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花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン
月組/宝塚大劇場4/4~5/19・東京宝塚劇場6/27~8/3
7/29やっと月組公演見てきました。とりあえずショーの感想です。
今回は新公を先に見て、本公演が後という変則的な見方。しかも1回しか見るチャンスはないので、とりあえずステージの真中はビデオでもしっかり確認できるだろうから、ビデオには映らないかもしれない後ろの人たちをなるべく見ようという、これまた変則的な見方をしてしまいました(^^;。
そんな見方でも「花の風土記」のさえちゃん(彩輝)は魔物のように(^^;綺麗で、目が離せませんでした。阿国歌舞伎のシーンでは実際の出雲阿国という人もこんなに人間離れした(^^;綺麗な人だったのかな~と想像したりして・・・。りかちゃんの(紫吹)の山三より肩幅が広くて立派な体格なのがご愛嬌でしたが(笑)。
さくら幻想曲のシーンは、頭に羽つけて、内掛け着て、羽扇もってというすごいシーンで・・・(^^;、こうゆうもの初めて見たので口あんぐり!私には相当違和感がありましたが・・・(笑)。
石庭のシーン、隣の席の人が見ながらおいおい泣いているのを見て、幸ちゃん(汐風)退団を思い出しました。幸ちゃんはもちろん、バックの越乃りゅう、大樹槙、楠恵華など私のご贔屓も凛々しく踊っていて良い場面でした。
宝塚を8年ほど見ていますが日本物のショーをライブで見たのは初めてのような気がします。なかなか良いですね。これからも時々やって欲しいものです。
7月8日の新人公演と7月10日の本公演を見てきました。
『シニョール・ドンファン』新人公演の感想は、マーガレットさんとほぼ同じ。
という事で、新人公演と本公演で印象の違っていた点について書いてみます。
まず新公では恋人を失ったデザイナーの話で本公演では文字通り主人公は”ドンファン”。
歌声は本当に気持ち良かったのですが、ドンファンと言われると、ちょっと違うな~。
北翔海莉がりかちゃん(紫吹淳)のようなお化粧をして登場した時に、なんか間違ってない?と思いました。
お芝居は、前半ちょっと重いな~と思いましたが、後半の悩める主人公の部分は、とても説得力がありました。
新人公演を見た時は、ジルよりローサの方がおいしい役に見えましたが、本公演を見るとヒロインはやっぱりジルだった。
ヒロインの紫城るいは、アニメ声が気にならなくなって、なかなか良かったです。
しかし、持ち味の違いのせいか、パトリシアとの違いがはっきりと出た映美くららの方が役が大きく見えました。
紫城るいの本役がパトリシアだから仕方ないんですけどね~。
そしてもう1点、ローサとマネージャーのスティーブの関係も違っていました。
我が儘な女優のお守りをするマネージャーという関係が凄く納得
できるのが、新人公演。
城咲あいの押しの強い持ち味と大人っぽさがうまく活きていました。
スタイルの良さに、化粧もうまくなって、今回の公演での個人的なヒットはこの人!
本役も良かったし、日本物でも1場面もらって大活躍でした。
ゆうひ君(大空祐飛)のスティーブとの組み合わせで見たいな~と思っていたら、フィナーレで二人組んで踊ってましたね。
で、本公演の感想。
衣装デザインがコシノヒロコという事で、どんな風になるのかな?
と思っていましたが、意外に宝塚の舞台との相性が良かったです。
特に冒頭の黒い詰め襟の衣装が新鮮でした。
はじめに、紫吹淳ありきという作品で、最後は何か、あっけない話
でしたが、色んな女性に囲まれながらも、誰とも一緒にならないというのが”らしい”です。
衣装の着こなしや、ドンファンぶりはやはり素晴らしい。
(こまで、キザにやって、すべらない人はなかなかいないでしょう)
ただ、あのヘアースタイルのはねた後ろ髪が気になりましたが・・・。
すごく、歌の上手な人ではないけれど銀橋での歌は切々として想いが伝わってきました。
ジルの映美くらら。
今回、コシノヒロコデザインの衣装が一番似合っていたのが彼女じゃないかと思います。
きれいで可愛いいヒロインぶりに驚きました。
おまけに、いい芝居をしているし・・・。
「私も、この衣装着たら、こんな風になるかも?」と同年代の観客に思わせるような、等身大のトップ娘役さんもいいものですよね~。
ロドルフォの汐風幸、自分で蒔いた種を自分で刈り取る影の男の役を、それらしく演じていて流石。
ただ、終盤の修道院での芝居は、こぶしのきいた台詞回しで、ちょっとまわりから浮いていたような気がします。
セルジィオの彩輝直、見た目は役にぴったり。
えみくらちゃんとのカップルはよく似合ってましたが、
べたっとした喋り方が気になります。
スティーブの大空祐飛、じっと立っていて、これほどカッコいい人もいないんじゃないか?と演出家も思ったのか、タバコを吸いながらじっと立っている場面がありました。
ローサに対する真摯な思いが今ひとつ伝わってこなかったのが残念。
私には、控えめな女優(我が儘は言うけれど)と遊び人のマネージャーに見えてしまった。
ジョゼッペは霧矢大夢の代役北翔海莉、やっぱり歌える人が
この役をやらないとネ。
代役とは思えない、しっかりした芝居をしていましたが
欲を言えばもっと軽妙な部分が欲しかった。
フィリッポの月船さらら、こういうあっかる~い役をするといい味がでます。
パトリシアの紫城るいとの組み合わせもピッタリ。
越乃リュウと楠恵華の刑事のコンビ。
よくあるパターンの役ですが、真面目に芝居してもどこかおかしい
という空気を醸し出していて、良かったです。
最後にハート型の風船を持って出てくる越乃リュウ、余りに似合わなくて、笑っちゃいました。
今回のフィナーレ、ちょっとキザで、シックで好きです。
赤い薔薇の花一輪を持って大階段で踊る黒燕尾の男役って
ありそうで、なかったから、新鮮でした。
デュエットダンスの白い衣装も、えみくらちゃんは可愛く、りかちゃんは、そのスタイルの良さを際だたせるデザインで、良かったです。
ラインダンスは衣装も振りも可愛いなと思って、見ていたら、これって初舞台生用だったんですネ。
宙組公演の後、月組のラインダンスを見てなんとなく纏まっているなと感じたのは、メンバーの体型が揃っているからでしょうか?
最後に少しだけ『花の宝塚風土記』について。
もっと、華やかになるのかな、と想像していたのですが、結構渋め印象でした。
華やかな紫吹淳に、可愛いい映美くらら。
うまさでは松本悠里、汐風幸、美々杏里。
そして彩輝直は目の保養担当とそれぞれ適材適所で活躍。
きりやん休演という事で、さららんと北翔君が代役を分け合って、
野郎歌舞伎の場面では嘉月さんが真ん中と、いつもと違う組み合わせになっていました。
もう一度観劇の機会があるのですが、その時はきりやんの舞台姿を見たいものです。
月組公演「シニョール・ドンファン」東宝劇場新人公演
本公演はまだ見ていませんので本役との比較は出来ませんが、月組新公はキリヤン(霧矢)のノバボサ新公以来の観劇でしたから、月組若手新鮮でした。なので主要メンバー以外顔が余りわからなかったのですが・・・。
なんといっても主役の北翔海莉の声が収穫でした。良い声の生徒が好きな私にはたまりませ~ん。久しぶりにあんなに癖がなくて良い声の歌を聴いたような気がします。ほっくん(みっちゃんというのでしょうか?北翔)は上手いとは聞いていましたが、ここまで上手いとは知らなかったです。先日のTCA各組の寸劇で、ちょっとしゃべった声がとても男役らしくて素敵だったので、期待はしていたのですが、期待以上です。
月組は本公演でも北翔にもっと歌わせて欲しいものです。
・・・とベタ褒めなのは声限定。化粧や立ち姿、衣装の着こなしなどにはまだ問題はあると思いますが、持ち味の違うりかさんの役を、よくやっていたと思います。もっと自分に酔って、きざって欲しいです。
その他真野すがたが幸ちゃん(汐風)の役ではなかなかかっこよかったですが、ちょっと渋めにつくりすぎたかなと言う気も・・・。
セルジオ役の彩名音がお姉さん(彩輝)の役をやったので無理はないでしょうが、台詞回しとか、口元とかびっくりするほどお姉さんに似ていました。華やかさがあるし、歌もちゃんと歌えてました。秘書ジョゼッペ(本役・霧矢)役の青木いずみは明るくて軽妙なお芝居でしたが、歌がもう一つ(もう三つくらいかな(笑))でした。女優のマネージャー役(本役・大空)の夏芽凛もバウ公演などではおやじキャラ専科だと思っていたのに、こんなかっこいー役もやれるのね~と感心。
主要メンバーでどうしても顔がわからなかったフィリッポ役(本役・月船さらら)はスカイフェアリーズの白鳥かすがでした。なかなか達者です。
ジル役(本役・映美くらら)の紫城るい、ずいぶん女役の化粧も上手になったのか以前より綺麗になったように思います。
娘役で一番印象にの残ったのが女優のローサ役(本役・美原)の城咲愛でした。スタイルも良いし、化粧も上手くなってとても華やかでした。
またテスト
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テスト
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月組新人公演「シニョール ドン・ファン」観てきました!
レオ・ヴィスコンティの北翔海莉。トップスターの紫吹淳の為に作られたようなこの役は、新人には(いや、新人でなくても他人には^_^;)難しいだろうと思っていましたが、学年の割には大人びているイメージがあり、「ガイズ~」新公のネイサンを堂々と見せてくれた北翔なら、それなりに悠々とやってしまうのではないか? と思っていました。
しかしさすがの北翔も若かった(^_^;)。今回ばかりは、さすがにそう思いました。
出だしの記者会見、椅子に座り、サングラスをかけ、低めの良い声でゆったりと話す様子に「おぉっ?!」と思いましたが、サングラスを取ると、見た目は意外な程可愛い。
髪型は大和悠河のようだと思いましたが、良く似合っていましたし、それも印象が可愛らしくなった一因だと思います。
まだ研6になったばかりの、しかも中卒の男役さんで、今回が初主役だと思えば、いかにも、いいえ十分しっかりしたものだと思いますが、予想していたよりは新人らしい舞台だったな、と思いました。
おそらくネイサンの時のように、姿形やしぐさから作らず、台本から感じる気持ちを素直に演じようとしたのではないかな、と思います。芝居からそれが随所に感じられましたし、そう思ってみれば、宝塚らしい甘い二枚目振りではありました。
しかし、女性と会話している様子など、誠実そうでとてもドン・ファンには見えませんでしたし(^_^;)、天才少年(また出た・・)でもない限り、あの可愛らしさで世界のトップ・デザイナーというのもあり得ないような気がしました。
しかし紫吹を真似て、思いきり形から濃~い男役像を造形しなかったのは、若手の割に、大人の役や、悪役、立ち役の多い北翔としては、ひょっとして将来の為の作戦なのでは? という気も、してならないです(^_^;)。北翔自身の作戦ではないにしても、今はそう演っておけば? みたいなアドバイスがあったとか・・。
だから、紫吹を見習って、もっと濃く! もっと大人に! というのが、今の北翔に良い事なのか・・? とも思います。
後は、前から感じてはいましたが、声が良いのが最大の武器ですね。無理なく男役の声が出ていて気持ち良いですし、今回はとうとうと響く歌声にも聞き惚れました。ダンスもしっかり踊れていますし、これからの活躍が楽しみで仕方ありません。
お洒落な衣装の数々の着こなしはまだまだ。紫吹のすごさを感じました。化粧なども合わせ、自分をかっこ良く見せようとする意識が欲しいな、というのが、私から見れば最大の課題でしょうか。
とりあえず、今はそんな目先の工夫よりも、持っている素材だけで見せている感じ。何となくまだベストは出し切っていない、目の色が変わっていない、そんな気がします。
しかし衣装はモタモタ、髪はクシャクシャでも(^_^;)、その姿と声に、ワクワクするものが見えるんですよね~。今回色々反省しているでしょうし、東京になったら、また変わるかもしれない気がします。
長くなりましたm(__)m。後はかけ足でいきます~。
ジルの紫城るいは、悪からず・・。個性のある声が、少し気になりました。
ロドルフォの真野すがたは、背が高くてかっこ良い。歌やお芝居も上手くなってきていると思いますが、もう一息がんばって欲しいです。
セルジィオは話題の姉妹共演となった彩那音。歌はお姉さんより上手いかな(^_^;)。キレイだけれど、ちょっと存在感が薄い。
ジョゼッペの青樹泉は、パワーは霧矢大夢にかないませんが、まずまず上手くて余裕があって、芝居を締めている感がありました。
スティーブの夏芽凛は、登場から声が良くて好印象。今まで良く知らなかったのですが、上手い人のようです。
ローサは城咲あい。スタイルの良い彼女の、ゴージャスな衣装姿が見られるのが楽しみの一つでしたが(^_^;)、期待通り素敵でした。台詞もしっかり話せていて良かったです。
フィリッポの白鳥かすがは愛嬌のある見た目が、役に良く合っていると思いました(^_^;)。
パトリシアの椎名葵は、黒人系に変えたビジュアルが良く似合っていて、ムードが出ていました。芝居も上手かったです。
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皆さんこんにちは。
4月22日月組新人公演「シニョールドン・フアン」を観劇してきました。
本公演の評で「 新人公演の 北翔 海莉 は、大変でしょうと」と書きましたが、 衣装の着こなし、ヘヤースタイル、きざっぽさなど本役さんとは、やはりおよびませんが、それでも 良くやったとほめたいです。
本役のまねをしても仕方がないとおもったのか、芝居中心に強い感じの自分の レオ を作り出していました。セリフが、ハッキリとしているし、歌もよかったです。ただし最後の銀橋での歌は、声が、一部裏がえりましたが、それは、最後までやり遂げたという感激からと甘くみたいです。
今後、もう少しがんばって男役体型を作り、着こなし、へヤースタイルを研究していってほしいです。 何より笑顔がステキな綺麗な男役さんです。
今回で、衣装の着こなしが、よかったのは、 ロドルフォ(本役 汐風 幸)の 真野 すがた でした。赤っぽいスーツもよかったし、黒皮の上下も綺麗に着ていました。
もう一人 ジョゼッペ(本役 霧矢 大夢)の 青樹 泉 も格好よかったですが、やはり 二人とも長身だからでしょうか。
あまり高くはありませんが、今回初めて声を聞いた スティーブ(本役 大空 祐飛)の 夏芽 凛は、きれいでした。
セリフもしっかりときかせましたし、「一人じやない~~」の歌もよかったです。
ヒロインの 紫城 るい は、本役とほぼ同然のできでした。男役だったことを感じさせないようになってきました。
なによりふわとした軽やかさが、いいです。芝居も 少しかん高い感じはしましたが、観客の心をつかんでいたとおもいます。
歌手では、 花城 アリア が、良い声をきかせました。
今回下級生が、舞台や、銀橋でよくこけていましたが、慣れていないからでしょうね。
初舞台生も加えた大人数の若さあふれる楽しい公演でした。
春の月組大劇場公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」、4/6、4/20の2回観ました。
「花の宝塚風土記」は久しぶりの酒井先生の日本物ショー。期待通りの華やかで盛り沢山の作品で良かったです。
加えて紫吹淳の美しさ。紫吹は日本物化粧になると、個性が消えて、人形のように美しくなるんですよね。加えて民謡メドレーでの、青天鬘の水もしたたるような色気にホレボレ。白のレースの衣装、フィナーレの衣装もとてもキレイでした。
他では松本悠里の「花燈籠」が、相変わらず美しい~。今回は長崎丸山の遊女という設定で色気が強く、歌手の美々杏里もたっぷりと、見応えありました。
汐風幸の「石庭」は、同じ酒井先生の「花幻抄」にそっくりの場面があったのですが(^_^;)、今回も良かったです。東儀秀樹さんの曲も、雰囲気に良く合っていましたね。
「恋の花歌舞伎」も以前出てきた歌で、懐かしかったです。
他の若手たちも、思いの他キレイにお化粧などできていたと思います。スター級に歌の苦手な人が多いので、日本物ショーを楽しませる威力には限界があると思いますが、嘉月絵理や若手娘役達に歌ソロがあり、良い配役だと思いました。
初舞台生の口上も見もの。50人いると、やはり多いと感じられて壮観です。夏河ゆらはすっかり頼もしくなって、口上だけでなく、月組公演全体を引っ張っているのを感じます。
「シニョール ドン・ファン」は植田景子先生の最新作。紫吹に現代のドン・ファン役とは、いかにも似合いそう(^_^;)、と期待していましたが、その期待通り。
配役は、紫吹初め月組出演者の個性に合っているし、少しミステリー仕立ての物語も面白い。シュツエーションの美しさにこだわりがあるのも流石でした。ぜひぜひこれからも、活躍して欲しい先生です。
衣装にコシノ ヒロコを迎えたのも、下の前評で期待した通り成功。やはりある程度宝塚の衣装を理解して、その上でやってくれているのを感じるので、もちろん全体に素敵な衣装が多かったですが、あまり違和感を感じなかったのが良かったです。
この公演、紫吹が好調の理由は、どちらの作品も衣装のセンスが良く、ご機嫌だからなのではないか、という気がしてならないです(^_^;)。
ちなみに、日本物の衣装は有村先生でした。やっぱり・・。
そういう訳で、紫吹はご機嫌。ドン・ファンを堂々と魅せていました。
私としては、「LUNA」のブライアン以来の、観たかった紫吹。いまからファンになっても良いですか? と思いながら観ていた位です(^_^;)。
まぁ、この公演に至るまでの(私にとっての)ブランクの長さを思うと、許せないものはありますが・・。それでも、この公演の紫吹を観られて良かったと思いました。
映美くららは、紫吹演じるレオ・ヴィスコンティの失ってしまった恋人の妹役。後に彩輝直演じるセルジィオと結ばれます。
紫吹の恋人役ではありませんでしたが、この配役に文句を言うファンはあまりいないでしょう。
随分すっきりと美しくなって、どの衣装も良く似合っていましたし、修道院の場での芝居も良い。ラストの「チャオ! シニョール・ドンファン」も上手くて気持ち良かった!
サヨナラ公演だったらシャレにならない演出ですよね(^_^;)。「ゼンダ城の虜」もそうだったな~、なんて、思い出しました。でも、ジルがセルジィオと別れて、レオとパッピーエンド・・なんて話にならなくて、本っ当~に良かったと思います(^_^;)!
汐風のロドルフォ。これも汐風と紫吹に被るような面白い役でしたね。思いの外衣装の着こなしも良く、サングラスで何ともいえない業界人の雰囲気(?)が出ていて、素敵でした。
彩輝は映美の恋人役をさわやかに。
霧矢大夢が紫吹の私設秘書役で物語を締めていました。頼もしいです。
大空祐飛は美原志帆のマネージャー。台詞は聞いているだけで恥ずかしいくらいクサかったですが(^_^;)、かっこ良かったです。
その美原もピッタリの大役。なかなか良かったです。
光樹すばるの政治家と、その若い妻の城咲あいのコンビも良かった~。城咲にあの役をあてる所が、先生、生徒の個性を心得ていますよね。白ネコのぬいぐるみも凝っていて、良い雰囲気を出していました。
モデルの紫城るい、ボーイフレンドの月船さららもピッタリ。
エステの場面は、なかなか大胆な衣装ですし、内容には思わず身につまされるものがありますが(^_^;)、楽しくてお気に入りです。この場面の紫吹も面白い(^_^;)。
元恋人の影に抜擢されていた紫水梗華は、体型がちょっとゴツいけれど(^_^;)、バレエは上手い。バックのバレリーナも踊れる人が多いようで、ちゃんとトゥシューズを履いて見せてくれたのが嬉しかったです。
男役たちが着ている黒のツメ襟の衣装も素敵ですよね。バレリーナとの絡みがキレイでした。オープニングに集団で出てきた時には思わず「可愛い~(*^。^*)」と思ってしまいました。私って・・そろそろ・・やばいかも・・(-_-)。
初舞台生のラインダンスがついているのも豪華ですし、ラストの黒エンビのダンスも良い場面でした。
紫吹の黒エンビは、匠ひびきとはまた違った優雅さがあって、良いんですよね。赤いバラを持たせた演出は、そんな持ち味が良く生かせていると思いました。
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皆さんこんばんは。
昨日20日の11時、3時公演を見てきました。
もともと日本物のショーは大好きなので楽しみにして行きました。
結果は・・大満足でした。
カーンとチョンパで幕が開くと、まあ綺麗な勢ぞろい。初舞台生がいるおかげでにぎやかで華やかさが増して、いいですね。宝塚見た!!っていう感じになります。
個人的には、りかさんの綺麗さに脱帽です。若衆姿ももちろん綺麗だけど、私の好みは、民謡メドレーの最後の青天姿。佐渡おけさを歌って踊って最後に銀橋にりかさんが一人残ってすそをちょっとたくしあげて、きめを決めて暗転!のところです。いなせでかっこよくて・・なんていうのかな。りかさんの日本物の動きが他の人と違って柔らかいんだけど、いなせで色気もあって余裕があって、落ち着いた感じがして実にいいのです。ベルリン、中国公演と日本物をかなりやったのが良かったのでしょうね。
それは他のメンバーにも感じました。特にお化粧がきれいです。えみくらちゃんもきりやんもゆうひくんもこうちゃんもさえちゃんもみんなきれいだし、いい場面で使われているし、とても気に入りました。松本先生もえみくらちゃんに負けてない可愛さがあるし、まあ動きがしなやかでいいし。それになんといってもあの音楽!ドラムが鳴って、ロックかなと思うほどのリズムでテンポが良くていいです。石庭の音楽はヒーリングの音楽かしらと思うほど心癒される音楽で2度目の観劇は危なかった・・・。
芝居の「シンヨール・ドンファン」もりかさんがかっこいいし、こうちゃんもなんか大人の男性で実に渋くてよかったです。ゆうひくんも・・こんな風に言い寄られてみたいなあ・・と思いましたよ。城崎あいちゃんやるいちゃんもちゃんと使われていて、娘役には楽しい芝居です。今風のかっこいい衣装も着ていたし。えみくらちゃんの衣装はどれもとても可愛くて似合っていてなかなかよかったです。きっと今回の公演は月組ファンにとってとても素直に安心して見られる公演なのではと思います。りかさんも皆さんもファンも本当に楽しそうに幸せそうに感じられて、行ってよかったなあと思いました。
JIMMYさん皆さんこんにちは。
4月19日(土)「花の宝塚風土記」と「シニョール ドン・ファン」を観劇してまいりました。
春爛漫だからでしょうか、 招待客 とか、バスツアーの方達が、沢山見にきておられました。 トイレの会話などで、それが、わかるのですが、常は、あまり宝塚を見ておられなさそうな方々が、少しなまりの入った言葉で観劇後の興奮を
楽しそうに語っておられるで、、自分までが、同調してしまいました。
今回の出し物は、二本ともどなたでも、軽く楽しめる観光に合ったものだと思います。
「花の~~」は、月組には珍しい日本舞踊です。舞台は、桜色など色とりどりで、照明も綺麗でこれぞ宝塚の十八番というかんじです。うきうきとさせてくれます。
しかしプロローグ、フィイナレーと扇を持った振りが、同じようなので、目新しさが、ありません。違う人の振り付けなのですから、日本物には、金扇 と決めてしまわずに、斬新さもほしいです。
若央 りさ 振り付けの民謡メドレーは、かなり洋楽的ではありましたが、これぐらいのスピード感がないと若い人達には、うけないでしょうね。
なかでも音楽 東儀 秀樹 による 汐風 幸 の 「石庭」は、光っていました。 やはり 汐風 は、日本舞踊が、ぴったりです。まわりで踊る 光樹 すばる 達の舞踊も力が込められていて見応えがあります。
又 松本 悠里 の長崎丸山の遊女は、日本舞踊の良いところを、存分に感じられます。
トップの 紫吹 淳は、着物をうまく着こなしていたと思います。が、足を前へだす時が、つま先立ちになり後ろ足を地につけないのでピヨコピヨコとした感じになるのが、気になります。
やはりストーリ性のある 書生役で、港の女になってしまっている 映美 くららとの再会シーンの場面が、きれいです。その場面の 映美 くらら が、情感のあるいい踊りをみせています。
しんみりした場面あり、華やかな場面あり で観客席よりの手拍子もはいり楽しい作品でした。
「シニョール~~」は、衣装担当が、 コシノ・ヒロコであるのが、売りです。 最初の場面でも作品が、10点ほどでてきますが、パーティ等でも着れそうな色合いのしゃれた感じのものです。
紫吹 淳 は、さすが、上手に着こなしていて、格好いいです。ヘヤースタイルは、前髪を数本巻いて垂らし、後ろは、長くして外はねにして、デザイナーらしくしています。それらしく似合っています。
この作品は、紫吹 淳 の魅力を存分に見せる要素が、大きいです。紫吹 淳 でないと成立しないともいえます。
それだけに新人公演の 北翔 海莉は、大変でしょう。
ストーリーは、たいして難ずかしくも、深刻でもないです。
ここは、汐風 の演技によるところが、大きいです。なんとも良い男役ぶりです。退団前の人は、輝きが、ちがいますね。
専科からの 彩輝 直 は、コンシェルジユ役です。白いスーツもその他の衣装も良く似合ってきれいです。
でも 「この役は、 彩輝 でなければ」 といわれるようになって欲しいとおもいます。映美 くらら は、大変演技もうまくなり歌も
JIMMYさんの「3行でもいいですよ」の言葉に勇気づけられ出てきました。
初日を観てきました、その感想を。
やはり「チョンパ」の幕開きは美しいですね。ウキウキしてきます。ベルリン公演で経験済みのリカちゃんは日本物も安定しています。くららちゃんもすごーーーく可愛くてOKです。そのくららちゃんと同じ衣装で舞っている松本悠里さん。もちろん日舞に関しては何も言えないのですか、くららちゃんと同じ衣装であっても「可愛さ・美しさ」で互角(以上?)なのに芸の深さに恐れいりました。
民謡メドレー・歌舞伎メドレー?で思うほど盛り上がらなかったのが残念だったのですが、日を追うごとにテンションがあがっていくことに期待します。
「シニョールドンファン」はリカチャンにしかできないお芝居だわ、と思ってました。コシノヒロコの衣装も舞台にマッチしていて私は「良かった」と思いました。
話は後半急に動いていくのに「アレレ」とも思いましたが、どの役も見せ場がありていねいな作り方だなー、と思いました。ただ、あーちゃん(花瀬みずか)がなんとも中途半端な役どころにいて「かっての月組4人娘の1人だったのに」と思うと、ちょっと複雑な気分になりました。が、その分?若手娘役にも出番があったことは喜ぶところなのでしょう。
そして、フィナーレの黒燕尾はやはり宝塚の財産です。
初舞台生のロケットも元気よく、新しい春を満喫したい方はぜひ、劇場に足を運んでみてください。
「花の宝塚風土記」は酒井先生演出の日本物ショー。日本物ショーの中では酒井先生の作品が一番好きなので、日本物に不慣れな月組でしょうが、その点は期待しています。
紫吹淳も意外と日本物が似合うイメージがありますし、東儀秀樹氏作曲の汐風幸の場面も楽しみ。
「シニョール ドン・ファン」は植田景子先生の新作。こちらもいかにも紫吹にピッタリなのでは? と思える題材で、年末の「ヴァンパイア~」がなければ、代表作になるかな? と思っていただろうなぁ(^_^;)。
こちらはコシノヒロコがトータルにデザインされるそうなので、それがすごく楽しみ! ちゃんと宝塚をご存じで、前向きに取り組んでおられるようなので、KENZOやゴルチェのように「やっぱり宝塚の衣装さんが一番」なんて結果にはならないかもしれない・・と期待しています。
久しぶりに春の宝塚公演らしい日本物ショーでお披露目する初舞台生の披露も楽しみ。
皆様の書き込みをお待ちしております!
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