくらい大好きな作品でした♪
鳴海さんはもちろんのこと、今回はのるさん、ゆりちゃん、ぶんちゃんにはメロメロにさせていただきました。のるさんとゆりちゃんのトップコンビの醸し出すあったかい空気と、ぶんちゃんの舞台に対する真剣な姿勢。(これは下級生に見習ってもらいたい!もちろん鳴海さんにもです♪)
かよこちゃんの美しさは本当に絶品!そして惚れました(笑)。王子様です。国際礼拝堂の神父さん。横取りしちゃういけない人?なのに、やつかちゃんと階段を駆けのぼる姿はホントに白いイメージの王子様でした。
そして今回、ホントに泣かせていただいたのがやつかちゃんのエルディアです!(もー、ここまで泣かされるとは思わなかったよ…!!!)今まで名前さえ知らない娘役さんでした。(今回の公演の勉強をするためにビデオを見るまで知らなかったんですよ~)なのに、なのに…!!ぶんちゃんセイタハトが殺されちゃうところで、柱の陰でただ見てるだけしか出来ないやつかちゃんエルディア。悔しさと怒りと悲しさともどかしさが伝わってきて…こみあげてきちゃうんですよ…エルディラを見てると涙が~ダーーーーーっと…。ふりきるようにしてネブヘルに切りかかって逆にやられちゃって…またのるさんセティに抱きとめられて守られるようにして死んでゆく…(おかげで8回も見ておきながら1度もその場面で舞台を横切るらしい鳴海さんを見れなかった…っていうか知らなかった…!!爆)。
やつかちゃんのエルディラのおかげで泣かされまくった私なのでした…。
そして高宮千夏ちゃんと花城アリアちゃん!すばらしい~!!アリアちゃんは歌えるしかわゆいのでいつかエトワールとかやって欲しいです!(希望…)高宮千夏ちゃんは歌も上手いし芝居心もあるので、芝居のカゲソロ向きかな?星組は娘役が結構充実してますね♪南海マリちゃんもカワイイ!
そして私はやっぱり鳴海さんが一番大好きなんです♪なにしろ、今回ほとんど出ずっぱりでして、ショーは鳴海さんとのるさんとぶんちゃんとゆりちゃんとかよこさん以外ほとんど見てない(というか見れない…)んですよ。人気のつばっきーもエムサとアヌビスSくらいしか見れなくて…。
星組でデビューに復帰公演、初ツアー(笑)ときたらね…そりゃ気張って8回も見ちゃいますわ♪
ブラックキャットは、代役でしたけれど頑張ってましたね。本公演ではおとちゃんの役!という名ダンサーの役でしたけれども、ぶんちゃんとも息があってて(ファンの欲目抜きにしても)、すごく良かったんじゃないかな?なんて…(謙遜してみたりして…笑)。元々ネコ目の人なので(笑)ネコっぽくてよかった(笑)。絶対あれは地が入ってると思う…(爆)。ゆりちゃんに抱きつくときの顔が甘えてるネコそのものー!って感じで超可愛かったです…メロメロ~。それからワイルドキャット~戦士のところ。顔をくちゃくちゃにして退場するんですけど、その顔がね~…「なんて表情するの~!!!」ってくらいで…毎回胸がぎゅぅーーーーーって締め付けられてましたよ…。(そして汗が飛び散るんですわ…マジで…光ってキラキラ輝いて、宝石みたいでした。うきゃっ♪)
それから…やっぱり激唱猫ですかね~?ねったんさんのは聴いたことないんですよ(スミマセン)。朗々と歌いあげるのがたまらん!!!!また色気たっぷりなんです…ちょっと歌を聴いただけで鼻血でそうになる私…(爆)。ひきつづき(間にすずみんwithロケットが入りますが…この時のやつかちゃんにメロメロです~!!)狂想猫…出血多量で死んでしまう~!!!
もしも、名古屋方面の方がいらっしゃったら是非是非観に行って上げてください…ていうか、名作です…!鳴海さんが出てなくてもすごーーーーく好きな作品!!(ビデオでも観まくってるのに、泣きまくってるファラオ…)願わくばあと10回くらい観た~い!
お粗末さまでした。
■ すじ |
Date: 2000-11-03 (Fri) |
全国ツアー相模大野公演、観て参りました♪
自分的に客観的に見てしまったな~とちょっと後悔(笑)。←だってやっぱりファンモード全開で見たかったかナ~?なんて。大劇場版はビデオで何度も繰り返し見てるのですが、ナマ観劇は初めてです。
のるさん、ゆりちゃん、ぶんちゃんについてはもう…言うことないかな?3人の個性を活かすことに成功してる作品だと思ってるので。
やっぱりポイント的には役替りメンバーですよね。
かよこちゃんのアハメス。きれいだし、すごく優しげ(そしてはかなげなのです…♪)。白いイメージがかよこちゃんに合ってます。でも印象が少し弱いかな?でもそれって役自体のイメージであってかよこちゃんの押し出しが弱いとかそういうことではないのだと思うんですよ。歌も優しく語りかけるように歌うのですが、温かい空気がそこにゆったりと流れている感じがしました。
つばっきーのエムサ。かっこいいです。声も低いんですよ~(ただしたまに聞き取りにくくなるのが惜しいんですけど)。かよこちゃん、まとぶんが暖色系ならつばっきーは寒色系?のイメージとでもいいましょうか…。
やつかちゃんのエルディラ。ホントに失礼なんですけど、この子がこういう可憐な役が出来るのかな?って思っていたんです。(大劇場のティアがあまりにもはまりすぎてて…)見てビックリするくらい、可憐過ぎて…。やつかちゃん上手すぎです。役によって存在感の大きささえ変えられるような、そんな印象を受けました。この若さでこの実力…じゅんべさんのようになっていただきたい、そんな娘役さんです。
そして、そして…なるみんのシャヌーン。ホントにホントにあなたって人は…(涙)!!出番はほんとにあっという間に終わっちゃいます。下手したら「祭りの男」の方が扱い的に良いかもしれない(音は録音だったけど…)。でも、なるみんのシャヌーンが去った後に余韻が残ったんです。こんな小さな役…って思うかもしれないですけど、あのほんの一瞬の出番に、なるみんのシャヌーンは「確かにそこにいた痕跡」を残して去って行きました。まるで強い風が舞台に吹いたかのように。
あぁ、ここまで熱く語れるって、すごく嬉しいです(笑)。
私は鳴海ちゃんが大好きです♪(今日は芝居の感想のみ!)
明日は市川に行ってきま~す。
■ ベール |
Date: 2000-10-31 (Tue) |
星組全国ツアー福山公演に行って来ました。
結局、大劇場・1000days・全国と全ての公演を見てしまった私って…
初めて観劇したときにも書いたのですが、私はこの「ファラオ/美麗猫」が
すっごく気に入ってしまったんですよね。散々色んな作品に文句言っておきながら、
どうしてこの「ファラオ」をここまで気に入っているのか?
私的には、適材適所・見せ場の多さ・物語の後味の良さというのが主な要因。
歌える人に歌わし(ヌビアの歌手や神子たち)、役の小さなかよちゃんには他の見せ場を
という作品作りが嬉しかったし(私はかよちゃんファンですし…)、下級生好きの私にとっては、
ティアや祭りの場面で芯を取ったやつかちゃん(陽色)や、神子S抜擢のひめかちゃん(千琴)、
パキという大役を与えられたみらんちゃん(大真)なども新たな発見。(これは大劇場版)
そして、かなりツボなラストシーン。結構お涙頂戴の主役2人のやり取りの後、
パターン的にはヒロインが自害してしまうかな?と思ったラストの(私的には)どんでん返し。
毅然とした優里ちゃんの芝居が、この物語をすごく後味の良いものにしてくれました。
その後の「アヌビスの門」でも、音ちゃんのソロ+男役の群舞シーンはファンにとっては、
やっぱり嬉しいものだと思うし、最後まで見る楽しみがあったのも良かった。
そういう細かい部分なんですが、私の感性と合っていたってことなんですよね、きっと。
ショーは、とりあえず楽しい!退屈な場面がないし、あの単純明快な主題歌。
私には何度でも見たいと思わせてくれるショーなんです。
本題に戻って、福山公演。
役替わりメンバー中心に、印象に残った人について。
まずは、今回の一番のヒット(と勝手に思ってる)のゆうかちゃん(椿)。
「ファラオ」では、音ちゃんが演じてたエムサでした。
音ちゃんのエムサは、荒々しく力強い人物だったのに対して、ゆうかちゃんのエムサは冷酷。
鋭い目つきが印象的で、綺麗な顔が余計に冷たさを醸し出す雰囲気で、
思った以上に声が低く、一言一言にぞっとするような怖さがあるんですよね。
立ち回りもすごかった。あの長い武器を綺麗に扱っていたのはかなり感動。
「花恋」もですが、星組さんの立ち回りは、ホント綺麗です。
ラストのアヌビスSは、足の上げ方はイマイチだったけど、
ピルエットはきちんと綺麗に回れていて、踊りもできることを発見。
「美麗猫」は、主になるみん(鳴海)・かよちゃんと3人の場面が多かったのですが、
芝居では見られなかった笑顔が印象的。
ジターノやフィナーレでは歌も披露していましたが、これがまた上手い!
新公の時も結構歌えるかな?と思ってましたが、安定してきたように感じました。
かよちゃんは、さえちゃん(彩輝)のアハメス。
穏やかなかよちゃんにこの役は似合うんじゃないかと思っていたのですが、
何だかインパクトに欠けてしまったような気がします。
歌もさえちゃんより聞き易い声をしているとは思うんですが(でも、さえちゃんの
声って好きなんですよ)、思ったほど神子たちとのデュエットが綺麗でなかったのは残念。
(コーラスとソロのマイクバランスも悪かったとは思うんですが)
そして、改めてこの役ってさえちゃんのために書かれた役だったんだな~とも…
また、彩輝&音羽いう2人に対して、朝澄&椿という2人はカラーが似てしまった点も、
いまいちだったのかな~?
ショーは、ダンス・歌ともに成長したな~と思いました。
久々に聞いたフィナーレのエトワールは、以前よりも声量が増したようで嬉しかった。
ただ、国際礼拝堂でのリフトはかなり苦しそうで、頑張れ~!と思ってしまった…(^^;
エリカちゃん(美椰)をリフトする時はすごく綺麗だったのに、息の合う合わないって、
大事なんだなと実感。(美椰・陽色では、そんな体格的に変わりはないようだから)
でもね、とりあえずもうちょっと太ろうよ~(笑)
今回から星組生になったなるみん。
お芝居では、かよちゃんのシャヌーンと祭りの男。シャヌーンは一場面ですが、
荒々しさが強調された骨太な感じで、自害するところもなかなか迫力があって良かった。
祭りの男は、ひたすら笑顔が可愛い。なんて嬉しそうに笑うんでしょうね~
しかし、歌は上手かったけど、背が小さくてちょっと周囲に埋没してしまった気も…
ショーは、久城さん休演によって、その代役の大部分を担うこととなったので、
びっくりするくらい活躍の場が広がって、観ている側もかなりびっくり。
特に、ブラックキャットはぶんちゃんと優里ちゃんと3人で踊るという、
すっごい場面だったんですが、持ち前の明るさと手堅い実力で危なげなく見れました。
ただ、朝澄・椿と並ぶとやはり小さいのと、群舞が揃う星組のダンスに
まだとけ込めてないようで、少々違和感もあるんですよね。それがこれからの課題かな?
しかし、瞳子ちゃんのファンの私は、瞳子ちゃんもこれくらい小さく感じてしまうかな~と
ちょっと不安にも陥ってしまいました…(ごめんね、なるみん)
そして、私の中の小ブレイクやつかちゃん。
お芝居は、みこちゃん(妃里)・そんちゃん(秋園)のエルディア。
新公のもこの役をやっていたやつかちゃんですが、確実に成長してるように思いました。
3人の中では一番けなげさ・素直さ・可愛らしさが出ていて、
無理にブリッコした演技でないのが好感度大でした。
まあこの役ってこれくらいの学年の子がする方がぴったりくる役なのかなとも思います。
ショーでは、大きな役は国際礼拝堂の花嫁S。みこちゃんと比べて小さい~という印象が
一番強いのですが、とりあえず、持ち上げられる方もリフト頑張って!
他は、大劇場と同じくオープニングの歌手に復帰ですが、あの時よりも聞き易くなって
いたような気がします。成長著しいようで、先が楽しみです。
私的に注目してるおかっち(嶺)は、久城さん休演により英真さんのケナメン。
ちょっと頑張りすぎた感じで、セリフがわざとらしかったのがイマイチ。
ただ、見た目的に悪徳商人ていうのはぴったりで、目つきが残忍そうで良かった。
期待してる人だけに、頑張って欲しいです。(勿論脇路線^^;)
夏風さんは、ハッチさん(夏美)のタハルカ。この役は、「コイツイヤ~!」ってくらいの
憎々しさ・イヤらしさが必要。そう言った意味で、難しそうでしたね。
みらんちゃんは、大劇場でもやったパキ。とりあえず、可愛い♪結構慣れてきたようで、
お遊びも上手いことしていて、ぶんちゃんの仏頂面との対比がやはり面白い。
ショーでは、朝澄・真飛の子猫ちゃんですが、これも可愛かった。
私的に好みの顔ではないし路線の人っぽい気もしないんですが、何だか気になる人です。
この学年でどうしてここまで老け役が上手い?と聞きたくなる(笑)高宮さんは、
新公でのラダックの妻。落ち着いた芝居はやはり上手いです。
ヌビアの歌手で聞かせてくれた歌は、宝塚の娘役という雰囲気ではないけれど、
迫力満点で、ちずさん(美々)とかしいちゃん(峰丘)を思い出すような歌声で好きです。
神子Sのアリアちゃん(花城)も、新公で演じた役。この方も綺麗な美声で、星の若手娘役は、
ホント歌手がたくさんで嬉しいかぎりです。(陽色・高宮・千琴・花城)
今回、ショーでは客席下りが2度あったのが嬉しかった。
1度目はオープニングでのるさん・ぶんちゃん・優里ちゃん。2度目はストリートのぶんちゃん。
客席の人にもみくちゃにされながらも、サービス精神旺盛なジェンヌさんはすごいです。
なかなか大劇場では見られない風景で(大劇場ではあまり触ろうとしませんよね)
楽しかったですが、何故大劇場でしなかった客席下りをしたのかな~という疑問も…
でも、基本的に客席下りてくれるのは好きなんで、もっとして欲しいです。
また、福山は優里ちゃんの出身地なんで、フィナーレでのるさんに「福山出身の
星奈優里です~」と紹介されていたのも、微笑ましかったです。
とりあえず、あまり人数少ないことを感じさせない公演で、大満足で帰ってきました。
そして、私は完全に星組ファンへの道を…ヤバイ~
次回の大劇場公演、多分通います!(笑)
■ マーガレット |
Date: 2000-09-12 (Tue) |
9/12 1000days劇場 新人公演
この作品の新人公演は大劇場でも見ましたので、ついついその時と比べながら見てしまいました。( )内の本役の名前は東京公演時のものです。
セティ(稔)の朝澄さん。一言で表すとすれば「うつくしい!」。特にイシスの蒼い星の場面の白い衣装は、思わず手を合わせたくなるほどの(^_^;)神々しさ。これまた美しさでは文句の無い妃里さんと並ぶと、まるで夢の中の王子様のようでした←ちょっとおおげさかな(笑)。
しかしこのラブシーン、舞台上手に置いたあった天蓋付きベットが本当に無用の長物に見えました(^_^;)。本公演の稔さんと星奈さんのからみでは、ライトの消える寸前のノルさんの視線がちょっとその後のことも想像させたのですが・・・(^^ゞ、新公の二人の場合は、「そのまま手をつないで朝まで星を見ていましたとさ」という感じかな(笑)。
清潔感は朝澄さんの大きな魅力の一つだと思いますが、これからの課題としては、色っぽさやねちっこさなども身につけることでしょうか。
歌に関しては、高音部はちょっと苦しいかなと思わせる部分もありますが、低音部は特に伸びる声と言うのではないが、芝居歌でなかなかきかせてくれました。彼女の歌は語るんですよねー。銀橋でのセイタハトとの掛け合いも、聞きごたえがありました。
妃里さんおの腕の中で死んでいくシーン、ネフェルティへの愛情があふれ出ていて大劇場に引き続き感激しました。かよこちゃん自身も涙ぼろぼろ流しての大熱演で、見ている私も涙でオペラグラスが霞んでしまいました。
「武蔵野の露はきゆとも」の有栖川の宮を見て以来、彼女のことを宝塚一の宮様役者だと思っているので、大劇場の時はいくら奴隷あがりの剣士だといわれても、そうは見えなかったが(^_^;)、1000daysでは大分荒くれ部分が入っていて、骨太さを感じさせる個所もあり、成長がが伺えるが、ちょっと油断するとすぐに高貴な感じになってしまうんですよねー・・・(笑)。
大劇場時は長の学年が1人きりという状況もあったのでしょう、ほんといっぱいいっぱいで最後は生も根も尽き果てたと言う様子のかよこちゃんでしたが、今回は少し余裕があるように感じられました。後半の殺陣も、東京公演では本役さんがやっていない、ジャンプしてから刀を振り下ろすというダイナミックな振りもやっていって、力強くなったセティでした。
一見線の細そうに見えるタイプですが、本役をなぞるだけでなく彼女独特の味がある所が強みかなーと思います。
セイタハト(絵麻緒)の真飛さん。大劇場でこの役をやった椿火呂花さんがあまりにも衝撃的だったため、マトブンはどうゆう役作りをするのだろうと興味津々でした。でもでも、彼女が真面目な顔できばって出てくると、ついつい笑いがこみあげてきちゃうんですよね-(真飛ファンの方ごめんなさい)。特に、パキ(柚木)に説教している所など見ると、「あんただって毎日やってるジャン」とか突っ込みたくなって・・・(笑)。
大劇場でのセイタハト登場のシーン、椿さんがスーっと現れたとたん場内がザワザワとしたように感じたほど、このクールビューティーの出現は衝撃的でしたが、私の私見(笑いたくなっちゃうという)を抜きに考えても、真飛さんの場合はそこまではいきませんでした。黙って立っている役というのは、いくらマトブンをしても下級生には難しいんですね。最後の戦いのシーンまでは、あまり印象に残る場面はありませんでした。でも、殺陣や槍に刺されて死ぬ所はなかなかカッコ良かったです。オペラグラスで見ていてグットきました。イー死にっぷりでした。
本公演のパキ役は独壇場と言う感じで魅力を発揮しているし、前回新公の朴秀民も華やかで押し出しも良く、ちゃんとミエもきれて感心しましたが、今回のような役はちょっとウイークポイントかなと思いました。でもまだまだ発展途上と言う感じで、これからが多いに楽しみです。
ネフェルティの妃里さん。ビジュアル面は文句無し。かよこちゃんと並ぶと、この世のものとは思えないような(^_^;)、人間ばなれした美しさでした。お芝居も純情可憐という風情が自然で、最後の新公はまり役でよかったねーと思ってた所、最後にやってくれました。「大神官ネブフェルは陛下によって成敗されましたが、陛下もここにみまかられました」というセリフを「大神官ネブフェルはここにみまかられました」とぶちあげてしまったんですねー。大悪人に向かって敬語を使うもので、一瞬見ていた私たちの頭の中は???(^_^;)、でもみこちゃんはすぐ立ち直り、「陛下もここにみまかられました」と言い直し事無きをえました。
アハメス(彩輝)役の涼紫央さん。「夢シェイクスピア」や「聖者の横顔」の性悪のジゴロ役でなかなか良い味を出していたので注目していたのですが、多分くせのある役が得意だろうと思われる彼女の、おさえ目の役作りがちょっと中途半端な感じで、私としてはもう一つでした。大劇場時の岡田君・・・じゃなかった、嶺恵斗さんが(エピファニーを見た人にはおわかりですね(笑) )歌に芝居に好演していたので、期待される人材だけにもう少しがんばってほしかったです。
エムサ(音羽)役の水瀬あおさん。この人の歯切れの良い台詞回しが好きなのですが、熱演していてもあの可愛らしいお顔だと、どうしても良い人に見えて
しまって・・・。それに、安室なみえが扮装して出ているようで・・・(あおちゃんのファンの方ごめんなさい)アハメス役の涼さんと役が逆だとよいのになーと思いました。
エルディア(秋園)役の陽色萌さん。お芝居が的を得ていてお上手です。最後セイタハトが槍に刺されて殺されるのを離れて見ている悲哀が彼女の後ろ姿から伝わってきました。ここの場面は本役より分かり易かったと思います。でも今回の役の場合ビジュアル面も大切ですから、ヌビア王に手込めにされそうな場面、なぜヌビア王が手込めにしたかったのかの説得力にかけたかもしれない。
あと目立った人はというと、ナクトム(久城)役とヌビアの歌手(夢輝)←大劇場ではなかった役、を演じた椿火呂花さん。大劇場新人公演セイタハト役でブレークした彼女は、1000daysの本公演でも並び位置が随分良くなっていてびっくりしましたが、ヌビアの歌手でも黒髪の良く似合う美しいお顔で、ネッタンに負けないような声量で堂々と歌い上げこれまたびっくり。地方公演ではエムサ役(音羽)に抜擢されたようだし、歌劇団の売り出すぞーという姿勢が感じられます。
ネブヘル(一樹)役の雪路歌帆さん。星組系悪者(^_^;)を実にうまく演じていました。星組はこれからも彼女を大切にして欲しいと思います。
残念だったのは役替わりで神子S(美椰)の花城アリアさんの歌が聞けなかったこと。大劇場ではあまりのソロの美しさに、本公演では拍手のでない個所で自然に拍手が沸きました。
とこんなところですが、大劇場、100days劇場と両方の新人公演を見て、ベルリン組が抜かって手薄だったはずの大劇場公演の方が見ごたえがあったというのが正直な感想です。
これは、ベルリン組がいないため適材適所の抜擢が行われ、その抜擢された生徒達の、1度限りのチャンスでこけてたまるかという踏ん張りが、劇場全体をえもいわれぬピーンとした緊張感で包んだためでしょうか。
とにかく大劇場ではセティ役の朝澄けいとセイタハト役の椿火呂花が並んだ所が絵のように美しく、1000days劇場では、朝澄けいの以外に骨太な堂堂の主役ぶりが印象的でした。
■ すけ子 |
Date: 2000-09-10 (Sun) |
9/8(金)1000days 18列センター
はっちさん大好きな、というか、この組の上級生のお姉さま方が好きな私、いつも、組長のアナウンスから反応してしまう、星組さんの公演^^。大変良かったです。退団する人、組替えの人、と観るべき人たちがたくさんいて目が足りん!状態でしたが、とても好印象で満足でした。
花組さんの「夜明けの序曲」の後の「タンゴアルゼンチーノ」を観た時に感じた同じ感激を、この「我が愛~」の後の「黄金のファラオ」を観た後、感じました。「こういうのが観たかったのよー!!」と。
お芝居は、想像していた発掘冒険ロマン物ではなかったですが、思っていたより無駄がなく、展開がスムーズだったと思います。登場人物の性格もはっきりしていたし、ただ、中村S先生、相変わらず“突然歌い出す”“中途半端な場面転換”ですよね。舞台がエジプトで、“黄金のファラオ”と壮大なイメージの割に、話がちゃちいと思ってしまいました。でも、お話の焦点がはっきりしていて、素直に感動することができました。では印象的だったところ・・・
*くじょらのナムトク。色浅黒く、髪もダークでおろしていて、剣士にしてはきれいだしかわいいし、小柄なんだけど、お芝居の最初と最後にしか出ないけど、セティを見る優しい目に泣かされました。
*エリカちゃんの神子。びっくりしました、こんな歌い方もするんだって。私の好きなタイプのソプラノだったんで、今更ながら、惜しい人を・・・と思いました。
*さえちゃんのアハメス。偉そうに言いますが、上手くなったね、芝居も歌も。神官にしては、色っぽいですが、ある華(もしくはフェロモン)は抑えられないものね^^;
*うんた君のバキ。けっして少年には見えないのですが、ちょこまか動いてかわいらしかったです。「・・・ナイルの良い風が・・」の時、手をそよそよと動かすとこ、お気に入りです、ツボはいっちゃいました^^。
ショーの方は、トップコンビ、おとこちゃんのダンスを堪能いたしました。
星組さんは、どんな場面も品が良く、さわやかで格好いいですよね。
私の好みですみませんが、じゅんこさんのキザり方、だいだいのスカッとした笑顔、くじょらの色っぽい目、右に左に追いかけるので忙しい^^。
組子のみんなが団結していて、自分の役をわきまえていて、良い作品にしようと一生懸命な姿が見られて、そういうエネルギーが舞台から感じられるのって、宝塚観劇の楽しみのひとつですよね。大満足でした。
■ すっぴん |
Date: 2000-09-07 (Thu) |
9月4日1000days公演の感想を少し。
お芝居、前半は「スパルタカス」で後半は勧善懲悪時代劇という印象を受けましたが、話の流れに無理がないので良かったです。
中村先生の作品は「けれん」とか「はったり」で見せるという事が余りないので、「黄金の~」というわりには地味な感じではありましたが、 稔さんと星奈さんのやりとりも、稔さんと絵麻緒さんのやりとりも、ひとつひとつが納得できるし、悪代官ならぬ悪神官の仲間も役にはまっていて、”お芝居を見た”という感じがしました。
どの役も登場したとたんにどんな人物かわかるのですが、彩輝さん扮するアハメスがいい人なのか悪い人なのかちょっとあいまいな設定になっていたのと、姫の仮面をかぶってはいるけれど実は凛々しい星奈さんにあの最後の台詞を言わせたというのがポイントかなと個人的に思っています。
ショーはトップコンビのデュエットダンスがメインですが、音羽さんの活躍の場面も多く、退団する音羽さんへのお餞別?という感じも・・・。ストリートのところは本領発揮で、このダンスがもう見られなくなると思うととても残念ですが、あっさりと退団するのも
おとこちゃんらしいという気がします。
一番印象に残ったのが、国際礼拝堂の場面です。皆さん美しかった!妃里さんもこの公演で退団ですが、実力的にはクエスチョンがつきますが、ビジュアルクイーン(?)としての彼女がいなくなるのは寂しいですね。
今回から星組生になった、夢輝さん。宙組の中ではちょっと雰囲気が違うかな~と思う事があったのですが、すっかり星組に馴染んでました。彼女の歌も今回の観劇のお目当てだったのですが、上手な歌を聞かせてもらったというよりは、1000days劇場にねっったんの歌が響きわたっていたという感じでした。
■ ベール |
Date: 2000-09-07 (Thu) |
星組1000days公演に行って来ました。
大劇場公演との変更点中心に、また、一応ねったん(夢輝)目的で行ったので、
そちら中心の報告になると思います。ご了承下さい。
まずは、お芝居。
ねったんは、司さんの演じたラダック。
短い出番ですが、穏やかで暖かく、生真面目な雰囲気を持った人物として演じてました。
役作りとしては、司さんと殆ど同じように感じましたが、あの可愛い顔からは想像できない
低~い声で話し出すのが、結構ツボです~♪
その他目立つ役は、ヌビアの歌手男。
大劇場では、ヌビアの歌姫たちのコーラス(3人)でしたが、そこにねったんが加わり、
ソロを取っていました。曲も変更。声が太くて目立つんで、結構インパクト大だったと思います。
パキのまとぶん(真飛)。
さすがにみらんちゃん(大真)と比べると、舞台度胸というか完成度が全然違う。
セリフもしっかりしてるし、表情なんかも良いんですが、「少年」はちょっと無理がある…?
まとぶんお得意(?)のサラサラヘアーで頑張って可愛く見せてるんですが、
セリフから受ける年のイメージと雰囲気がちょっとそぐわないような気がしました。
セリフを変更するなりして、もう少し年齢をあげた設定で見てみたかったです。
ティアのみこちゃん(妃里)。
酒場の女にしては、やはり上品過ぎるかな~?
綺麗んですけど、もう少し色気と下品っぽさが欲しかった。
また、歌が~…!(笑)いつものことですが、思いっきり音を外して下さって、かなり苦笑…
歌は別の人でも良かったのでは?
エルディアのそんちゃん(秋園)。
役作りが全くと言っていいほどみこちゃんと同じで、
この役をそんちゃんがした意味って何だったのかな~?と…
そんちゃん結構好きなんで、期待していただけに残念。
もう少し自分なりの役作りをして欲しかった。それとも、演出家の指示だったのかしら?
これなら、エルディアはみこちゃんのままで、歌がある分、ティアをそんちゃんで見たかったです。
神子Sのエリカちゃん(美椰)
どちらかと言えば、地声で歌う歌が得意かと思っていたエリカちゃんだっただけに、
個人的には大きな誤算!という感じで、思っていたより全然良かったです。
綺麗なソプラノで、大劇場の千琴さんより場慣れしてる分、安定感があったように感じました。
個人的には、やっぱりエリカちゃん好きだ~としみじみ実感。
祭りの男&女が、朝澄&陽色から朝澄&美椰へ。
2人とも大好きなだけに、2人が絡んでる姿を見ただけでも来た甲斐があった!
と思えるくらい息がぴったりの2人でした。
また、かよちゃんって華奢で、エリカちゃんって結構体格良いのに、
すっごく軽々と且つ綺麗にリフトしていて、かなり感動してしまいました。
その他、ぶんちゃん痩せたよ~(笑)って感じで、
丸くないセイタハトを見れてちょっと嬉しかったり、
全体に慣れてきたせいか立ち回りが非常にスムーズになっていて、
人数も多くなったせいか、迫力ある舞台が印象に残りました。
そして、ショー。
オープニングの美猫で紫の衣装で出てきたねったんは、これがねったん??
と思うくらい綺麗で、か~なりびっくり。(う~ん、失礼…)
ねったんって、実力的にはそんなに申し分ないと思うのですが、華やかさに欠け、
また「優等性的」な印象が強くて、面白みのない所が欠点だと個人的には思ってるんです。
それが、星組さんに来て少し改善されるかな~と、まずこのオープニングを見て
結構期待してしまいました。(まあ、こういうのって主観でしかないんですが…)
また、美猫の歌手が、そんちゃんとエリカちゃんに変更。綺麗な歌声に惚れ惚れします。
ブラック・キャットが、大劇場では音ちゃん1人だったのが、音ちゃん・かよちゃん・まとぶんに。
3人並んでる姿はとっても好きだけど、個人的にはここは音ちゃんの独壇場の方が好きでした。
音ちゃんって、集団で踊るとどうも少し踊りをセーブしてるように感じてしまうんですよね。
(決して手を抜いてると同義語ではないです)
ここのドラゴン・レディの歌手がエリカちゃんに。(やっぱり綺麗な声で大好きです~♪)
一部ねったんと歌ってますが、ここはエリカちゃん1人の方が良かったような気がしました。
国際礼拝堂の雄猫・雌猫が2カップルに。朝澄&拓麻・真飛&映美。
可愛さではまとぶんよりかよちゃんの方が上と見た(笑)
まとぶんって、オフの可愛らしさからは想像もつかないくらい舞台では「男らしい」から(笑)
でも、拓麻早希ちゃんの雌猫は思ったより可愛かったです。
ワイルド・キャッツの場面(フラメンコっぽい衣装の所です)では、
大劇場ではカゲソロだったのですが、今回はそんちゃんが下手前で歌ってました。
また、以前は歌詞なしだったのが、今回は歌詞がついてました。どうしてだろう?
そんちゃんの声も綺麗で、聞いてて心地よいです。(でも、歌詞なしの方が良かった気も…)
ストリートでは、ワイルド・キャットAにねったんが追加。
大劇場では、絵麻緒・彩輝・音羽だったのが今回4人に。こういうのってちょっと嬉しいですね。
ミルキー・ウェイは、やっぱり好きです~♪綺麗だわ~ノルさん&優里ちゃんのダンス。
そして、追加場面。フィナーレAと題して、ねったん・かよちゃん・まとぶんが銀橋を渡ります。
これが、曲はタンゴなんですが、普通は歌わないだろ~?と突っ込みたくなるような曲。
無理やり歌詞を付けて歌ってるという感じなので、非常に歌いにくそうなんですが、
きちんと歌いこなしてるのはさすが。しかも、ここの声量がすごいんですよ~
大劇場に響きわたるような声で、悪く言えばちょっと浮いてしまってるかも…
宙組時代は、大劇場で歌う機会は殆どなかったし、バウでもそんなに感じたこと
なかったのですが、ねったんってすっごく声量あるんですね。かなりびっくり。
また、横で踊ってる2人が格好良くて~♪
少しコーラスもしてますが、ねったんがソロを歌ってるときは、横でタンゴの振り。
かなりお気に入りの場面なんですが、ビデオに残らないのは残念です…
そして、エトワール。
ピンクの総スパン衣装はやっぱりかよちゃんが一番似合ってるとは思うけど、
当然の如く、ねったんもまとぶんもピンクの総スパン。
この歌がまた笑ってしまうんですよね~…
かよちゃんに「ニャオ~」と言われても「可愛い♪」って感じなんですが、
ねったんのあの低い声で「ニャオ~」と鳴かれても困る~…(笑)
歌は、何度も言いますが上手かったです。ハイ。私的には非常に満足でした。
全体的にねったんの出番は、群舞に入るか新しい場面を作ってもらうという感じで、
元いた人を除けての出演は殆どなく、何となくホッとしました。
また、礼音ちゃん(柚希)もちょっと目的だったのですが、とりあえず頑張ってました。
大体、最下級生で色んな場面に入れてもらっていて、まだまだふっくらなお顔で
男役の表情もできてないんですが、元気いっぱい!って感じで、
笑顔で踊ってるのがとっても可愛かったです。キザな表情はまだまだですね~(笑)
今回はねったん結構歌わせてもらってましたが、ここに毬丘さん・瞳子ちゃん・
なるみん(鳴海)が入るとどうなるのかな~?と思うのと同時に、
専科制度も導入される今後、星組の雰囲気も結構変わるんだろうな~と思ってしまいました。
どこの組もそうだと思いますが、今までの組のカラーと違ってきてしまうのは、
ある意味寂しいでしょうね。次回から、どうぞ組替えメンバーが上手いこと
星組さんに受け入れられますように…と願ってしまいます。
最後に、まだ公演は終わってませんが、音ちゃんお疲れさまでした。
彼女のダンスがもう宝塚で見れなくなるというのは、かなり残念ですね。
でも、最後にもう一度見れて嬉しかったです。
■ JIMMY |
Date: 2000-07-01 (Sat) |
「黄金のファラオ」は久しぶりの中村暁先生のオリジナル。前回の「真夜中のゴースト」がかなりひどい作品だったので、あまり期待していなかったのですが(^_^;)、思ったよりは面白かったです。プロローグの稔幸の、黄金の衣装でのセリ上がりから華やかで、素直に宝塚らしさを感じさせてくれる作品。こういう作品も作られるんだ~、と目新しい気がしました(^_^;)。ただ暗転が多くて、話がその都度途切れてしまうのが、前作同様気になりました。
何と言っても良かったのは稔。稔がかっこ良かったから、作品に満足できたのだと思います(^_^;)。剣士あがり、という事で、稔にはめずらしくハードな男らしい役で、友人を殺めてしまって酒を呷っている所などもステキ(^_^;)。王妃ネフェルティ(星奈優里)とのデュエットシーンでの白の衣装もキレイでした。白が似合いますね~。少々クサめ・・かもしれませんが(^_^;)、その見せてくれます~、という姿勢が好きです。今回はそれに見た目の良さが加わって、かなりミーハーに楽しむことができました(^_^;)。
星奈もキレイで、最後の演技なども上手かったです。ただ、かなり可愛らしい役作りでしたが、もっと冒頭は大人っぽく、寂しい人でも良いのではないかな~、と思いました。その方が、星奈の良さが出るような気がするのですが・・。
セイタハトの絵麻緒ゆう。二番手らしい黒っぽい良い役で、衣装、髪型が良く似合っていてキレイ。可愛らしい持ち味は隠して、ひたすら寡黙な良い男に演じていました。歌が、良く声が出るようになっていたのではないかと思います。稔とのかけあいの歌など、二人ともかなりのなりきり二枚目振りで(^_^;)、迫力あって、楽しかったです。
他では、夏美ようのヌビア王が、組長にあんな衣装着せるか? というような衣装ではありましたが(^_^;)、色気があってかっこ良かったです。音羽椋は、役は大した役ではありませんでしたが、ずーっとひと目見て、悪役だ・・と分かる企んだ表情で・・笑えました(^_^;)。最後のダンスは良かったです。
ショーは前公演から引き続き三木先生でしたが、タイトルも「美麗猫」と漢字ですし(^_^;)、異色を狙っていて、面白かったです。中では戦士の場面、あとは初舞台生が出てくるダンスシーン、特にラインダンスが猫風で可愛かったです。ここでも音羽が活躍していて、ダンス力を発揮していました。
とにかくショーに関しては稔と星奈のデュエットが素晴らしく、これさえ見られればOK、という気分になります(^_^;)。構成も、二人のデュエットシーンを多くしていて、どの場面も二人ともスタイルと動きが良くて惚れ惚れしました。
絵麻緒ゆうはすでにHPでも話題にした通り、クレイジー・キャッツの場面に先日汐美真帆のディナーショーで使われていたナンバーが続けて二曲も使われていてビックリ(^_^;)。ちょっとコメディも入った場面で、黄色のスーツと丸いサングラスとセンターパーツ姿で、椅子に座っているのがあまり似合っていなかったのですが・・思いっきりキザっていたので、ギャグだったのかどうなのか・・良く分かりませんでした。ちょっと丸くなっていて、スッキリしなかったのが残念。
彩輝直はプロローグの紫の衣装、礼拝堂の神父の衣装が良く似合っていてキレイ。この場面の稔の衣装とカツラがイマイチ。稔を白の軍服で、彩輝が色の濃い服を着ている方が内容に合っているのではないかな、と思いました。妃里梨江の花嫁もキレイでした。
朝澄けいは雄猫、エトワール共、良く出来ていましたが、まだまだ押しが弱いですね。
他では陽色萌、千琴ひめかが芝居、ショー共、主に歌で活躍していて目立ちました。陽色は華やかな顔で、表情など、朝比奈慶が女役をしているみたい(^_^;)。千琴は小柄でなかなか可愛かったです。ショーのプロローグの歌は特にインパクトありました。
■ JIMMY |
Date: 2000-06-14 (Wed) |
てすと
- Sun Board -