[92] JIMMY 2003-04-19 (Sat)まっつ(未涼亜希)、いきま~す!
去年この掲示板にまっつ評を書いて下さったのを読んだ時には、正直、顔を覚えているような、覚えていないような・・そんな程度の認識でした(^_^;)。ミケランジェロの新公ではチェックした覚えがあります。きれいで優等生っぽい人だな・・でももう一歩足りないな~、そんな印象でした。
それで、その生徒評を見て、「へぇ、まっつって愛称なんだ、覚えとこ。」くらいは思った覚えがあります(^_^;)。
そんな折、「エンカレッジ・コンサート」のリプライズ公演のみに出演したまっつ。私は観に行けなかったのですが、音は聞かせてもらいました。曲はなーんと「最後のダンス」! 一路ファンの私は「(あの歌を選ぶとは)何て度胸のある奴!」と思ったのですが(^_^;)、思いの外しっかり歌っていたので、文句は言えませんでした。
しかし私は、生での観劇と、メディアを通しての観劇では、伝わり方が全く違うと思っている方なので、生の舞台以外での印象はあまり重視しない事にしています。「ちゃんと生で観てみたいな~」と思っていました。
続いての「琥珀色の雨にぬれて」新公も、ビデオで観ました。歌も良かったし、上品な大人っぽい容姿も好きなタイプかな? と思いました。背が低くてスーツが似合わない所や、鼻が高いのが気になったのも、このビデオからです(^_^;)。
が、生ではないので、この舞台も私の中ではカウントされていません。
続く「エリザベート」。まっつの役はジュラでした。ジュラ役は、私の中では「超二枚目がしなければならない役」という位置づけになっているのですが(歴代の本役を思い浮かべてみて下さい)、まっつは上品で美しく、「ジュラ役でも許す。」という気になりました(^_^;)。これはちゃんとした生での感想ですし、私の中では大きなポイントになりました。
で、その他は? というと、実の所、生では大した役を全然観ていないんですよね~(^_^;)。「エリザ」の新公は全く観ていません。でも、公演評に書いて下さっている方もいましたが、あの上品さは、きっとフランツに合っただろうな、と思います。歌も聞いてみたいですね。
そう、肝心の歌についても、生で聞いたのって、ひょっとして先日の「おーい春風さん」の部分ソロくらい? 良かったですが・・。
役の方は、大人っぽい落ち着いた雰囲気があるので、想像通り、子役はあまり似合わないな、と思いました。小柄ですし、見た目は可愛かったですけれど。
そういう訳で、私の中でポイントとなるような役はまだまだ少ないまっつですが、容姿の良さや実力がかなり気になっています。
もう少し明るく、強く、押せるようになると良いかも。いや、あの若手とは思えない落ち着きっ振りが好きと言えば、好きなのですが(^_^;)。スターになるにはもう一押し!
とにかく、まだこれからの人なので、どう成長するか楽しみです。
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[91] 真美 2003-04-06 (Sun)2人書くっていうのは良いですか?
もし駄目な場合はご指摘ください(^^;)
花組の華城季帆さん・春野寿美礼さんについて
書かせてもらいます(^-^)
なぜこの2人なのかというと、まぁ単純に言えば
ファンだからです(笑)
まず華城さん。まだ研3なのに
今私の中で一番気になる存在です。
まず注目したキッカケは、おとめを見て
何て綺麗な娘役さんだろうと思って・・(笑)
それから応援してきているわけですが、先日バウで
ヒロインをされましたよね。私はバウに季帆ちゃんが
出演することは知っていたけどヒロインとは知らなくて
幕が開いてビックリしたました(^^;)
初めてのヒロインにしては堂々と演じていたと思いました。
歌も、とっても綺麗な声なのですが
何といってもセリフを言う時の声がとても綺麗で
可愛かったです。笑わせるところは笑わせてくれましたし。
でも、ずっと同じような感じで後半は少し飽きて
しましました(^^;)ごめんなさい。
化粧も前よりだいぶ綺麗に上手になっていましたが
あと一工夫してほしいなぁ・・・と素人のくせに
ずぅずぅしくも思っています(笑)
まだ研3。今からますます伸びてくると思われる
娘役さんなので、これかも応援していきたいと思います。
そして春野さん。この方はハッキリ言ってトップになる前の
方が好きでした(^^;)今は十分トップとしての
貫禄も出て写真を見ただけでも貫禄が伝わってくるくらい
ですが・・・なんとなく昔の方が伸び伸びとしていた
と思うのは私だけでしょうか・・?
トップというのは物凄いプレッシャーだとは思う
ので力が入るのは無理ないと思うのですが。
しかし実力は断然前よりレベルアップしていて
素晴らしいなとは思います。
2番手になる前のオサさんは
化粧も綺麗で笑顔がとても爽やか。
いかにも人気若手スターという感じ、自然体で輝いていました。
2番手になってからは・・・何か格好つけようとしている
オサさんがいたような気がするんです(^^;)
オサさんが何を考えているのかは、わかりませんが
少なくとも若手時代の方が自然で良かったなと思います。
って実際は若手とトップを一緒にするなって言われそうなのですが(笑)
まだトップとしての作品は3作、大劇場では1作しか
やってないのでまだプレッシャーも残っていると思うんです。
これからどんどん変に入りすぎてる(??)
力も抜けていって、自然にトップとしての
素晴らしいオーラが出てくると信じています。
3拍子揃っている上、正統派の男役さんなので
期待しています。良いトップになれると思います(^-^)
[90] JIMMY 2003-04-05 (Sat)リライトの為、一度投稿しますm(__)m。
タイトル部のテーマ月についての記述が更新される筈です・・。
ウシミーさん、私も・・おさちゃん(春野寿美礼)と同い年なんですよ、多分(^_^;)。
私も、がんばり過ぎているのではないかな、と思っています。まだ、変わるかもしれない、と思っています。
次の大劇場公演を楽しみにしています。
同い年のスターさんが立派な立場になってきていて、私も励まされますね(^_^;)。
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[89] ウシミー 2003-04-03 (Thu)今日から参加させていただいてます。
雑談用掲示板に初回から名前の登録を間違えてしまいました。すみません。
ところで、作品重視で書いていくといってました私ですが、役者の方についても少し書いてみたいと思います。
やはり今の宝塚で一番インパクトの強い方、春野寿美礼さんについて書きたいと思います。
春野さんは、皆さん見てのとおり、パワー溢れる方で、同じ年の私としては、舞台に立っている姿を見るたび”負けてられない!”と気持ちを振るい立たせてくれます。
お顔が、真矢みきさんにどことなく似ているし、春日野八千代さんにもどことなく似ておられます。そのアンバランスさがまた個性で、ファンをひきつけるのだと思います。
そして、スマートなダンスと美しい歌声。これだけ色々そろっていれば、鬼に金棒です。
で、「琥珀色の雨にぬれて」の代役公演も日を増すごとに、自分の物にしていき、改めて凄いな~と関心してしまいました。
でも、この方、真矢みきさんに似ているだけに、演技の仕方もとてもよく似てらっしゃる。
真矢さんも2番手までは、色々な物に圧力をかけられていた為、抑えた芝居ができ、とても良い役者だ!と思っていたのですが、トップになって作品の回を重ねるごとに、どんどん演技を大事にしなくなってきてしまって。
多分本人は、色々な意味で組を引っ張っていかなくてはいけないんだ!とか、カリスマでなくては!とか、お客さんの心をつかまなくては!とか色んな事を考えているのだと思いますが...。
自分も舞台に立っていた人間。とかく、自分に一生懸命になりすぎて、回りが見えなくなってしまうんです。
私はトップスターの気持ちは分かりませんが、役者としての気持ちは少し分かります。
自分に一生懸命になっているばかりに、周りが見えなくなってきてしまい、でも、自分は周りに気を使っていると思っているから、言われても分からない。
私も、よく演出家の先生から、演技は一人でやってはいけない!周りがあっての自分。周りにやさしくない!と言われました。でも、自分はとても周りに気を使っていると思っているので、何でそんな事いわれなくてはいけないのか分からない。演技って、自分が100%出てしまうから、いくら作っても隠せないんですね。長男長女の演技はやはり穏やかな演技になるし、次女次男は奔放な演技になるし。キツイ人は、きつくなるし、優しい人は、どんなに嫌な役をやっても優しくなってしまう。演技って不思議です。
で、横道それましたがここにはまってしまうと本当に抜け出せないものです。
まして、春野さんは歌も踊りも抜群で、演技も情熱的ときたらなおさら何が足りないのか自分では分かりずらいと思います。一生懸命やればやるほど周りから浮いてしまう。
実際トート役の時は、これはお笑いなのか?と思うほどよく笑ってしまいましたが、少しかわいそうだな~と思う部分もありました。
演出家の先生も多分お気づきの事と思うのですが、トップスターだけにそうそう注意も出来ない。だから、どんどん本人に合わせて人間でない役が付いていくのかな~強い役ばかり付いていくのかな~と思っています。(人間じゃない役ばかり付くトップスターっていうのも新しいかもしない!なんて・・・。)
私の姉も春野さんを見て、「化け物っぷりがいいね~」などと言ってます。(すみませんファンの方)
それにしても、舞台で酔いしれるって、一度やったらそれこそ”ヤメラレマヘン”です。
私もそれが好きで、よく酔いしれてました。でも、芝居って実際苦しいので、あまり酔いしれられない物なんです。
春野さんも、このままヤバイ方向に進まず、早く自分に気づいてほしいな~と思う今日この頃です。
[88] JIMMY 2003-03-02 (Sun)3月になってしまいましたが、半年後の宙組評の頃には退団しているという事で(;_;)・・宙組のゆうかちゃん(椿火呂花)いかせて頂きま~す。
ゆうかちゃんを初めて意識したは、「皇帝」新人公演。親衛隊士4人の中の一人だったのですが、とってもキレイで目につきました。ツンとした鼻が印象的で、「檀れいが男装したみたい」と書いたのを覚えています。
その頃WAIWAI内でも話題になって、併演の「ヘミングウェイ・レビュー」ではある場面のコーラスメンバーに入っていたのですが、「キリンの影で見えなかった~!!」なんて話題にしたりしましたね(^_^;)・・懐かしい。
あと、星組時代では「夢・シェイクスピア」。長髪にお髭姿のゆうかちゃんは、抜群にキレイでしたが、驚く程みきちゃん(真矢みき)に似ていました。
その頃、みきちゃんが長髪にして、最高に個性を発揮していた(^_^;)直後だったんですよね。「あの姿は絶対(自分がみきちゃんに似ている事を)意識している!!」と思いましたが、後のインタビューで語る所によると、「思い切った中年の役」に挑戦したつもりだったようで、どうやら違ったみたいです(-_-)。
この「夢・シェイクスピア」もそうですし、今回「傭兵ピエール」のラ・イール大隊長も年輩の役。「自分がやってみたかった大人の男性の役」であり、宙組に組替えになり、いきなりスターへの道を歩み始める前までは、将来そんな役をするであろう自分が見えていたのかもしれません。
実際、とっても嬉しそうに(^_^;)演じているし、「最後に演りたかった役ができて良かったね。」としか、多分公演評には書かないと思いますが、この役を演じているゆうかちゃんに魅力があるか、と言われると全然(^_^;)。似合っていないと思います。
落ち着いた、穏やかな人柄が舞台からも出ているし、そういう性格の面からは、将来渋い役をじっくり演じるゆうかちゃん、というのは容易に想像できます(^_^;)。でも、実際のゆうかちゃんの魅力は、そんな役で発揮されるものではなかったのではないかな、と思えてならないです。
脇でいくには、芸風が薄すぎるのです。「黄金のファラオ」新公のセイタハト役は残念ながら生では観ていませんが、あれ位のコスチューム&大芝居系の作品の方が、作って演じられるし、容姿にも映えるだろうな、と思います。
「花の業平」新公の基経、「ベルサイユのばら」新公のフェルゼンは観ましたが、それも同様。何より美しく、ちゃんとした実力もあるので、観ていて文句なかったです。
個性で言うなら、「イーハトーヴ・夢」のカンパネルラの透明感。「エイジ・オブ・イノセンス」での上品な紳士姿の良さが一番でした。
スターになりたい、と思っている沢山の男役が、欲しいと思っている「華と品」が身についているのに・・。上手くいかないものですね。
どうして、ゆうかちゃんは、抜擢が遅れてしまったのでしょう?
もっと言えば、星組で、ゆうかちゃんでなく、同期のまとぶん(真飛聖)が抜擢される事になる決め手って、何だったのかな(^_^;)? いや、まとぶんも良いと思いますが・・。
でも、もし、ゆうかちゃんも同じように抜擢されていたら、今のゆうかちゃんは全然違う男役さんになっていたのでしょうか。
久遠麻耶、朝澄けい、椿火呂花・・と。何だか天然の王子様、貴公子系が、上手く育ちにくいご時世だなあ・・と感じる今日この頃です。
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[87] Junko 2003-01-31 (Fri)香寿たつきさん=タータン。
半年前も書こうかと思いましたが、トップだし、あえて私が書くこともないかな・・・と辞めておきました。
でも、退団を前に、やっぱり書いておきたい特別なジェンヌです。
まず、何といってもトップになれて、本当によかった!
何年も前から、トップ就任を切望してきましたから。
5組ある中で、こういう何でもこなせるトップが1人は必要だと思います。
というか、こんな上手い人がトップになれずに終わるなんて、おかしい(主観)。
私が好きなタータンは、切れ者の役。
「花の業平」の藤原基経、「JFK」のフーバー長官、「あかねさす紫の花」の中臣鎌足など。
抜け目ないインテリの演技がバツグンに上手かった!
一方で、「エリザベート」のルドルフ皇太子や「凍てついた明日」のクライド・バロウのような、ナイーブな表現も良かったですね。
日本物とスーツの着こなし、両方見映えがするのも魅力。
とはいえ、タータンといえば、やっぱりショー!
「宝塚のショー」がいまいち好きになれなかった私が、逆にショーにハマるようになったのが、「サザンクロス・レビュー」(花組)のタータンを見てからなんです(^^)
とにかくあのショーのタータンは、どこを取っても大好きで、特に歌が素晴らしくて、ビデオながら感動しきり。
「サザクロ」自体、真矢みきさんが個性で押しまくり、愛華みれさんがソフトで可愛くて、タータンがしっかり締める、とスターをバランス良く扱っていて、今でも時々見ます。
その「サザクロ」をトップ披露で再び演ることになったというのも、不思議な縁を感じます(やはり、あのショーはみきさんのショーだよな・・・とは思いつつ)。
スタンダードナンバーを聴かせれば、一方で「古き良き宝塚」の曲ではしっかり昔の宝塚っぽさを感じさせることができたのも、彼女ならでは。
その中で私が好きだったのは、ジャズですね~。
タータンのジャズソングを聴くと、宝塚という枠を越えた名歌手だな~、と毎回しみじみ。
当然、タータンで好きなショーは、ジャズを活き活きと歌い、踊っていた「Let's Jazz」。
「スターダスト」は白眉でした。
実質2作での退団は残念ですが、一時期のことを考えれば、トップになれただけでも嬉しいです。
やっぱりトップにふさわしい人だったと、改めて思っています。
残る東京公演では、男役人生の集大成を見せて欲しいです。
タータン、お疲れさま!
[86] JIMMY 2003-01-25 (Sat)れおん君(柚希礼音)、いきま~す!
初舞台時成績二番だったので、名前は最初から見知っていたと思います。
まず印象に残るのは、多分「グレート・センチュリー」ではなかったかと思うのですが(自信ない・・)、東京公演かられおん君が加入していて、何かいきなりダンスで目立つ場面があったらしいんですよね(^_^;)。WAIWAIですごく話題になって・・。
そりゃ、早く観たいな~。と思いつつ、ビデオなども観ていないので、結局噂を聞いたのみで終わってしまったのですが・・。
初めて生で意識して観たのが、続く「Love Insuranse」。そんな話題があったので、かなり意識して探しました。
台詞はほんの少しでしたが、物語の中ではキーパーソンで、いかにも期待の若手がしそうな役どころ。それはまぁ、「ふ~ん、この子か・・。」という程度でしたが、必死で観た群舞の方は、一番後ろでも、大柄でダイナミックな動きが良く分かりました。「もっと観たいな~。」と。
しかし、その後すぐにベルリン公演メンバーに入ってしまったので、またまた次の大劇場公演はおあずけ(^_^;)。「もっとちゃんと観てみたいなぁ。」という意識の期間が長かったような気がします。
続くバウ「花吹雪 恋吹雪」ではいきなり通し役。堂々としていて、若手とは思えない印象。
「花の業平」新公の梅若で、やっと若手らしい不安定な所も見えた気がしましたが、華やかで大らかな素質だけでも十分、私にとっては悪い気はしなかったです。
「イーハトーヴ・夢」のザネリは、ガキ大将っぽい役所が力強い持ち味にピッタリ。これもちょっとだけダンスが観られて嬉しかったのを覚えています。
役で一番好きなのは、「ベルサイユのばら」新人公演のアンドレ。
まとぶん(真飛聖)に続いてまた語りますが(^_^;)、まとぶんと並んでも十分に包める大きさ(体だけでなく^_^;)、包容力と、優しそうな、ソフトな持ち味がアンドレにピッタリ。しかも決して地味にならず、ちゃんと真飛と対峙するスターに見えたのが良い。あんなに素直に観てて嬉しかった「ベルばら」はなかったです。
期待のダンスでは、意識して探せば一杯良い位置で踊っていましたが、パーっと破格に目立った役がついたのは今回の「バビロン」でやっと・・と言って良いのではないでしょうか。
若手だと思えば、かなりの抜擢だと言えますが、れおん君に関して言えば、ショーではあれ位活躍してくれて当然。豹柄の男も、古代の獣Aも、文句なく踊れるし、かっこ良い!
見た目が堂々としているので騙されがちですが(^_^;)、分かってくると、歌や芝居はまだまだ勉強中だと言うのが分かります。でも、それも公演毎に努力して、良くなってきているのが見えるのが良いですね。
別に熱心なファンのつもりはありませんが、れおん君に関しては、力をセーブせずに踊れる若手のうちに、ショーで沢山活躍させて欲しい。気が早いかもしれないけれど、その為にはトップにしてくれてもOK(^_^;)。
決して育て方を誤って、しぼませて欲しくない逸材です。
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[85] JIMMY 2003-01-25 (Sat)私の可愛いジェフ坊ちゃん(大真みらん)、いきま~す!
「ジェフ」というのは、まだ記憶に新しい昨年のバウ「ヴィンターガルテン」のみらんちゃん(大真)の役名。
とても印象に残る良い役で、みらんちゃんも好演で、真面目に語っても好きな役なのですが、私は特に、前半のマザコン坊ちゃん振りが大好き! 可愛いんですよ~(*^。^*)。
以来、他の作品でも、みらんちゃんを見つけると、心の中では「あ、ジェフ坊ちゃんだ♪」と呼んでおります。
さて、そのジェフ坊ちゃんを初めて舞台で認識したのは、おそらく「我が愛は山の彼方に」の新人公演。おとこちゃん(音羽椋)の役をしていたのですが、ダンサーのおとこちゃんに見劣りしないくらい、殺陣が豪快に決まっていたのを覚えています(そう公演評にも書いていますが)。当時研二での抜擢だった事もあり、「実力のある子なんだろうな~」というのが第一印象。
その後「黄金のファラオ」の頃に岡っち(嶺恵斗)と「スターの小部屋」で対談していたと思うのですが、その時にダンスが好き・・という話と、文化祭のソロの写真を公開していたんですよね。そのポーズが、つま先が伸びていてとても綺麗で。「そういえば殺陣も決まっていたもんなぁ~」と記憶がつながった感じ。この記憶は、私にとって、みらんちゃんを語る上では外せないんですよ。
ただ、その対談をTVで観た時は、正直「面白い顔の子やなぁ~。こりゃ、スターにはなれんな。」と思いました。(ごめんなさい!後でちゃんとフォローするから!^_^;)
以降で記憶に残るのは、「イーハトーヴ・夢」の宮沢清六。「雨ニモマケズ」の詩の朗読が気持ちが入っていて上手かったです。私は声の良い男役が好きなので、この役でまたかなり印象が良くなりました。また、見た目も「小部屋」の頃のイメージからすると(^_^;)、かなりスッキリしてきたかな・・と。
でも私の中では、二の線よりも、まだバリバリの実力派のイメージがあったんですね。その頃は。
その後に「LUCKY STAR!」くらいから、かっこ良くなった! と思いました。結構オペラグラスで追って観ていましたね。僅差で岡っちに転んでしまいましたが・・(^_^;)。
その頃知ったのでしょうか? 同期の中でも中卒で、意外と若かったんだ、という事。そして、前述のジェフ坊ちゃんのキャラ。
意外と可愛いじゃない~、良いじゃない~。とかなりのお気に入りさんになりました。
そんな坊ちゃんっぽい可愛さ、上品さも好きですが、「ガラスの風景」新人公演で観た紳士っぷりもなかなか素敵。本公演でも、パーティの場面でタキシードで琴まりえちゃんとデュエットしている所など、秘かにチェック(笑)。
弟キャラとしてではなく(?)、これからちゃんとした大人の(^_^;)男役として、もっともっと私をハマらせてくれるかもしれない可能性のある、期待株だと思っています。
ダンス面でも、星組若手ではどうしてもれおん君(柚希礼音)が目立ちますが、隣で踊っているみらんちゃんもかなり動きが綺麗だと思います。そういう実力の面でも、期待できそうな所が嬉しいですね。
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[84] JIMMY 2002-11-30 (Sat)越リュウ君(越乃リュウ)、いきまーす。
我が家では、初舞台の「BROADWAY BOYS」のロケットから話題になっていました・・大きい・・いや、ゴツくて(すみません!^_^;)。
しかも、あの覚えやすい個性的な芸名。なぜかその後、花の道付近で良く遭遇してしまい、「今日、また越乃リュウを見てしまった・・。」などと、良く家で話題にしていました(^_^;)。
その印象がガラリと変わったのが、「黒い瞳」新公。お父さん役の越リュウ君は、スラリとして、上品で、しかも温かい演技で非常に良かった! 「知らない間にえらくかっこ良くなっている~!」とびっくり。
その後の「シンデレラ・ロック」は最高でしたよね~。可笑しくて。
「LUNA」のジュード役を博多で観たのも印象に残っています。ケロちゃん(汐美真帆)はかなり・・不審な人だったと思うのですが(^_^;)。越リュウ君のジュードは妖しくて、セミナーの歌も、ダンスもとても上手でしたが、な~んか色気があり過ぎると言うか・・いやらし過ぎると言うか・・。
私は色気のある男役が大好きですが、この「ありすぎる」のラインが我ながら微妙なんですよね(^_^;)。同じ系統で、「長い春の果てに」のオープニングの客のダンスも、上手いし、かっこ良いし、抜群に目立つのですが、あの色気はクド過ぎるんですよ・・私には。
でも、あのダンス力と、あれだけ目立てる積極的な実力は、かなり評価できます。
「ガイズ&ドールズ」のハリーも、大役でしたが、文句なく上手かったですね。
あの岩男のようだった(ホンマすんません)越リュウ君が、今やすっかり垢抜けて、沢山のファンから「かっこ良い~(*^。^*)」と言われるスターになるなんて・・すごい成長ですよね。
あの実力をちゃんと評価して、もっと良い役をつけて、活躍させてあげて欲しい人です。
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[83] JIMMY 2002-11-30 (Sat)一色瑠加ちゃん、いきまーす。
「シンデレラ・ロック」で、たにちゃん(大和悠河)の仲間の一人の役だったのも何となく覚えている気がするのですが、初めて印象に残るのは何といってもケロちゃん(汐美真帆)のディナー・ショー「Platinum」ちゃんの一人だった事(ケロちゃんはバックメンバーの事を「Platinumちゃんたち~」と読んでいました^_^;)。
花瀬みずか、京樹真那と3人同期生で最下級生だったのですが、中でも一番幼くて(^_^;)、マイクを落としちゃったか、忘れちゃったかして、アンコールの挨拶で「ごめんなさい~(;_;)」と涙していたのが、とっても可愛かったのを覚えています(今頃バラしてごめんなさい^_^;)。
でも、全体には歌も上手だし、女装もOKでキレイだったし(^_^;)、とても良かったです。
そうして名前を覚えた一色瑠加ちゃん(なぜフルネーム?)。続く「ゼンダ城の虜」新公ではがいちさん(初風緑)の役をしていたのですが、落ち着いた大人っぽい二枚目さんで、「Platinum」ちゃんとは随分印象が違っていて素敵でした。これで、きっと大人の役の方が似合う人なんだろうと思いましたね。
だから、続く「愛のソナタ」新公も、お父さん役とはいえ、ダンディでかなり満足(^_^;)。当時の公演評でもすごく褒めていますね。
「血と砂」ではファンの後援者というまた渋い役でしたが、とても素敵で、この配役が嬉しかったです。「SLAPSTICK」ではコミカルなギャング役(だっけ?)で、これも色々工夫していて良かった。
フィナーレでは4人組で最初にソロを歌っていたりしたので、目についた方も多いのでは?
その公演評にも書きましたが、最近ますます古代みず希さんに似てきているような気もします(^_^;)。あんな素敵な男役さんになって欲しいなぁ・・。
ちなみに、ガチャピンには本当に似ているような気がします(^_^;)。誰が言い出したんでしょうね~。言い当てているわ・・。
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[82] Junko 2002-11-18 (Mon)紫城るいさんについて、書かせていただきます。
実は、娘役に転向してから急に気になり出したジェンヌで、男役の時は特に注目していませんでした(^^;)
男役時代にショー等で娘役を演る機会が何度かありましたが、その度に「他にもたくさんいい娘役がいるのに、なぜるいちゃん?」と思っていたほど。
檀ちゃん(檀れい)やアツ(千紘れいか)が大人っぽい持ち味の娘役だったので、ヒロイン系パートを担当させられたのも、興味を持てない一因だったかもしれません(どうせなら、男役ならではのアダルトな女役が見たかった)。
ところが。
いざ本格的に娘役に転向してみると、可愛いではありませんか(*^^*)
本人は、かなり悩んだ末の決断だったようですが、私的には思いきって転向してくれて、大正解。
のっけから、バウヒロインという大役にも堂々と応え、きれいなソプラノとチャーミングな演技で、違和感なくヒロインを好演し、一気に好きな娘役になりました。
お化粧やドレスの裾さばき等、もっとレベルアップすれば、十分ヒロイン候補になり得ると思います。
茶目っ気があり、ちょっと面白い存在感で、楽しみな娘役がまた1人増えました(^^)
[81] ベール 2002-10-31 (Thu)またもや31日(^^;。
遠野あすかちゃん、書かせて頂きます。
初認識は「阪急の初詣」。当時、今みたいに下級生に興味のなかった私は、駅でポスターを見て、今年は宝塚の子じゃないのかな?と思ったほど宝塚っぽくなかった。でも、可愛いな~とは思ったし、時には感じが違う子もいいよななんて思ってました。
そして、研2の「Crossroad」。いきなりの大抜擢でしたが、舞台を観ての感想は「私好み^^」。正塚系のキャンキャンした小娘(「2人だけの戦場」のライラ(花總)や「WANTED」のティナ(風花)が私の中では同じ系統になるんですが)、セリフまわしが「正塚芝居」していて、いかにも体当たりな演技に妙に惹かれました。今時の女の子、等身大で演じられる役だったため、あすかちゃんにすごくハマっていたんだと思います。
「激情」でのジプシー、コンチータは、セリフは確か一言でしたが、生き生きとしていてすごく目を惹きました。黒塗りのお化粧も似合っていて、見た目も綺麗だったように思います。「砂漠の黒薔薇」新公マリアーナ姫、花ちゃんのあの衣装を着こなせるプロポーションはさすがと思ったものの、この人は「お姫様」は似合わないということが分かった作品でした。実力的には、結構安定していたような記憶がありますが、あまり覚えてない(^^;。
そして、「FREEDOM」のジョーシー。こちらも「Crossroad」と同じく等身大の女の子、恋人を自分だけの物にしたい、恋にハマって嫉妬しまくって、結局恋人を殺して自分の物にしてしまうという、何ともすごい女の子でしたが、こういう子供っぽい一途さが妙にハマる人なんですよね。一種独特な宝塚らしくないヒロイン、こういう役でこそ、あすかちゃんの魅力は発揮されるように思うのですが、反対に、純粋なヒロイン系が似合うかと言われると「?」ですし、お姫様も似合わないとくれば、なかなか扱いにくい人だとも言えます。
花組へ組替え後、初めて見た「エンカレッジ・コンサート」。この時は正直驚いたのを覚えてます。歌は、決して下手ではないし、まあまあ歌える人かなと思っていたのですが、予想を上回る綺麗なソプラノで、全然キンキンしないし本当に心地よく耳に響きました。その後、他の舞台で色々歌を聞いて、その音が得意分野の音程であり、それ以外の音はまだまだ心許ないことが分かりましたが、ソプラノのみなら、かなり綺麗に歌える人だとも思います。
「琥珀」フランソワーズと新公シャロン。フランソワーズは、あまり評判は良くなかったようですが、私的には結構ラストシーンは泣かされたし、やはりあすかちゃんのお芝居は好みだなと思ったものの、シャロンはいまいち・・・大人な女はまだ早いなというよりは、持ち味ではないかなと思いました。ただ、私と反対に感じた人もいたようで、感じ方は人それぞれ、どちらの役があすかちゃんに似合っているのかはよく分かりませんね。ただ、私は「少女」なあすかちゃんが好きなようです。
続く「エリザ」ヴィンテッシュ嬢と新公エリザベート。ヴィンテッシュは、狂気はあまり感じられないけれど、あすかちゃんの持ち味だと思ってる少女っぽさが前面に出てきていて、そっと抱き締めてあげたくなるような、可愛らしいヴィンテッシュ嬢だったのは、やはり私好みです。エリザベートは、新公評に書いたように、まず皇后に見えなかったのが辛かったけれど、それはもう仕方ないなと諦めてます(^^;。歌の利点と欠点もよく見えた公演でしたが、ここでは寧ろ、少女時代より大人になってからのエリザベートに魅力を感じたのが、私の中では大きな発見でした。
他のHP等読んでると、どうもあまり評判の良くない娘役さんのようで、その理由は分からないでもないのですが、それって宝塚の娘役として結構致命的な気もします。宝塚ファンにとって、娘役というのは、「○○さんのお嫁さん」という感覚が強いですから、そういう人達に愛されないのは、少し辛い気もします。でも、それって生理的なものですから、直そうと思って直るものでもない気はするし・・・。この先、トップになる可能性は高い人だと思うだけに、大変だなと思います。
最後に、容姿的には昔の方が可愛かったと思うんですよね。最近、プログラムの写真をことごとくはずしてるようで少々悲しいです。表情が少し歪んでることが多いのが気になります。
[80] JIMMY 2002-10-29 (Tue)おさちゃん(春野寿美礼)、いきま~す。
以下、98年に私のHPにアップしたおさちゃん評です。
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この人は始め全然ダメだったんですよ(^_^;)。大逆転ホームランを打たれてしまった、典型的ホープさんです(^_^;)。
始めて認識したのは忘れもしない、バウ「サラン・愛」。りかちゃん(紫吹淳)の弟役だったのですが、台詞がめっちゃ下手だと思いました(^_^;)。でも、他の人の批評なんかでは、結構好評だったんですよ。何だったんでしょう、あれは?
それが180度変わったのが「失われた楽園」新人公演。上手かったんです、これが(^_^;)。本当、一度ダメだと思っても、見守っているうちに、成長しちゃうもんなんですよね。その後は俄然好意的に見るようになりました。
この前のバウ「ヴェロニック」でまたまた大感心。キレイな人なのに、あそこまでやるか? という根性にも恐れ入ったし、歌も上手かった。何ともさわやかなのが良いですよね。
ミキちゃん(真矢みき)退団後の新生花組において、かなりのポジションアップが期待できるのではないでしょうか? これからが楽しみです。
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ここで自分でも驚いたポイントが、アップしたのが「98/04/15」って事です。
私、HPを公開する前、生徒評は、当時お気に入りの10人しか用意していなかったんですよ。それが「98/04/15」の日付けになっているメンバー。
(ちなみに“お気に入りベスト10”のコーナーにしようかと思っていました^_^;)
・・という事は、当時のお気に入りの10本の指に入っていたって事か~! そうなんだ~、私・・。
そんな感じで、お気に入りの10本の指に入っていたようですが(^_^;)、それ以上にハマる事はなく、今に至っていました。
それでも、上手い人だとは思っていたし、おさちゃんがトップになる事にはな~んの不満もありませんでした。が、私がおさ&あさ(瀬奈じゅん)に今一歩ハマれない以上、花組はつまらなくなるな~、とは思っていました。
そんな気分で観た新生花組公演。演目が「エリザベート」だけに、余計観たくない。・・この話は長くなるのでもう止めますが(^_^;)。
内容は公演評を観て頂くとして、その文中に書いた「スラッとしていて、綺麗でした。素敵だと思う所もありました。」の「素敵だと思う所」がどこだったかを、今、正直に告白しましょう。
それは、「腰」なんです・・(爆笑)。
どうなんでしょう? 私の周りに、おさちゃんファンの知り合いはいないので、ファンの方が、どの辺りがツボだと思っておられるのか良く分からないのですが、トートの衣装を着たおさちゃんの、腰回りの細さが良かった・・。私って変かも・・。
トートが恐くなかったのも、持ち味でしょう。私には、おさちゃんのトートが、みどりちゃん(大鳥れい)のエリザベートの命を、どうこうできる「力」があるようには、どうしても見えなかったです(^_^;)。
その代わりに、「こんな死神が来てくれたら、そりゃ、嬉しいだろう~♪」のトートになれたのなら、その方向もまたアリではないかと。
「繊細」で「儚い」のですが、だからと言って妖精タイプではなく、人間らしい。身近で親しみやすい気がします。
スラッとしていて上品ですが、だからと言って高貴な雰囲気でもないですね。威圧感がないです。それが良いのだと思うのですけれど。
とにかく「エリザ」を観た後、私はおさちゃんのビデオシアターにまで行く気になっていました。生徒評に書くネタにしようとも、既に思っていました(^_^;)。
そこに映し出されたのが、何と上記の「サラン・愛」! 周りの観客から思わず「可愛い~!」の声が上がっていましたが、本当にめちゃめちゃ可愛かった。
しかし、後ろのおばさまも「し、舌回ってへん・・!」と思わず手に汗握ってしまった幼いおさちゃんで(^_^;)、観賞後一緒に観ていた母は、私の書いた生徒評が間違っていなかった事を認めてくれました(^_^;)。
このビデオシアターでインパクト強かったのが「ブルー・スワン」。
すごいよ・・おさちゃん。しかし、生で観ている筈なのに、全然記憶にない・・(^_^;)。先日早速ビデオで復習してみました。そしてまた爆笑。
おさちゃんって面白い。面白すぎる~。そしてそれが可愛い~。
そう、おさちゃんって、面白いのです。それがまた魅力です。分かる人は「何を今さら」と思われる筈。
それを私は今、「ぷぷぷ」の魅力と名付けております。
例えば、「エリザ」のフィナーレ、みどりちゃんを征服したかのように、キメた所でウインク!
ここで素直に「素敵~(*^。^*)」となっている人もいるかもしれないけれど、普通は(?)ちょっと「ぷぷぷ」となるでしょう?
もっと言えば、トートの役自体も、自分に酔いしれて演じている様子がちょっぴり「ぷぷぷ」。
梅田にあるVISAのパネルのおさちゃん。まっ赤なバラを手に、白ブラウス姿も「ぷぷぷ」。
更に、全然無関係の事務的用事でアクセスしたVISAのHPで、観てしまった素晴らしすぎるCMにも「ぷぷぷ」。
正統派ですよ。美しいですよ。でも、何か身近で親しみやすい。これが今、皆に支持されるトップさんなのかな、と思います。
しかし、そのうち貫禄がついて、圧倒的な威圧感で、客席の私をビビらせてくれる時が来るかもしれません(^_^;)。楽しみにしています。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[79] JIMMY 2002-10-03 (Thu)リライトの為、一度投稿しま~す。
掲示板の色と、題名部分のテーマ月の記述が更新される筈なのですが・・。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[78] 高砂キカ 2002-10-01 (Tue)汐風幸さん
初めて汐風さんを知ったのは、友人に貸してもらった「再会/ノバ・ボサ・ノバ」雪組公演のビデオからでした。
一番初めにスティーブの声を聞いて何だか耳が惹かれてしまい、その後の神父役ではとにかく「聖職者さんで、綺麗なのに可笑しい!」
とじわりと胸に残りました。
役に従い、縦横無尽に演じられながらもどこか愛嬌と清浄感がある。
大変に面白い男役さんだ・・というのが、一番初めの印象で、それは今でも続いています。
最もインパクトがあったのはやはり「心中・恋の大和路」でした。
忠兵衛は梅川との恋に縋って生きているような男で、身請けの金の為に友人から預かった金もほいっと投げてしまうような、
商人としては最低の人。「梅川が田舎の客に取られるんや~」と八右衛門に駄々を捏ねている姿は大きな子供そのもの。
でも、最後の心中場面は浄土の存在さえ感じられる程美しく、哀しかったです。
印象に残る役の一つは「ハードボイルド・エッグ」のマシューでしょうか。
マシューは久世さんと同様に、お芝居をされている感触がありました。さり気ない日常を組み立てる舞台だからこそ、その中に生きる人の個性を引き出し、膨らませて客席に伝える手腕が必要だと思うのです。
マシューは戯画化されたお芝居も差し込みながら生き生きと立ち上がっていました。
今年四月のディナーショーの中で、「グランドホテル」と「ME&MYGIRL」を台詞だけで演じられていたのも記憶に鮮やかです。
言葉だけで、オットーとビルが宿った気がしました。声だけで役柄も変えられる、役者さんです。
外部出演の「私生活」でのシビルも、現在公演中の「長い春の果てに」のナタリーも女性役なのですが、確かに「女性の匂い」というのが感じられました。
しかし、女役をされるには無意識からの改革が大変だったそうです。椅子の座り方、歩き方、思考の展開など、普段生活している私達にとっては意識もしないレベルでの差異に一つ一つ取り組まれていたとか。それだけ、汐風さんにとって男役は染み込んだスタイルだったのでしょうね。
片岡仁左衛門さんの娘御さんということで音楽学校の頃から注目され続けたことへの戸惑いも、以前トークショーで語られたことがあります。
(トークの明晰さも汐風さんの魅力の一つです)でも、その頃から組み上げられてきたスタイルは、汐風さんにとっての宝塚での血肉となっているのでしょうね。
和風で童顔とも呼べる顔立ちで、典型的とされる男役さんタイプではないなとは思います。(典型的ってどんなものと言われると、殆ど感覚の問題なのですが)
でもそれ故に、汐風さんの創り上げていく男役さんの造形に期待しています。
[77] JIMMY 2002-09-30 (Mon)忘れてました・・今日で専科最終日でした・・(^_^;)。
好きな専科さんは一杯いますが、とりあえず一人挙げるなら、チャルさん(箙かおる)! いきま~す。
もともとターコさん(麻実れい)時代の雪組が初観劇。以降もイチロさん(一路真輝)ファンだったので、雪組の観劇が多く、チャルさんと言えば、雪組の頃から良~く観ている気がします。
結構二枚目で、好きでしたね。今もそうですが(^_^;)。
思いつく役といえば・・「ムッシュ・ド・パリ」とか(・・懐かしすぎる^_^;)。敵側の親衛隊長で、太田先生らしい戦いの口上を一人でまっ赤な衣装で、言っていましたね。やはり当時から悪役系が多かったかな。二役の軍曹さんも面白くて好きでした~。
同公演のショーで、「ラ・パッション」っていうショーがあったのですが、そこに長靴下のピッピっていう場面があって、男役が集団で、女の子していたんですよ。イチロさんとか、似合いそうでギャグにならない若手の男役はもちろん除外で(^_^;)。
中でも、「うぉぉぉ~!」とか言いながら、黄色いミニスカート(確か・・)でがんばっていたチャルさんは、一際面白かったなぁ~。
あと、「スカイ・ハイ・スカイ」で、上級生ばかりで色っぽい鳥たち(もちろんドレス姿)が、歌を聞かせてくれる場面もあって、そこにもチャルさんは入っていましたね。あの場面は、当時子供だったのに結構好きでした。・・色気のある場面が好きな傾向は、昔からのようです(^_^;)。
・・なかなか真面目な話になりませんが(^_^;)、好きな役と言ったら何かなぁ?
最近「エンカレッジ・コンサート」で再び聞かせてくれて話題にもしましたが、やはり「ショー・ボート」の黒人奴隷の役。聞かせてくれた「オールマン・リバー」はインパクトありましたね。
だから「Let's JAZZ」で再び聞かせてくれたのには、嬉しくて鳥肌が立ちました。
当時は結構体格も良くて、迫力ある男役さんだったのですが、専科に行って少し経つと、突然随分痩せて、シャープな印象になったのには驚きました。
「グランドホテル」のプライジングも印象的ですね。
最近では「フィガロ!」の伯爵役が上手かった~。
痩せたのもそうですが、専科になってから、ガラッと意識が変わって、どんどん職人的に、実力を高めていった人だと思うんです。
一時期雪組の組長だった事もありましたが、多分、専科の方が楽しいと思っておられるのではないかなぁ? その役だけに専念できて。
(おぉっと、もう10月になりそうだ~)
とにかく専科の中ではまだまだ若手のチャルさん。これからも良い役が見たいですし、歌も聞きたいです! がんばって下さいね~。
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[76] Junko 2002-09-30 (Mon)今更な気もしますが、やはり書いておきたい生徒です。
轟悠さん=トドさん。
私が初めて関心を持ち、かつ、宝塚に興味を持つきっかけともなった男役です。
初めて宝塚というものを見たのが、友人が貸してくれた「JFK」のビデオ録画で、その時印象に残ったのが、トドさん演じるキング牧師でした。
黒塗りだったせいもありますが、インパクトが強く、歌も迫力があって、「まさに男役だー!」と感じた覚えがあります。
その後も、ビデオで中大兄皇子やルキーニを見て、「なんて男らしい(*^^*)」という思いをますます強くし、トドさんのファンになるとともに、宝塚全体を好きになっていきました。
そして、心待ちにしていたトップですが、なんだか思ったほど楽しめない。
お披露目公演で感じた違和感は、作品や相手役との相性が原因かと思いましたが、新しい公演になっても、相手役が変わっても、どうにも以前ほど夢中になれなかったのが正直なところです。
役や作品に恵まれなかったせいもあるでしょうが、今思うに、轟悠という人は”宝塚のトップ”という枠にはまりきらないジェンヌなのではないか、と。
”宝塚の主役”という型にとらわれない役を演じられるジェンヌ、裏を返せば、彼女に似合う役は、”宝塚の主役”にするには個性的なのだと思うんです。
だからこそ、前述のキング牧師やルキーニが当たり役になったのではないでしょうか。
トドさんの魅力は、私に言わせれば、骨太で、迫力があって、男らしくて(笑)、クールで、「孤高の人」の風情が漂うところ。
もちろん、トップ就任後も彼女の個性を生かした役がありました(「凱旋門」や「猛き黄金の国」等)。
でも、マイ№1はやっぱりルキーニなのです。
トドさんが専科に留まったことは、嬉しいです。
「男役の中の男役」だと思ってますので。
ただ、これからどういう風に使われていくのか・・・。
「風共」のような特別公演はそうしょっちゅうないでしょうし、本公演に特出して廻るというのも難しいので、歌劇団が「専科トップ」として上手く扱ってくれることを願います。
新たな当たり役をまた作ってくれるよう、期待しています。
[75] すっぴん 2002-08-31 (Sat)たかちゃんこと、和央ようかさんです。
最初の印象は『華麗なるギャッビー』の青年役。
ひょろひょろして、声がひっくり返りそうな男役だなと思い。
『この恋は雲の涯まで』のトンギャマを見て、化粧もなんとかならないものかと思い・・・
どういうわけか、印象に残っているのは芝居ばかり。
『二人だけの戦場』を見た時、舞台上のアルヴァ(カッコよかった)がたかちゃんである事に気がつかず、プログラムを見て、驚いた記憶があります。
私の中では、”和央ようか”と”カッコいい”という言葉がどうも結びついてなかったようで・・・申し訳ない。
今はそんな事ないですけれど・・・。
私はたかちゃんの新人公演は見た事ないので、本公演を見ている限りの印象で言うと、良くも悪くも肩に力が入っていないように見える人。
いろいろ大変な事はあったと、思いますが、そういうものが表にでてこないタイプかも?
頑張れば、もっと出来るのに~と思いつつ、でも、頑張ってますモード全開だったら、ファンになってないな~と。
そして、もう一つの特徴は、現実感のないところ。
歌はもろ日本人なのに、国籍不明、年齢不詳。
そのせいか、普通の2枚目役をすると、どうしてもインパクトがないし、リアリティーもない。
『アリスの招待状』のマイケルとか、『嵐が丘』のヒースクリフとか、極端な性格の役の方が、合っていると思うし、個人的に好きですね。
『鳳凰伝』のカラフも”いっちゃってる2枚目”だからいいんじゃないかと思っています。
最近のたかちゃんを見ていると、トップスターというのは、最初から出来上がったものではなくて、だんだんと育っていくものなんだと思います。
最初は組の中で主役をする人だったのに、『カステルミラージュ』の全国ツアーから、組を引っ張っていく人に変身していて、とてもビックリしました。
このままで行くのか、次の作品ではまた以前のたかちゃんに戻るのか?
それも楽しみではあります。
[74] ベール 2002-08-31 (Sat)もう1人書かせて頂きます。
風輝マヤ、愛称きのさん。
初めての認識は、多分バンダイの宝塚カード。覚えてる方が何人いるでしょうか?(^^; これは誰だろう??と思っていただけで終わってましたが。舞台での初認識は、「エクスカリバー」全国ツアーのベン。本公演では、たらちゃん(祐輝)とさお太くん(高翔)2人がやっていた役が、人数縮小のため1人に。クリストファー(和央or湖月)のお付きのような役だったのですが、クリストファー役のわたるくんと、どこまでがアドリブでどこまでが脚本・役作りか分からないような小芝居で、客席の笑いを取っていたのを覚えてます。その後ビデオで見た姿月DSでも、MCの中でずんちゃん相手に客席の笑いを取っており、とにかく「変な人」という印象が強くなりました(^^;。
本公演では、まず「激情」の青年実業家。結構長いソロがあって、歌える人なのかな~という認識が生まれました。この時の新公でのメリメ/ガルシア(和央)は、残念ながらビデオでしか見てませんが、正直2番手役というのは任ではないなと思いました。
歌については、たまちゃん同様エンカレでじっくり聞かせてもらったんですが、思ったより全然歌える人で、うれしい誤算でした。路線系がまやちゃん(久遠)しか出演しておらず、1部のラストを務めたわけですが、他の組の人に比べたら知名度不足・迫力不足の感はあったものの、概ね良い感じだったように思いました。
でも、きのさんと言えばやはりお芝居。フィガロでの水くんの友達役(?)、コメディだったから尚更自由に動けたのか、後ろの方で見えないところで、とにかくチョコチョコ小芝居してるのが目に付きました。勿論、小芝居だけでなく、セリフのある場面でのお芝居の「間」も上手い人だと思います。そして、「エイジ・オブ・イノセンス」のシャンソニエ。公演感想でも書かせて頂きましたが、セリフのない場面での表情・雰囲気作りが上手く、ついつい目がいってしまいます。さりげない芝居から大袈裟な芝居まで、どちらもこなせる人なんではないでしょうか。
本公演で良い役をもらうことは難しいと思いますが、でも人材不足・脇役不足の宙組。もう少し、この人を使ってくれてもいいじゃないと思います(今回の賢人はかなり悲し過ぎます)。更なる活躍を期待します。
[73] ベール 2002-08-31 (Sat)↓名前間違えてしまいました。
珠起ではなく、珠紀です。失礼しましたm(__)m。
[72] ベール 2002-08-31 (Sat)毎回最終日投稿になってしまってますが(^^;、書かせて頂きます。
天羽珠起、愛称たまちゃん。
初認識は、「FREEDOM」のの南部の青年(歌手)。音乃いづみちゃんと2人、コーラスメンバーの中でソロをとっていたのですが、今でもすごく印象に残ってます。当時の感想を今読み返してみると、「癒し系の声で癖のない素直な歌い方が印象的」と書いていました。観たときに、瞳子ちゃんのイカロスを思い出すような、少年っぽいちょっと変わった声の持ち主だなと思い、この人の歌をもっと聞きたい!と思いました。
その後本公演でも注目するようになると、とにかく笑顔が良い。本当に嬉しそうに舞台に立っていて、観ていると、こちらまでほっこりするような、声だけでなく顔まで癒し系な人のように思います。お芝居は、新公ブイエ将軍(越)とカスミラの花ちゃんの弟(役名忘れた・・・)くらいしか印象がないのですが、下手ではないですよね・・・多分、結構私好みの芝居をする人のような気がするんですが、もう少しきちんとお芝居を見てみたいです。
歌に戻って、念願の歌が聴けたのはエンカレでした。その時の感想は、ここでも散々語らせて頂いたのですが、その時書かなかったことを少し。「祈り」の方はその声質に合っているように思って良かったのですが、もう1曲が良くも悪くも少年系の声で、ちょっと甘ったれたような少しベタつく感じがする歌い方のように感じたんです。なので、声にかなり特徴あるので、案外歌を選んでしまう人かな?と思っていたところに、先日の新公。
北京の歌手(苑)だったんですが、本公演のずー川さん(苑)を聞いた時から、この迫力ある歌を歌うたまちゃんが想像できず、嬉しくもありましたが不安でもありました。でも、私の予想は見事に裏切られました、すごかった。少年系の高い声しかでない人だと思っていたのに、太い迫力のある押しの強い声で、こんな声も出るんだこんな風に歌えるんだと、ただただびっくりしました。色んな声が出せる人なんだと初めて知りました。
最初に好きになったのは歌・声、でも笑顔も良くて、実はダンスも結構得意な人。体型がちょっとコロっとしてるのが、タカラジェンヌとしてはどうなのかな?とも思いますが(笑)、成績も良いし、案外色々なことをこなせる人なんだと思います。目立った活躍をする人ではありませんが、これからも注目していきたい人です。
[71] 高砂キカ 2002-08-31 (Sat)和央ようかさん。たかこさんの舞台を観たのはほんの数回で、長くファン
をされている方には却って「違う!」と思われることも多いかもしれませ
んが、言葉を紡ぐのをお許しください。
和央さんの舞台を始めて観たのは月前、「カステル・ミラージュ/ダンシ
ング・スピリット!」地方公演時でした。場所は全国ツアーも数年に一度
しかやってこない都市で、その為か、何だかざわざわしたままの幕開きと
なりました。ステージの前で男役さんが踊っているというのに、その直前
で遅れて席に着く人も居たりで、何と無く落ち付かない気持でステージを
見ていました。
しかし、和央ようかさんのレオナードが舞台に立つ度、みるみる視線は
その方に集っていきました。
すらりとした佇まいの中から滲み出すレオナードの美しさ、闇社会の住人
だというのに、エヴァを愛する心の真摯さと豊かな包容力。朴訥な語り
口調でも、レオナードの、エヴァや友人、部下達に対する心が伝わってき
ました。男臭さと二つ名で「天使」と呼ばれてもおかしくない透明感が
共存していました。
「ダンシング・スピリット!」も、純白の衣装で表れるオープニングから、
キラキラと輝いているようで。派手な衣装替えのあるダンシング・リズム
も眼で楽しませられましたし、ネズミ&ネコの場面の、二人の仲の良い故
の遠慮の無さで笑ってしまいました。
最後は大拍手。スタンティングオベーションをする人さえ居た程でした。
その上、楽屋出は、歓声を送るギャラリーに笑顔で応えて、そちらでもし
っかりお仕事をしてくださりました^^;数年に一度しか来ない宝塚歌劇、
観客の人々を満足させて帰してくださったのは和央ようかさんと、和央さ
んの元に纏まった宙組のお陰だったように思います。
たった一回の体験だったのですが、大仰な言い方ですがははじめて「ト
ップスターの成す力」を見た気がしました。移動に次ぐ移動のツアーで、
正直疲れが見受けられていた人も居ましたが、和央さんは変わらず、小さい
会場内の隅々までで届くよう朗々と唄ってくれていました。それがとても
嬉しかったです。勿論、相手役の花總まりさんとも揺るぎ無いトップコンビで、お二人が立つと何となく安心させられました。
スタイルの良さとか、華とかトップスターの条件は様々に言われていますが
、最後は揺るぎの無い存在感、安定感なのかもしれません。トップスターと
して舞台の中央として立ち続けることで捕らえれていくものなのでしょうね。
和央ようかさんの印象は「光」だったりします。無色なのだけど遠くからで
も届くから、訳隔てなく届く光。今回の「鳳凰伝」のカラフも人物像も行動
も無茶の多い人なのですが、それを格好よく魅せられたのは和央さんの澄ん
だ輝き宙組の大きな恒星、和央ようかさんのこれからの輝きに期待しています。
[70] JIMMY 2002-08-24 (Sat)
リキちゃん(速水リキ)、いきまーす。
宙組でもう一人、お勧めするなら・・という事で、リキちゃんを選んでみました。
今となっては知る人ぞ知る(^_^;)、82期同期生ユニット「TAP」の一人。
TAPとしてTVに出たりしているのを観た時には、容姿とダンス力で華宮あいりが良いと思っていました。
その後、舞台を観てみると、宝塚の男役としては、良い容姿に恵まれている月丘七央が良いのではないかと・・。
その後、「望郷は海を越えて」新公のアレクセイ、「ベルばら2001」新公のアンドレ辺りから、リキちゃんが良いと思うようになりました。
(ごめんよ・・一番スターのさららん(月船さらら)。)
歌が良かったのはTAP時代から。そう言えば、ソロで一番に歌っていたのは、リキちゃんだったんですよね。
加えて男役らしい包容力、「ベルばら」なら完全にオスカルよりも、アンドレやフェルゼン役者です。そこが好き。
「ザ・ショー・ストッパー」でも、まやちゃん(久遠麻耶)が出ていない炎の男の場面など、みずさん(水夏希)の後ろで踊っているリキちゃんの雰囲気を、良いな~、と思って観ていました。
役では「エイジ・オブ・イノセンス」のリヴィエールが良かったですね。小柄だけれど、温かい包容力を感じさせてくれる所が、私好みなのです(^_^;)。
今、宙組若手の中では、一番観ていて嬉しい男役さんです。その濃い顔を生かして、がんばれ~、バッショネイト・速水! ボンジョールノ(?!^_^;)♪
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[69] JIMMY 2002-08-24 (Sat)今更訴えた所で、退められちゃぁ、どうにもならないよなぁ・・(脱力)。
という感じで、筆が重いです(^_^;)。しかし、最後に、記念に、私がまやちゃん(久遠麻耶)をどう思っていたか、やはりしっかり書き留めておきましょう。
以下、99年5月に私のHPにアップした、まやちゃん評です。
***********************************************
ちょっと今、気になる存在です。ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、初舞台の時は妙に足が細くて、目につきました(^_^;)。今はそんな事もなさそうですが。
そんな奇異なイメージから始まったのですが、次に印象に残っているのが「ドリアン・グレイの肖像」のサロメ。ちゃんとスタイルも若手らしくとり戻していて、キレイで、これがあの子かとびっくりしました。
その後宙組へ組替えが決まり、「エクスカリバー」の新公で初めて男役らしい活躍を見た気がするのですが、キザが結構サマになっていて、でもまだまだ可愛らしい感じが好印象。続く「エリザベート」フィナーレのダンサーでも、ムードがあってついつい彼女の方を見てしまいました。これがちょっとツボに来ましたね(^_^;)。まだまだ良く分かりませんが、宙組観劇の際の、楽しみの一人になりそうです。
***********************************************
続く「激情」でハマりました。きっかけは、芝居の冒頭、上手花道に登場した兵隊役のまやちゃん。青い制服姿で花道に座り込み、キッと見上げる視線が良かった!
その後、ずんちゃん(姿月あさと)の側で伸び伸びと踊っていたまやちゃんの姿に、「これは新人公演を観に行かなければ!」と思い立ち、無理矢理前日に会社休む! と都合をつけ、かけつけた新人公演。
最近はビデオも出ていますし、観て頂ければ分かるかと思いますが、実際の所、絶賛される程上手かったか、というと、そんな事もないんですよね(^_^;)。当時、公式HPの「お便りコーナー」に公演評を投稿し、「そんなに良かったか?」とつっこまれたりしたのですが(^_^;)、つっこまれるのも分からないではなかったんです。
ただ、色気ある目と甘~い雰囲気。そして何よりも、後半、ジェラシーの場面辺りからの体当たりの熱演からくる輝きは、今でも目に浮かびます。歌は苦手だと思っていたのですが、まずまず歌えていて、根底の実力の確かさにも満足。
この素材の良さが分からないのか? と、私は思っていました。
以後の新公、「砂漠の黒薔薇」「望郷は海を越えて」と、後になればなる程、出来は良くなっていったと思います。ただ、作品も作品なので(笑)、今でも一番好きなのは、「激情」かなぁ、と思いますね。
最後まで「ぽっぺ」は落ちなかったし(^_^;)、クリクリと可愛かったまやちゃん。おそらく、ほとんどのファンの方は、可愛いまやちゃんしか印象にないんだろうなぁ。
「望郷」の伊三や、「ベルばら」の小公子。こんな役が、確かに似合っていました。本公演では一番の大役、そして出来が良かったと思われる「フィガロ!」のエンリーコも、やはり可愛い、本来のまやちゃん、そのままの役には違いないんですよね。
その品の良さ、立ち姿の良さ、実力の確かさが、分かる人には分かっただろうと思うのですが。
ファンになってみると、ニコニコの笑顔も「可愛い~」と思うようになってしまったのですが(^_^;)、私はたまーに見えるシリアス顔の方がずーっと好きでした。笑うと男役形なしになってしまうので(^_^;)、よく「笑うな~!」と心の中でつっこんでいたものです。
「フィガロ!」だとシスター二人とのダンスナンバー。「エンカレッジ・コンサート」の鈴奈沙也さんとのデュエット。今回の「ザ・ショー・ストッパー」でも、フィナーレのふづき美世ちゃんとのデュエットの時の顔が好き。
柄が大きく、娘役さんと組むのが絵になる事。その時に出る上品な色気と、目線が効く所も私好みです。
今回の「鳳凰伝」のタンでも、盗賊の中では兄貴分の役とあって、意外とハードな良い表情を見せてくれていますし、「ザ・ショー・ストッパー」では断然、ジゴロの場面がお気に入りでした。
その「背伸びまやちゃん」で最高の傑作が全国ツアー「カステル・ミラージュ」のテイラーだったと思います。実際、すごく背伸びをしてがんばったには違いないと思うのですが、育ちの良さ、品の良さが全面に出た、堂々とした青年として、納得できるテイラーを見せてもらえました。将来観たかったまやちゃんの男役姿の片鱗を、観られた気がしましたね。
育ちの良さ、品の良さが舞台に出ている所が最大の魅力だと思います。だからこそ、宝塚にピッタリの男役だったと思うんですよね。
あれだけ王子様大安売りだった「鳳凰伝」。誰よりも皇族系のまやちゃんなのに、しかも最後なのに・・何でも良いから王子様が観たかったです~、本当は!!
まやちゃんに対して、誰が何と言おうと、私はその素質に絶対の自信がありました。今年のバウ主演がゆうかちゃん(椿火呂花)の単独であったのには驚きましたが、これはきっと、未だに幼さの抜けないまやちゃんに、歌劇団が試練を与えようとしているのだ、と思っていたんですよ(^_^;)。
実際の所、バウ主演の件が、今回の退団とどう関係があるのかは分かりません。ただ、その後も全国ツアーのテイラー役をしたし、TCAには出るし、サヨナラ公演でも場面を与えられているし、最後まで歌劇団に大切にされていた、非常に恵まれた人だったのは間違いないと思うんです。
歌劇団がそれだけの事をする価値がある、貴重な素質を持った人だったと私も思います。
確かに「遅咲きにも程がある」という位、学年の割に垢抜けきれていなかったまやちゃん(^_^;)。あまりにも敵なしの状態で、発奮する材料がなかったのも問題があったと思います。私も安心して観ていましたが、そんな風に、ファンも「がんばって応援しなければ!」という気分にならなかったんじゃないかな。
しかし、春の全国ツアーでの大役と責任には、さすがのまやちゃんも発奮せざるを得なかったでしょう。そう感じられる頼もしい舞台でした。「やっと火がついたか」と思いました。
まやちゃんより下級生なのに、既にすっきりと垢抜けて出来上がってきたゆうかちゃんの加入も、良い刺激になると思っていました。さぁ、これから! という時の退団発表でした。
どうしてそれだけ恵まれている自分に、自信が持てなかったのか?
「自分の容姿は男役には向いていない」「自分がスターになるのは許せない」、と、最近のインタビューで答えていたまやちゃん。
きっと、みずさん(水夏希)のような、シャープなお顔が良いんだと思っているんでしょうね。
自分の舞台がどうなのか、意外と本人には分からないものなのかもしれません。
まやちゃんがネットでの批評を気にしていたのなら、せめて一通でも、どんなに良いものを持っているか、私が手紙に書いて送ってみれば良かったと、後悔しています。
退団発表を聞いた時、真っ先にこの事を思いました。
宝塚が好きで、沢山レッスンを受けて、地道に実力をつけていたまやちゃん。本当はやりたくない訳がないと、私は思っています。
私の想像する将来のまやちゃんは、一路真輝と紫苑ゆうと紫吹淳を足して三で割ったような、それに、あのまやちゃん特有のニコニコの笑顔もポイントとして追加したような、本当に素敵な男役さんだったんですよ(^_^;)。
それが完成するのを観られませんでした。今まやちゃんに会ったら、あまりの勿体なさに、まわし蹴りしてやりたいです(できる訳ないけどね・・^_^;)。
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[68] フラワー 2002-08-24 (Sat)花總まりさん。書かせて頂きます。ファンモードになること、お許しください。
私が花總さんの舞台を生で観たのは、宙組ができてから、お披露目公演の「エクスカリバー」「シトラスの風」でした。
ロザライン姫の勝気なところ、ジェイムズと見つめあっているときの笑顔、すごく印象的でした。ショーの花占いの少女、「イヒヒヒヒヒ(^^)」と笑うのがとても可愛かったです。
「エリザベート」『私だけに』を涙を流しながらもしっかりと歌い上げている様子にそこにエリザベートさんがいると思いました。
鏡の間、登場されたとたん、その美しさに、存在感に、鳥肌が立ちました。
公演ごとに書くときりがありませんね(笑)
でも公演に関してもう一つだけ(笑)
「鳳凰伝」
トゥーランドット姫。正直驚きました。化粧法をいつもと変え(これは普通ですが)発声方法まで変えてこの役に挑まれました。10mのすそのお衣装よりも、姫自身の存在感に圧倒されました。
謎かけの場面、「答えよ」の言い回し、高笑い、そしてカラフ王子に全て言い当てられてしまったときの表情…息を呑む、という表現はこういうときに使うのかなと思いました。
幻想の場面~アデルマが出てくる場面、あの叫び声はタカラジェンヌのものではないかもしれませんね。
ラストのアリア、あれを聞いて涙が出てきました。
長い長いといわれ続けていますが、今回の役は花總さんにしか出来ない役だと心から思っています。
花總さんの相手役さんを見るときのキラキラしたお顔が好きです。
なにごとにも妥協されない姿勢が好きです。ドレス捌きがとても綺麗なところが好きです。挙げるときりがないほど「好き」がいっぱいです。
これからも私はこの方から目を離すことはできそうにありません!
[67] ルナ田 2002-08-23 (Fri) 私が宙組で気になるのは、水夏希です。
月組時代はほとんど印象にありません。
エルドラードでかろうじて名前と舞台姿を比べたかな?新公のビルを見てみたかったです。
花組に組替えになってから意識したのは、タンゴアルゼンチーノの中日公演です。おさちゃんがバウでいなくて、おさちゃんのところに入ってました。幕開きの黒燕尾での歌とダンス、かっこよかった・・・。しびれました。中日劇場は、舞台と客席が近いんですね。もろに視線をもらった気になれるんです。ベルリン公演でのかしげちゃんとのツーショットもこういう並びいいなあと思って見ました。
そして、宙組に組替え。オスカル、アンドレ、カスミラのジョー、今回の鳳凰伝のバラクと重要な役をやるようになりました。
この前の鳳凰伝を見ながら、水君もとうとうここまで・・と親心のような気持ちで見ました。存在感が出てきたし、歌もずいぶん上手くなったような気がします。ファンの欲目でしょうか?
私が水君をいいと思うのはどこなんだろうと考えてみたのですが・・決定的なものはありません。舞台で映える顔立ちと目つき、キザるところ、体の線の美しさ、ダンス、入りでのときの優しい態度、ぐらいが思いつきますが・・。
もうすぐ初めてのDSがあります。またそのちらしがかっこいいのです。マミさんを思い出させるお洋服!目つきもいいし・・・もちろん、歌も期待してます。トークも楽しみです。マミさんが何度もやって大好きだったDS,ぜひ水君もこれでより大きくなってほしいです。
[66] カレン 2002-08-18 (Sun)生徒評掲示板に宙組の書き込みが未だありませんので、僭越ですが、最初に書かせていただきます。
椿 火呂花について
この人ほど短期間のうちに立つ位置が変わった人も最近珍しいのでは。新人公演のできる期限の1年半前に「黄金のファラオ」で抜擢を受け そのとき、目を見張るかっこいいセイタハトを演じてから歌劇団の目にとまったのか、次の「花の業平」でも準トップの役をもらい固い表情ながらもきれいさを評価されるようになりました。
そして宙組に変わってから、「カステル・ミラージュ」の
新人公演の主役を演じ、応援している方も「路線に乗ってきたのでは。」と思うようになりました。そしてなんとバウ公演の「エイジ・オブ・イノセンス」の主役をもらったりしてあらよあれよと、8月宝塚大劇場公演では、花ふさ まりの隣で笑っているではありませんか。つい先ほどは、フイナレーでは、エプロンステージにいて幕の下りるまえは、わき口にはけていたのに。
下級生の頃は、同期生に大和 悠河が華々しくいたこともあり、順位が下から数えた方が早かったので、あまり役ももらえませんでした。でも群衆役のなかでもピョコンと存在が目立っていました。あの人誰だろうとおもったものです。
芸風としては、純二枚目と言われるでしょうが、芝居心はすぐれているので、今回の軽い盗賊役でもうまく演じています。どこにいても、てをぬかず楽しんでやっているようにみえます。何より芝居が上品です。これは、星組で下級生時代をすごしたので、紫苑 ゆう等の影響をうけているのかもしれません。
オフでは、自分を強く押し出さず、少しとぼけたようなムードで廻りに安心感を与え親近感を持たせることにより、若いファンが増えているようです。見た目からは、固い感じがしますが、あっけらかんと飾らない所もあるようです。
久遠 麻耶さんが、退団されると、責任が、椿 火呂花の細い肩にかかって来るのでは、と思います。あの天性の男役 水 夏希にもついてがんばって行かねばならないし、宙組の誇る大型新人も後ろをひたひたとついてきています。これから大変だと思いますが 椿 の外には見せない内なる情熱で乗り切ってくれるとねがっています。
[65] 邑子 2002-07-31 (Wed)ラッキースター と叫びながらポーズをとる香寿を見て 複雑な思いに駆られてしまった。一日も早く 真中に立たせたいと思ってきた。香寿がトップでなくてなんでこの人がトップなのかと一再ならず思ったことがある。新専科制度に ある意味期待した。だから 大きな羽を背負って最後に大階段を降りてきて 幸せです、と聞いたら 素直に良かったね と言えるはずだった。でも違った。
早い新公主役で路線を駆けていた頃を 良く知らない。初めて雪組になって 尊敬する大浦のサヨナラに出演できないことに不平をもらしたのを覚えている。正直な人だと思ったが そんなこと言って
いいのかなとも思った。その後も組替えを繰り返し 学年ばかりがいたずらに上がっていった。最初の雪組への移動は 日本もの得意の杜の下で 技をみがくという意味があったと 今になってみれば
思う。でもその後はどうなのだろう。ある人が 「組替えのたびにポジションが上がるのならいいけど彼女はその逆、」と言ったのに妙に納得したのもこのころ。でも私としては トップへの夢は捨ててなかった。宙組誕生に かすかな期待を抱いたりした。
悪役が得意だと言われる。周りをしのぐ名演と感心したのは 「あかねさす、、、」の雪組公演藤原鎌足。単なる悪役でなく 主の妃を払い下げれる臣下の演技に 風格と懐の深さがあった。「業平」の藤原基経はこの時の記憶が 柴田先生にあって この役を書いてくださったのではないかと思うくらい。悪役が得意なのは 多分 人がいいのだろう。その人の良さが 前記 不平発言になったり 脇であることを忘れた熱演になったりするのだろう。
花組に戻って何作目かの「失われた楽園」で演じたレスリーシュワルツは 組織の中で報われない境遇が当時の香寿に重なって 見ているのが辛いほどだった。なんで、、、、の思いが一番強かったのもこの頃。でも 少しずつ不遇に慣れっこになってきて、新専科発足後の 便利使いされているかのような状況にも却って腹をくくることができた。真中をしのぐほどの名演でいつまでも楽しませてもらえることに満足しようと。そう思い決めたとたんのトップ決定のニュース。
不敵な面構えも 不満の表情も消えて 遠慮がちで控えめなアンドレに これで良かったのかな?と初めて思った。プラハで その思いが強まった。こうあってほしいタータンと別の人物がそこにいるように思った。トップのためなら 魂を売ったの?という気がした。こんなもんじゃないはずだ。
結局わたしはタータンに 報われないものの悲劇を期待していただけなのだろうか。そうであってはならないはずだ。芝居好きの観客を ウーンとうならせる舞台を期待しているだけなのだ。そんなら宝塚でなくよそへ行けと言われても、
次回作では きっとそんな舞台を見せてくれるはずだ。遠回りしたために抱いてしまった余計な思いを吹き飛ばしてくれるほどの、、、、
[64] Junko 2002-07-31 (Wed)副組長、万里柚美さん=ユズミさん。
宝塚の多くの娘役とは一線を画す、クールな女役。
シャープな顔立ち、キリッとした目元、スラリとしたスタイル。
もっと背が高かったら、さぞカッコいい男役になっていただろうなあ、と思うほど。
初めて認識した時は、もう「おねえさん」の域に入っていましたが、あれからずっと変わらず、いつまでも若々しいですね。
特に、ダンス!
とてもきれいなラインで、キビキビと踊る姿が目につきます。
朋舞花さん在団中は、お二人の艶やかさ、大人っぽさが、星組のダンスシーンを盛り上げてましたね。
芝居でも、ダンスでも、凛としたたたずまいを見せるユズミさん。
ともすると、娘役に重要な「たおやかさ」に欠けるのかもしれません。
でも、こういう娘役がいてもいいではないですか(^^)
媚びることのない、クールでカッコいい女役を貫き、これからもユズミさんならではの、背筋のピンとした大人の女性像を確立していって欲しいです。
[63] ベール 2002-07-31 (Wed)忙しくてすっかり今日が31日だと忘れてました(^^;。
時間がないので1人しか無理そうです。
やつかちゃん(陽色萌)書かせて頂きます。
初認識は、「エピファニー」でのみこちゃん(妃里)のお友達役。やたらゴツく元気のある娘役だな~(^^;という印象で、その時は名前を覚えることもなくすっかり忘れてました。
次に見たのが「聖者の横顔」でのフィオナ。あの暗い作品にあって、ロッコ(大洋)と2人底抜けに明るくまっとうな人間だったお2人。「エピファニー」での印象とは対称的に、何とも雰囲気が可愛く、すごく「娘役」していたことにびっくり。またこの時印象的だったのが歌。伴奏ナシでアカペラで歌い出すというかなり難しそうな歌だったのですが、キレイに音が取れていて、続く美椰エリカと併せて、このお芝居でかなり大好きな場面でした。
そして「黄金のファラオ」&「美麗猫」。ベルリンメンバーが抜けたおかげで、大活躍だった公演。お芝居では酒場の女。ソロも少しあり、少し下品な色気も出ていてなかなか好演。ショーでも、かなり歌をもらっており、これで認識した人も多かったのではないでしょうか?
しかし、私が一番印象深いのは、新公&全国のエルディア(宝塚:妃里、東京:秋園)。3パターンとも見ましたが、私は彼女のエルディアが一番好きでした。いかにも宝塚の娘役らしい、可憐な侍女役。声のトーンが高くなるとキンキンするし、あまり可愛く演じても少し嫌みになってしまいそうな、ありがちだけど結構難しい役。彼女のエルディアは、声のトーンも良く、可憐さがにじみ出ていて、何より新公から全国への成長ぶりが目を引きました。容姿がいまいち可憐でないのがツライところですが・・・(^^;、声の持ち味は、かなり娘役らしい人なんだと思います。
「イーハトーヴ夢」では、賢さんに恋する学校の先生。出過ぎず、でもはっきりと自分の意見を言うさっぱりした女性で、得意の歌も披露してくれました。目立って上手い!というわけではないけれど、持ってる雰囲気が私は大好きでした。かと思えば、「ベルばら」新公では、邦なつきの貴婦人役。大袈裟な演技もハマっていて、大芝居もできることを証明。
ヒロインタイプの人でない娘役、別格タイプの娘役の活躍の場をあまり期待できない今の宝塚ですが、こういう人を上手く使っていって欲しいなと願います。また、歌姫がたくさんの星組ですが、少しでも歌う機会が与えられたらな・・・と思います。
[62] YUKIMARU 2002-07-31 (Wed)大真みらん
「イーハトーヴ・夢」で、「アメニモマケズ」という有名な詩を、朗読する宮沢清六。
スーツを着た姿が若々しくて、朗読に思いがこもっていて、誠実そうに思えた。
演じていたのは、大真みらん。
「花の業平」の東京公演で、
鈴鹿照演じる、伴大納言の息子中庸を演じたときに、
親子で、多美子姫のご機嫌伺いに行く場面で、
尚侍の朝峰ひかりに、声をかけられた伴大納言が、
献上品について語るところ、
「唐より舶来の」と伴大納言が語るとき、
息子役の、みらんちゃんは、
ちょっと鼻高々に上を向いて、頷き、誇らしそうにしています。
鈴鹿照さんと並んでいると、背が大きいぶん、後をついて歩くと、
親子の感じがよく出ていて、
良家の子息で、のほほんとしている感じが微笑ましくて。
その後、基経に「金毛九尾のキツネが出る」と嫌がらせを言われる場面では、
初めは、おやっと驚き、[自分が調べよう]と言い、
最後は、失敬な目に遭ってしまったと、親子で、憤慨して立ち去ります。
物語では、応天門の火付けの張本人として、良房に、自白して捕まえられたと、報告されるのですが、みらんちゃんの中庸が、飄々としているので、
その最後を想像すると、気の毒な思いになります。
ダンスも、なかなかシャープで、
ショーでは、楽しそうに踊っています。
「プラハの春」の新人公演では、稲村。
歌が少し不安定になるときがありますが、
少ない役でも、自分なりに膨らませる事のできる人なので、
自信を持って、色んな役に挑戦して欲しいと、思います。
[61] JIMMY 2002-07-31 (Wed)真汐薪君、いきま~す。
初舞台から司祐輝に秘かに(?)注目し、ずっと成長を応援していたのが思いの外面白かったので、毎年初舞台時のお気に入りさんを決めようと思い立ち、HPを作ってからはそこで発表しているんです。
それを思いついた1997年、再開後初のお気に入りさんが真汐薪君です。
ラインダンスをしている時、コムちゃんを思い出させるような、お人形のようなきれいな顔だと思いました。今見ると、素顔は似ていないし、体格も全然違うのですが(^_^;)、お人形のように綺麗、という点では遠くないような気もします。
最近の「プラハの春」では、ねったん(夢輝のあ)演じるヘスの部下役。
新公では学年も上がってきたせいか、最近、美しいのに結構渋い役をしています(^_^;)。あまり活躍は見た事がないので何とも言えないですが、今までの注目の結果、あんまり実力派でないのは確かです(おいおい)。
でも、綺麗で目立つのも確か。その点、さすが私、お目が高い♪ と満足しています(^_^;)。
何か、もうちょっと、その美しさを生かした良い役を見てみたいですね。せっかくここまでがんばってくれているのですから。
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[60] JIMMY 2002-07-31 (Wed)岡っち(嶺恵斗)、いきま~す。
初認識はもちろん(?)「エピファニー」の岡田君。当時岡田君に関しては「秘かにおいしい役だな」、岡っちに関しては、ひょろ~んと背が高くて、丸い頭がノッているような・・そんな印象でした(^_^;)。
この役以後、私の周りで岡田君が流行りましたが、「確かに面白いキャラだったもんなぁ~」と思っていたくらい。しかしおかげで「花の業平」で休演していたのも、私たちの間では話題になっていました。
復活後の「ベルばら」。久しぶりに見た新公のベルナール役の岡っちは、なーんかその頃のイメージと違ってかっこ良くなっていて、「あれ?」と。
その後、「エンカレッジ・コンサート」で、歌もさることながら、「秘かに黒エンビが一番似合っていないか?」と、その足の長さに注目。
さらに「サザンクロス・レビュー2」中日公演で、白ブラウスで踊る岡っちにクラッときました。「い、色気あるよなぁ・・。」
そしてやってきた「プラハの春」。岡っちは「どうだ!」と言わんばかりに冒頭から、黒い制服姿もスッキリと、部下をいっぱい引き連れて登場。何かいっぱいしゃべっていました(←聞けよ)。「岡っち、すごいじゃないか~!!」
ショーでも、別に普通に見ていたつもりですが、2回目の観劇の後半あたりから、どーも特別かっこ良い気がして目が離せなくなり・・こりゃ、ハマったな~、と。ついに観念しました(^_^;)。
今思えば、あの体の大きさからくる包容力。足の長さ。大人っぽく落ち着いて見える雰囲気。上品な風情、お芝居。私がハマりそうな要素はいっぱいあったと思うんですよね。
あまりにも私たちの中で、なごみ(+お笑い)キャラとして定着し過ぎていたので(^_^;)、それに気づくのが、遅くなってしまいました(勿体ない・・)。
注目してみると、局長の芝居も良いし、歌えるのは「エンカレ」で証明済みだし、ダンスも秘かに色っぽいし、ポイント高いわ~。
星組のお楽しみができました。絶対退めないでね!
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[59] JIMMY 2002-07-31 (Wed)まとぶん(真飛聖)、いきま~す。
初めて認識したのは「二人だけが悪」新公のキチョ役。観劇中に母が「あの子は注目の新人らしい」と私に耳打ちしたのですが(^_^;)、「あっ、元気いいな」と思ったのを覚えています。今思うと、これってすごく的を得た印象。
「皇帝」新公のブッスル役では、登場から一発目の歌が、伴奏を無視してどんどん走っちゃったのにびっくりしたのですが、歌自体は悪くなかったのでそんなにマイナスだとは思いませんでした。
新公初主演の「我が愛は山の彼方に」では、まだまだ不器用な所があったものの、「万姫~!」等の第一声が元気一杯で、畏縮していないように見えるのが良いな、と。
しかし「エピファニー」で気づいてしまいました。まとぶんは、時々パワー余って暴走してしまう事を(^_^;)。
新五郎さんは、今ビデオで見ても・・辛い事が忘れられる位楽しいです(^_^;)。
「Love Insurance」のジェフも、真面目に演じているのだろうけれど、つっぱしり具合がなーんか可笑しくて、そう公演評に書きました。
その頃から私は、まとぶんに必要以上に弱いのです。「ま・と・ぶ・ん」と耳もとでささやかれたら絶対笑顔になります(^_^;)。「実は好きなんでしょ」と母は言います。
「花の業平」新公で確信しました。そんなまとぶんだから、大芝居に強いのだと。新公主演が「我が愛」「業平」「ベルばら」だったのは、運が良いです。
その「ベルばら」新公のオスカルが私にはベスト。ジェローデルの「なぜそんなに君は肩を張っているんだ」の台詞が、まず私の中の「まとぶん」像にジャストフィット(^_^;)!
つっぱしり感が男社会の中でがんばって生きているオスカルに妙にハマり、姿は凛々しく、でも、肩を張っているのが可愛らしくもあり、妙に気に入ってしまいました。
実際、本役でアランを演じているせいか、声が枯れていて調子が良いとは言えなかったし、まとぶん本人はそれ程独自の役作りを意識はしていなかったかもしれません。
でも、ここまでオスカルに共感しながら観られた「ベルばら」は初めてでした。すごく等身大の、まとぶんのオスカルになっていたと思うんです。言い過ぎかもしれませんが、私は今まで観た「ベルばら」の中で、この星組新公バージョンが一番好きです。
まだ私には「ツボ」キャラなまとぶんですが、どちらかというと、「かよまと」なら今は元気ある分(?!)まとぶん派かな。
バウ主演が楽しみです。齋藤先生だし、最高にハリきった作品になりそう(^_^;)。
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[58] JIMMY 2002-07-31 (Wed)かよこちゃん(朝澄けい)、いきま~す。
かよこちゃんを初めて舞台で認識したのは、多分「黄色いハンカチ」。劇中劇のような場面で、ハムレットの扮装をしていたと思うんです(改めてパンフレットで確認したのですが、役名が載っていないのでちょっと自信がない・・)。若手ながら白タイツが似合っていて、スラッと背が高くて、頭が小さくて、「なるちゃん(成瀬こうき)みたいなスタイルの良い子だな~」と思った事を覚えています。今思うと、かよこちゃんはあまり背は高くないんですけれどね。
それからかよこちゃんを語る上で外せないのが、「武蔵野の露と消ゆとも」。代役の代役でまわってきた有栖川宮親王役。烏帽子姿が素晴らしく似合っていて美しく、上品な台詞まわしで役にピッタリ。すごい新人だと思いました。
そんな印象で観た「皇帝」新人公演のシーラヌス役は、綺麗で上手でしたが、積極的なパワーがなくて、「大人しいな」と思いました。「エピファニー」の福永は、かよこちゃんにしては思い切ったボケっぷりで、姿が綺麗だけに面白かったですね。上手い人だな~、と再認識。
でも、あのトボケていて、相手役の美椰エリカちゃんにお尻を叩かれている感じなど、今思えば、かよこちゃんのキャラクターにピッタリです。すごいな・・大野先生。←話がズレましたm(__)m。
「聖者の横顔」も、亡霊の役というのが儚げな持ち味にピッタリで良かったです。一人歌う姿がサマになっていて、「彼女の主演作が見られるのもそう遠くない話なのではないか~」と公演評に書いたのも印象深いです。
すぐに回ってきませんでしたが・・私が歌劇団だったら、すぐに抜擢するんですけれど(^_^;)。
かよこちゃんの武器は、何といっても美しさだと思います。
役によっては押しが弱いと思う事があり、もう一歩、殻を破って欲しい・・というか、その前に、もっとかよこちゃんの素敵な所が見られるような、良い役をつけてあげて欲しいですよね。星組はスターが多いので、なかなか本公演で良い役が回ってこなくて可哀想。
美し~い、悩める貴公子とか、観てみたい人ですね(^_^;)。次のバウ公演はすごく楽しみです。
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[57] おきょう 2002-07-28 (Sun)秋園美緒さん。
私が宝塚にはまって1年もしないぐらいの時、たまたま「魅惑Ⅱ」のビデオをみてそんちゃんのエトワールにド感激!まだ、エトワールの存在もよくわかってなかったので、そんちゃんの上手さと美声にただただ驚くばかり。それからずっとそんちゃん本命に。そんちゃんの主演する公演、エトワールの公演などそんちゃんが出演する公演のビデオはほぼ買いあさり、FCにもはいり、ほぼ全公演1回はみにいっています。
そんな私はそんちゃんの「歌声」と「笑顔」と「ふにふに」がお気に入りです。
「歌声」これはそんちゃんになくてはならないもの。ただ大きいだけではなく劇場を包み込む歌は聞いていて幸せになってしまいます・・・。最近は歌の幅もひろがりこれからが楽しみです。特に好きなそんちゃんの歌は「魅惑Ⅱ」の超ロングエトワール、「WSS」のカゲソロです。
「笑顔」はそんちゃんの特徴?でしょうか(笑)。歌っているときも、踊っている時も演じている時もとっても幸せそうに満面の笑顔なんです。(もちろんシリアスな場面ではべつですけどね。)笑顔が1番似合うそんちゃん。笑顔のそんちゃんをみてるとこっちまで笑顔になってしまいます・・・。
「ふにふに」とはファンにしかわからないかも。なにもやってもふにふにしているんですよね。そんちゃんの持ち味は「女」なんですよ。でも、実際の性格はふにふにしていないかも(お茶会をみて感じただけです。。)。
最近のそんちゃんは絶好調。歌にしろダンスにしろ芝居にしろ。すべて成長が目にみえて感じられます。
ファンじゃないかたもぜひ、ご覧ください(笑)。おすすめは「魅惑Ⅱ」のエトワール、「ラッキースター」のレディです。
[56] Starland 2002-07-26 (Fri) 鳴海 じゅんさん
まだ宝塚ファン歴1年少々の私なので、彼女の舞台をたくさん見てはいないのですが、友人に借りた昨年のお正月の「花の業平」のビデオを見て、気になりはじめました。
エンディングで朗々と「桜木の歌」歌い上げる男役が、一度もアップで映らないため、「この歌声も持ち主は、いったい誰!?」と人に聞きまくったのですが… なぜかそのとき、私の周りには誰もわかる人がおらず、それがなるみんだとわかったのは、結局業平の東京公演の直前でした。
彼女の声は、歌も台詞も無理に作った男役の発声ではなく、ごく自然に低く、重く響くので、聞いていてとても心地よいものがあります。
そしてその恵まれた声質に溺れることなく、歌も台詞もとても丁寧にこなしていることに好感が持てます。
歌ばかりが取り上げられることが多いですが、ダンスも基礎のしっかりした、正確なものだと思います。
そしていつも、表情がいい。
同期の百花 沙里ちゃんが“流し目じゅん”と呼んでいるように(笑)、彼女自身も自分の目に、強い力があることがわかっているのでしょう。
あとになってから、彼女が一時期体調を崩し、休演続きだったことを知りました。
一度「身体が弱い」という烙印を押されてしまうと、どうしても役付きが悪くなると聞きます。
きっと彼女も、どんどん台頭していく同期たちを横目で見ながら、ずいぶんと辛い思いをしたでしょうね。
でも今の彼女は、確かな実力の上に、自分の色を持ち、次第に良いポジションを獲得しつつあるように思います。
男役としては小柄ですが、最近痩せていちだんと美しくなったように思いますし、彼女の持つ、熱さや濃さをバ~ンと押し出して、見せ場を作ってほしいと思います。
[55] ふぶき 2002-07-25 (Thu)柚木礼音行きます。
とりたててファン・・ということではないのですが、とりあえず最初から路線にのっている大柄な男役といったところ。
今回「プラハ」の新人公演ではヤンを演じていました。
若さと、とりあえず安蘭の真似をしようということで、以前に比べ随分落ち着いた演技になっていました。
彼女に必要なのは「役を作る」技術を磨くこと。
見た目がどんなに綺麗でもダンスがどんなに上手でも結局最後に必要なのは演技力だと思うので。
星組オールドファンに「よくぞ配属してくださった」と言われた柚木礼音。
これからの成長に期待します。http://www.kjps.net/user/heika/http
[54] マーガレット 2002-07-24 (Wed)朝澄けい さん(かよこちゃん)行かせていただきます。
それは本年6月23日の札幌ロイトンホテル、香寿たつきさんのディナーショー「静かなる革命」でのこと。東京で見た時と同じ段取りで進んできたショーの途中、暗転の舞台から突然例の♪ジャンジャーン、チャララ~チャラララ~♪の大仰なベルバラの音楽(^_^;)、(フサちゃんの)アントワネットの衣装に身を包んだソンちゃんが♪青きドナウの岸辺に~♪と歌い出し、続いてかよこさんがオスカルのコスチュームで登場しました。思いもかけないフェイントに「ウワー、きれい!」と思わずつぶやいてしまった私(^^ゞ。会場からもため息が。完璧です。言うなればオスカル役をやる旬、食べ時というのでしようか・・・食べちゃいたかったです(笑)。
誰の着た衣装でしようか(^_^;)、体にぴったり合っているとは言えず、鬘もノルさんのオスカルのようないかにも特注品と言うものではなく、その辺にあったものを(^_^;)かぶってきたのでしょうが、似合うんです金髪のロン毛が。丸みのないスラリとした体型に、マント付の赤い軍服が良く似合って、まるでバービー人形がオスカルの衣装を着て歩いているような・・・、そしてたまらなく貴公子!
新人公演があと1年づれていたら・・・、かよちゃんのオスカルと真飛さんのアンドレで見たかった・・・、本当に惜しかったなーと思いました。
線が細いといわれるかよこちゃんですが、ヨーク見て下さい、体は細いですがとても男役らしいお芝居や、歌を歌うのですよ。その証拠に小公子があんなに似合わなかったじゃないですか(笑)。
今回の「静かなる革命」でも、ドレスに着替えて香寿さんの相手役をつとめましたが、顔は綺麗でも、その立派な肩、ドレスの割れ目から覗く筋肉質の腿、立派な男役さんでした(^_^;)。
「エリザベート」新公のルドルフ、「皇帝」新公のシーラヌス、「我が愛は山の彼方に」新公のチャムガ、「黄金のファラオ」新公の王様役(本当は奴隷出身だが)、バウ作品での有栖川の宮と、貴公子系の役をこなして来ていますが、不思議なことに本公演ではまだないのです。
宝塚に貴公子専科があるとしたら(笑)、入れるのはかよこさんと貴城けいさんくらいでしようか。
それ程に今や絶滅寸前の貴公子系男役。みなさ~ん、大事にしないとホントに絶滅しちゃいますよー(^_^;)。
ニッポニアニッポンのかよちゃん、がんばれ!
[53] YUKIMARU 2002-07-21 (Sun)香寿たつき
宝塚を、長い間観ていた友人が、言っていた。
「あの子は、上手すぎるから、トップになれないかもしれない。」
香寿たつきが、トップになったとき、また言った。
「よくトップになったわねえ。」
わずか研4で、新人公演の主役に抜擢されながら、
香寿たつきは、その翌年、花組から、雪組に移った。
当時の雪組の上級生は、一路真輝、高嶺ふぶき、海峡ひろき、轟悠。
雪組、一路真輝のさよなら公演、「エリザベート」の、皇太子ルドルフを演じたあと、
香寿たつきは、花組に戻った。
真矢みきが、「ザッツ・レビュー」で旧東宝劇場の最後の公演を演じる直前に、
香寿は、また雪組に戻った。
宙組誕生で、タカラヅカが5組制になり、
雪組轟悠トップの2番手となった。
一路真輝、高嶺ふぶきのさよなら公演で、
当時の雪組は十数人が退団した後だった。
そして、新専科誕生に伴って、
香寿たつきは、雪組を離れた。
星組で、「花の業平」の藤原基経、
月組で「ゼンダ城の虜」のヘンツオ、
外部出演の「天翔ける風に」の三条英、
「ベルサイユのばら」のアンドレ。
もう、このまま、やめてしまうかもしれない、
できるだけ、しっかり見ておこう!
そんな気持ちになった。
星組に、毬丘智美、安蘭けい、夢輝のあが、組替えになったとき、
少し予感がした。ひょっとしたら、香寿たつきが星組で、と。
星組、音羽涼の退団の頃から、
有望な若手が、随分やめていった。
香寿たつきが、雪に戻った頃とよく似ている。
日向薫、紫苑ゆう、麻路さき、と続いた、男装の麗人っぽい、星組のカラーは、
香寿の持ち味ではない。
雪組か、花組でなら、分からないでもなかったけれど、なぜ星?
大浦みずきのトップの頃、
下級生だった香寿の、歌の表情が好きだった。
ダンスも、見ていて気持ちがいいし、セリフの滑舌が良かった。
雪に移ってから、
あののびのびしたところがなくなり、
ひたすら地味な印象になった。
それでも、「この恋は雲の涯まで」のソロで、おやっと驚き、
「あかねさす紫の花」の藤原鎌足や、「JFK」のフーバー、
「セ・ラムール」の後半の中年過ぎたジャン。
大人っぽい役をすれば、魅力があった。
「エリザベート」のルドルフは、外見では苦しいところもあったが、
銀橋で、一路真輝と「闇が広がる」のデユエットを聞いたときは、
感激して、鳥肌が立った。
ロンドン公演の「扉のこちら」で、久世星佳の役代わり、ベン・プライス。
花組に戻って、小池修一郎の「失われた楽園」の、レスリー・シュワルツは、
薬物中毒のシナリオライター。
何か、もう少し、余韻のある人物にならないものか、
直接的過ぎて、人物像が膨らまない。
雪に戻って、荻田浩一のバウ「凍てついた明日」
クラウドの、孤独感や屈折した心境が、目的的に見える。
純粋に投げやりで、刹那的で、気まぐれ。私の持っているクラウドのイメージと重ならない。
何か、足りない。なんだろう?
真矢みきの花組時代、香寿の歌が、おなか一杯に思えた頃があった。
今は、いつまでも聞いていたい。
甘く、情感のある歌声を聞くと、見に来て良かったなあ、と思う。
本当は、ダンス場面も、もっと見たい。
手抜きをしないところがいい。
後いくつ、宝塚での、香寿たつきの舞台を見れるだろう?
組一丸となって、演じる舞台が、見ごたえがある。
宝塚の、トップスターのなかでは、バタ臭い、不器用な人かもしれない。
与えられた役を、コツコツと、モノにしていくタイプの人。
こんなに長い間、応援しているつもりではなかったけれど、
不遇な時代が続いて、しのびなかった。
あと少し、彼女の姿を、見守りつづけていようと、思う。
[52] YUKIMARU 2002-07-21 (Sun)夢輝のあ
たった一年前の公演なのに、あの時のあのメンバー、もういないんだなあ、
って思ってしまう,「イーハトーヴ・夢」
ラインナップが紹介されたときに、「え?」と、驚いてしまった公演でもあります。
宮沢賢治の、「銀河鉄道の夜」を、舞台化するなんて、無謀ではないかと。
けれど、「イーハトーヴ・夢」は、
「銀河鉄道の夜」そのものではなくて、
宮沢賢治の原作を、あちこちに感じさせる作品だった。
例えば、「春と修羅」の中の、「永訣の朝」を、夢輝の歌に託して、
お芝居のなかに織り込んでいたり、
賢治が上京して出版社に勤めている場面で、
賢治自作の「赤い目玉のさそり―♪」を、
夢輝が鼻歌のように歌ったり。
賢治の作品に興味のある人なら、
演出の藤井大介の、賢治に対する思いが、並々ならぬものでないのを感じる事が出来ます。
夢輝のあが、この作品の主役だったこと。
あの、ジョバンニの透明感のある声、仕草。
衣装もやかつらも、童話の世界から抜け出たようなメルヘンチックなデザインだったのですが、
演出家の想いにもまして、ねったんはすごく本を読み込んでいたと思う。
賢治の生真面目で、優しい人柄も、魅力的だったし、
場面の転換があるものの、
気持ちの切り替えが半端だと、出来ない2役だったと思うから。
あの時期の、あの人の、あの作品、
というものに巡り会えた、ねったん。
「イーハトーヴ・夢」でねったんは、変わったなあ、と思う。
夢輝自身も、『この作品は一生の思い出になるだろう』、と、
また、『「イーハトーヴ」を演じた事で、自分なりの男役像を、新たに見出した』と、
話している。
大劇場のジェローデルが、優しい人になり、
東ドイツの秘密警察のヘスは、カテリーナへの思いに執着する、変質者という
思い切った役作りで、目を瞠った。
「Lucky Star」のロープの場面での、ダイナミックなダンス。
張りのある歌声。
夢輝のあ。
「エリザベート」新公のトート、
「テンペスト」のプロストペロー(こんな名前だったかな?)
「砂漠の黒ばら」のハルン王子、
「フリーダム」のクラーク、
「花吹雪・恋吹雪」の霧隠才蔵、
「イーハトーヴ・夢」のジョバンニと宮沢賢治、
「ベルサイユのばら」のジェローデル、
「プラハの春」のへス。
黒い役の人なのか、白い役の人なのか、
中性的なのか、男っぽいのか、不思議な魅力を、持っている人。
これから、どんな役を、どんなふうに演じていくのか、
楽しみに、応援していきたいと、思っています。
[51] ふぶき 2002-07-15 (Mon)涼紫央
かつて「夢・シェイクスピア」のイノックを見たとき、あまりに「間」の取り方が上手だったので「この子は絶対大物」と勝手に決め付けていました。
でもビジュアル的に路線じゃなく、脇かなあなどとハラハラしていたのも事実。
どういうめぐり合わせか、新人公演の主役を射止めた彼女。
台詞を噛みながら、途中で止まりながらも少しも臆せず堂々たる演技で観客を「プラハの春」に引き込んでくれました。
「プラハに春がやってきた」と公園に登場したとき、本当に舞台一杯に暖かい空気が流れてびっくりしました。
そうですね・・例えば「ガラスの仮面」で「二人の王女」のアルディスの登場シーンのような。
それが涼の大きな持ち味なんです。あの優しい「声」と微笑みに導かれ、私達はつかのまの「癒し」を体験するのかもしれません。
一方で、紫苑ゆうのファンだったという彼女らしく「キザ」っぷりは正当派星組系の典型。ラブシーンのうまさは天下一品。新人公演をみた時思わず「カテリーナになりたい」と思った人もいるでしょうね。(って私だけ?)
下に柚木礼音がいるし、上には朝澄・真飛とこれまた路線系がひしめいている今日の星組の中で、トップにはなれないかもしれない。
でも、常に「男役のあり方」を模索しつづける彼女のこだわりが好きだし、今の宝塚では貴重な存在。
少しでも長く、そしていつも素敵な舞台を見せて欲しいと思います。http://www.kjps.net/user/heika/http
[50] Junko 2002-07-13 (Sat)安蘭けいさん=とうこちゃん(^^)
大好きなジェンヌです。
・・・が、白状すると第一印象は良くありませんでした。
なんだかギラギラしていて、「くどいな~、この人苦手かも」なんて思ってました(^^;)
しかし遡ってビデオを見てみて、子ルドルフ(エリザベート)など繊細さも持ち合わせていることを知り、伸びやかな歌声とともに一気にファンに。
特に「ICARUS」は彼女の透明感が出ていて、大好きです。
それと、「LET'S JAZZ」は全体的に彼女のかわいらしさ&濃さ(笑)がアピールされていて、これも好き。
ここ数年、本公演ではいまいち役に恵まれませんでしたね。
この方、器用なのか不器用なのか、どんな役でもソツなくこなしてしまうので、インパクトのある役でないと印象に残る演技にならないようです。
その代わり、ショーではどこにいても「安蘭けい」なので、見応えありますが。
「プラハの春」ではハマリ役をもらっているようなので、楽しみです。
いつまでも若々しく熱い役が似合っちゃうのかな(^^;)
結局、最初苦手だったギラギラしてるところが、今ではすっかり気に入っているようです。
熱さと繊細さを併せ持つ、不思議な男役ですね。
歌劇団改革の状況下、微妙なポジションにいるとうこちゃん。
願わくば、このまま星組を引っ張っていって欲しい(必ずしもトップに、という意味ではないです)。
そして、1作でも多く、彼女の代表作が見たいです。
[49] YUKIMARU 2002-07-09 (Tue)朝澄けい
生の舞台はたった一度見ただけなのに、
その場面を想像しただけで、
くすっと笑いがこみ上げてくる。
そんなお芝居は、わたしのなかでは、今までにふたつ。
ひとつは、
花組「メランコリック・ジゴロ」のダニエル(安寿ミラ)とスタン(真矢みき)のやりとり。
もうひとつは、
「エピファニー」の内務省官僚、福永桜助(朝澄けい)とその秘書、岡田(嶺恵斗)のやりとり。
ビデオで繰り返し見ても、あ、ここでこうなる、と予想して含み笑いをし、
実際見て、また笑ってしまう。
古い漫才のネタを見るように、いつだって、同じ展開になってしまう。
「エピファニー」を見るまでは、
朝澄けいは、新人公演の主役をする、2枚目タイプの人かと思っていた。
細面の繊細そうな顔立ち、柔らかな声。
王子様のような役の似合う、正当派タイプだと。
けれど、朝澄の演じた、福永は、
貴公子然としているのに、
自分が気障って、毛並みの良さや、将来を嘱望されている事を
アピールして見せれば見せるほど、
それが令嬢の鞠(妃里梨江)に空振りの表現となり、
「岡田君!」と自分の秘書の前で、精一杯虚勢を張って見せるところが、
滑稽で、どこか憎めない愛嬌があった。
鞠付きの女中、八重(美椰エリカ)に
「私を味方にすれば?」と主導権をとられて、言い寄られても、
なんだか微笑ましくて、
すっとぼけた魅力のある人だなあ、
と、思ったものだった。
けれど、実は、それが非常に計算されて演じられたものだと、
後で感じたのは、
演出家の、大野拓史先生に、「近藤正臣」でやってくれと言われて、
研究した、という話を知ったときだった。
この人は、お芝居のセンスを持った人なのだと、注目するようになった。
それからあまり時期を置かずに、
またバウホールで、「聖者の横顔」という公演があった。
この時も、朝澄は、2番手格で、
彩輝直扮する、ルーカというジゴロの、幼友達ジェンナーロを演じた。
ジェンナーロは、ルーカの姿を、遠くから見守っている。
孤独で、愛を求めながら、素直に愛を求められない、ルーカにとって、
母を訪ねて探して歩き、母と巡り会い、病に倒れて逝ったジェンナーロは、
不思議な癒しの存在だったに違いない。
実際はもうこの世にいない、ジェンナーロとの思い出の中に、
ルーカは彷徨い、
ジェンナーロは、優しく見守っている。
儚げで、舞台の後方からすっと現れては消え、歌を歌い、せりふを言う。
けれど、どこか透明感があって、静かな人だった。
先の公演の、あのどたばたした福永を見ているだけに、
やはり、お芝居の上手な人なのだと、感じ入ってしまった。
本公演では、朝澄の、この演技力を、発揮できる役がつくのは、いつのことだろうか?
「ベルばら」では、小公子。
「業平」では、業平の付き人、春景。
若葉役の、映美くららとも、叶千佳とも、アツアツで、ほっこりした場面が見れた。
「プラハ」では、ミラスロフ。
プラハの春を信じて闘う、ロマンチックな心情の持ち主に見えた。
ミレナとワインをの冒頭の場面、「カテリーナ先生」という声は、
カテリーナの登場を待っていた学生たちの期待を、
引っ張っていく気持ちがこもっていて、
場面を展開させていく役割を果たしていたと思う。
押し出しの強い役が嵌る真飛聖とコンビで使われることが多いので、
どちらかといえば、控えているような役回りになってしまうけれど、
かよこちゃんの、
人に合わせていながら、実は他の誰にも出来ない演技をやってのけてしまう、
そんな舞台を、大劇場で見ることができるのを、
心密かに楽しみにしているのです。
[48] ふぶき 2002-07-01 (Mon)またまた一番乗りしちゃいます。当然のごとく夢輝のあ様行きます。
今回「プラハの春」で信じられない程変人ぶりを発揮しているヘス
中佐の夢輝のあ。
「イーハトーブ夢」のジョバンニと同一人物だなんて信じられないでしょう。そう、つまりそこが夢輝の魅力なんです。
プライベートブックの彼女の言葉を見て思ったのですが、下級生の頃、路線から外れている自分にかなり葛藤があったようですし、一筋縄ではいかない頑固さも持っているようです。
そんな頑固さと負けず嫌いの探究心が年を追う毎に積み重なって現在の「七変化夢輝のあ」が出来あがったのだと思います。
去年の冬のお茶会の時「『イーハトーブ夢』に出会って初めて自分のような
男役がいてもいいのだと思う事ができた。宝塚スターとしてよりも役者として生きたい。とことん行き着くところまで」
と言っていたのが印象的です。
あの頃から彼女は大きく成長したし、何より自由になったと思います。
どんなに技術的に上手でも、舞台の上で本人が楽に息をしていなければ観客だって息がつまるし、幸せにはなれません。
そういう意味では今の・・いえこれからの夢輝のあはまさに「旬の男役」として大いに期待がもてると思います。http://www.kjps.net/user/heika/http
[47] ベール 2002-06-30 (Sun)音月桂ちゃん。
まだ時間がありそうなので、もう1人だけ(^^;。滑り込みダッシュ、連続ですいませんm(__)m。
私が感じていることは殆どJIMMYさんが書いて下さっており、読みながらうんうんと頷いていたのですが、私なりに思っていることを書かせて頂きます。
初めての認識は、「バッカス」新公でのマンドラン(本役:安蘭)。その前からも「可愛い」と評判だった彼女、その可愛い人があの男臭いマンドランをどう演じるのか興味津々だったのですが、いや~びっくりした!その迫力は何~?と言いたくなるくらい堂々とした振る舞いに低い声、何とも気持ちよさそうに舞台に立っていたのが印象的。その後のスタ子のトークで、とにかく役作りより真ん中に立って歌うのが気持ちよくてそこばかり練習してしまった、というような感想を聞いて、大物かも・・・と思ったのを覚えてます。
続く「猛き黄金の国」の新公はJIMMYさん同様の感想で、あのトドちゃんの男臭い役を、研3という下級生が、こうも見事に演じたのは全く感心しました。
その後ちょっとスゴイなと思ったのが、「愛燃える」新公でのグラフでのトークだったかな?西施との恋愛云々よりも、どちらかと言えば悪役っぽく演じてみたというようなことを言っていたのですが、正に舞台を見た印象はその通り。自分がそう思って演じた通りに観客が受け取るといういことが、どれだけスゴイことか。こう演じたつもりなのに、なかなかそうは見えなかったようで、そう見えるように頑張りますというコメントをよく見かける度に、この人はやはり大物かも・・・なんて思ってしまうのです。
月組のみっちゃん(北翔)評の時に少し書かせて頂きましたが、私が思う桂ちゃんは、綿密に計算してお芝居を演じてるという印象はないものの、感覚的に直感的に決めたテーマにそって役作りを進めていってる、そういった印象を受けます。今回のロベルト、彼女がどういったアプローチで役作りをしていったのか、それが私が感じ取った役とどれだけ近いのか、そういった事に今非常に興味があります。
今の私は、桂ちゃんのファンかと聞かれれば違うのですが、でもとっても興味のある人。何が飛び出してくるか分からない人、若さと勢いの溢れてる人、とにかく見ていて面白いです。いつか頭打ちの時期がくると思います。JIMMYさんの言われるように、今の宝塚で彼女がトップになる確率はそんなものなのでしょう。別にトップの姿が見たいとか思うわけではありませんが、とにかくいつも新鮮でキラキラ輝く人でいて欲しいです。
[46] ベール 2002-06-30 (Sun)五峰亜季。
1人じゃ寂しいのでもう1人書こうかなと思って色々考えたのですが、雪組と言えばこの人はハズせない。下級生好きとしては珍しいですが、まゆみ姉さん書かせて頂きます。
初めて認識したのは、「ブライト・ディライト・タイム」のバレリーナ。当時ファンになりたての私には、ポジション云々はよく分かりませんでしたが、今から考えたらすごい抜擢だったんですね。鮎ちゃんが娘役トップとなった当時の雪組は、朝霧・五峰・五条という鮎ちゃん以下の娘役たちの活躍が比較的しやすかったんでしょう。大好きだったのは、「スウィート・タイフーン」の鈴伝説。トップの杜と絡むという何とも美味しい役でしたが、今の貫禄からは想像も付かないくらい(^^;可愛く・初々しかったのを覚えてます。「恋人たちの神話」での、香寿の相手役も格好良くて好きでした。
ダンサーとしての定評はある人ですが、ここ最近ではお芝居の力も付けてきたなと実感します。今までのベストはと聞かれたら、「Icarus」東京・名古屋特別公演のニコラでしょうか。バウ公演とは全く設定が違い、主役イカロスの第2の相手役と言っていいほど役が大きくなりました。人生に疲れ切っていて、過去の思い出を引きづりながらも、今を精一杯生きてる女性。寂しく・切ない雰囲気を漂わせた、こういう大人の女性を演じられる人は貴重だなと思います。また、東京のみの「凱旋門」ケートも、品が悪くなる寸前くらいのなんとも言えない色っぽさと、そこに見え隠れする哀愁が何とも言えず好きでした。勿論、今回の威勢のいい姉さんも大好きです。
そして本領のダンス。これは何も言うことありません。今やトップさんより上級生となってしまったこの人が、いつまで雪組ショーの中で重要なポジションで使ってもらえるか不安でもありますが、是非是非ちー坊(天希)と2人、アダルトなダンスの世界を作って欲しいです。
[45] ベール 2002-06-30 (Sun)天勢いづるくん。
新公が終わったところなもので、書きたいことは結構その中で書いてしまった気もするんですが、でも雪と言えば私にとってはこの人。ということで、書かせて頂きます。
ご贔屓は多々いれど、ここまで純粋にミーハーできる人は数少ないな~というくらい、ただひたすらキャーキャー言ってます(^^;。あの背で路線にノルのは絶対無理だと思うし、そう華のある人でもないいづるんにとって、今の扱いって破格だとも思うのですが、それでもここまで扱われたらもっと上を望んでしまうのはファンとしては当然のこと・・・まあ、最終的には、上手い脇役として良い扱いを受ける人になってくれればなと思います。
初めて認識したのは、阪急の初詣のポスター。失礼ながら、これはお正月のポスターとしてはOKなの?と思ったのを覚えてます。(ごめんよ~いづるん^^)その後は何と言っても、「Icarus」東京・名古屋特別公演のネリー。大幅な組替えがあったせいで脚本が大きく変わり、初演で檀ちゃん演じていたクレアに相対するような形で作られた役。今から考えても、何故この役を男役であるいづるんが演じたのか疑問が残るんですが、パンフレットの写真を見たときから、結構可愛い~♪と思いました。
そうして実際舞台を観ると、男役とは思えないくらい(まあ当時研3なので当然ですが)高い、それでいて全然キャンキャンしていない綺麗な声で話し、体型的にも相手役かしちゃん(貴城)にすっぽり包まれるような可憐な娘役を演じていました。当時別にファンでなかった私は、娘役に転向すればいいのに・・・とワイワイに書きました。今思えば前言撤回。絶対にそれは反対です!(笑)この時、歌は聞けませんでしたが、成績トップは伊達じゃないななどと思った覚えがあります。
そして、多分大抵の人が「天勢いづる」という人を覚えてくれたのは、「猛き黄金の国」アーネスト・サトウと「パッサージュ」の堕天使Bだったのではないでしょうか?グラバー天希とのデコボココンビは非常に微笑ましかったし、妖しげなメイクで青年ぶんちゃんを誘う様は、下級生とは思えないほど積極的でした。この堕天使で、この人の本領はここにあるんじゃないだろうか?なんて思ったものです(^^;。続く博多座でのローゼンフェルトでは、誰の真似でもない(本役は、朝海・未来)自分なりの役を作り上げていたし、1人となった堕天使では芝居心のあるダンスも披露してくれました。
その後の新公では、「愛燃える」の伍封(本役:朝海)の死に様が特に印象的。もともと大芝居というのは結構やりやすいのかと思いますが、ここの主役は自分だ~と自己主張しているような(^^;、自己陶酔した芝居がかなりツボにハマりました。
この人を見ていると、本当に宝塚が、そして男役が好きなんだという思いが伝わってきます。背の高い人は、無理に作らなくても、ある程度男役として見せることは可能です。でも、背の低い人は、かなり頑張って・努力して・キザって・・・それで初めて男役として認識してもらえるのではないでしょうか?背の低い分、やはり苦労は多いと思います。
いつも背筋をピンとのばし、顎も上げて、1cmでも高く見えるように努力している様が微笑ましくもあるんですが、それでもスーツ物や今回の新公のようなお衣装ではそんな努力もなかなか虚しい・・・それでも、きっとこの人は絶対転向しないと思ってます。どんなポジションになろうと、ただひたすら、宝塚を愛し続けて「男役」人生を全うしてくれると信じています。
[44] Starland 2002-06-30 (Sun) 雪組のダンスの名手、天希 かおりさん、ちー坊です。
シャープでダイナミックなダンスは、群舞の中でもひときわ華やかで、
気がつくとショーのときにはいつも、彼女を目で追っています。
彼女のダンスは、ただ勢いがあるだけでなく、指先、足先にまで
神経の行き届いたもので、だから「パッサージュ」の五峰 亜季さんと
の繊細で情感溢れるようなダンスも、非常に見ごたえがありました。
私は、彼女のお芝居も大好きです。
「猛き黄金の国」のグラヴァーさんには、本当に笑わされました。
なかなか度胸と思いっきりのよさも感じられる人です。
そしてまた、彼女のにじみ出るような温かさ、人柄のよさには、本当に
魅力を感じます。
ちょっと前の「歌劇」の中の彼女の文章には、組子たちへの愛情が溢れ
ていて、またそれが嫌味のない、とてもユーモラスなものだったのが印象
的でした。
トップと下級生たちの間に、彼女のような上級生がいてくれたら、組長
さんはきっと、組をまとめるのが楽なんじゃないかなと思います。
同期がポロポロと退団していく今日この頃ですが、ちー坊にはこれからも
ずっと素敵なダンスと、心温まるお芝居を見せてほしいと思ってます。
[43] マーガレット 2002-06-30 (Sun)最終日に滑り込みます。
すがた香さん行かせていただきます。
久遠さんの退団でまたまた数の減ってしまう80期男役ですが、その一人みつこさんの特徴は大きな声と、愛敬だと思います。
初めて注目したのは「心中恋の大和路」での、主人公の店にお金を取りたてにくる武士の役。声が大きく、すごく憎々しく演じているのにどこか愛敬があって気になりました。
次は「ささら笹船」での公家の役。大柄でどちらかというといかつい感じなのに、意外にちょっとすっとぼけた物腰柔らかい公家の風情が良く出ていて、またまたすごく愛敬があり、上手だなーと感心しすっかり気に入ってしまいました。それ以来、本公演でも捜すようになったのですが、体も大きいのですぐ分かるんです(^_^;)。
「パッサージュ」ではカフェの場面で未来優希さんと一緒に歌ったり、エンカレッジコンサートに出演したりと、声が大きいだけでなく(^_^;)て歌もお上手です。
最近では「殉情」の春琴の家にゆすりに来るやくざの一発芸(笑)が印象的。
体も声も大きいし、雪組には芸達者な脇役系男役が多いので、ついつい敵役系が回ってきがちですが、もっともっと色々な役をやって欲しい人です。
[42] JIMMY 2002-06-30 (Sun)花純風香、いきまーす。
花純を初めて認識したのは、もちろん「ノバ・ボサ・ノバ」のビーナス。娘役にしては体格良いですが(^_^;)、ダイナミックな動きと現地顔負け(?)の黒塗り、パワーがあって大好きでした。
麻愛と同期で成績も良い花純。「殉情」のおよしなど、最近は芝居でも安定した上手さを見せてくれていますが、やはり良いのはダンス。「ON THE 5th」では、かなり位置も良い所で踊っていて、動きの良さが私の目を引きました。相変わらずちょっと体格良いですが(^_^;)、その体をいっぱい使って、のびのび踊っているのが気持ち良くて、彼女のダンス、大好きです。
麻愛共々、これからますます雪組で活躍して欲しい、貴重な娘役さんです。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[41] JIMMY 2002-06-30 (Sun)麻愛めぐる、いきまーす。
麻愛を初めて認識したのは、バウ「心中・恋の大和路」。若手中心のメンバー皆が好演で、ケロちゃん(汐美真帆)の八右衛門が良かった事を除いても、とても好きな公演だったのですが、そんな雪組若手軍団の中の一人、丁稚の三太君をコミカルに演じていたのが麻愛でした。
「面白いし、上手い子だな。」とそれ以来、雪組公演では注目している一人ですが、公演毎に確実に成長し、経験を詰み、活躍の場も増え、頼もしくなっていると思います。愛嬌のある可愛い顔をしていますが、「凱旋門」のビンダー、「殉情」の番頭役も、彼女らしい温かい包容力が見えてなかなか。今回の「追憶のバルセロナ」の酒場のおやじ(?)も、キレながら世話を焼く演技が上手くて拍手ものでした。
成績も良いようで、新公長の学年の時には、代表で挨拶をしていましたね。これが、回ってくる渋い役の扮装を裏切る可愛い声の挨拶で、面白かったですよ。長の挨拶をする人って、芝居の貫録と挨拶の若々しさのギャップが面白い、って事が良くありますね。
挨拶の内容も良かったですし、主演の子を「おとづき~!」とか、「えりた~ん!」と皆で呼んでいたのは、彼女の案かな? とても好きでした。
歌が得意なのか、ダンスが得意なのか、芝居が得意なのか? どれでも活躍しているので良く分からないのですが、やはり芝居が好きなのかな? とにかく、今後ますます雪組で活躍して欲しい男役さんです。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[40] JIMMY 2002-06-30 (Sun)音月桂ちゃん、いきま~す。
初舞台から成績4番、しかも可愛いアイドル顔(^_^;)。間違いなく注目株だろうな、とは思っていました。
でも、一路さんファン時代以降、背の低い人にはハマらないようにしているので(^_^;)、「私がファンになるタイプじゃないな。」と思っていました。
舞台で最初に印象に残るのは「月夜歌聲」の馬風来。「成績良いだけあって上手いんだな~、やっぱり。」と感心。特に声が良かったのが好印象でした。でも、まだ「私がファンになるタイプじゃないな。」と思っていました(^_^;)。
次に来たのが「猛き黄金の国」新公の初主演。「月夜~」で実力は認めていたので、抜擢も不思議ではなかったですし、上手くやるだろうな、とは思っていました。
それが予想以上に良かった。小さいけれど、その点を補って余りある押し出し、スター性。
内容的にも、実力派にありがちな、小さくまとまってしまう事もなく、伸び伸びと素直な主演振り。
可愛いけれど、女の子っぽくならず、意外と男らしい安定感があるのも良い。
ここで、「彼女だけは、小さいけれどスターになっても許そう。」と思いました(^_^;)。
実際、今も彼女は良く抜擢されていて、しかもちゃんと期待に応えていると思います。
今までの宝塚なら、きっとこのままトップスターになって、良い舞台を沢山見せてくれるでしょう。
でも今の宝塚、彼女がトップになれる確率は・・半々くらい・・と見ています。
それは、まずは勿論、今の宝塚の男役にしては背が低いという事。
一路さんの時代なら、問題なかったでしょうけれどね(^_^;)。
そして、持ち味がオーソドックスだという事。
実力あり、男役としての色気もあり、歌劇団が抜擢するのは良く分かる、伝統的にスターになれるタイプの男役です。でも、今後の宝塚ではどうでしょう?
久遠麻耶が退団する今、彼女の今後は、宝塚の体質の変化を知る上で、注目だと思います。
いや、二人は全然違うのですけれど、「歌劇団が抜擢するのは良く分かる、伝統的にスターになれるタイプの男役」というのは同じだと思うのです。
私は音月桂ちゃんのファンではありませんが、彼女のような男役が、素直にトップになって、レベルの高い舞台を見せてくれる宝塚であって欲しいと思います。
そういう意味で、彼女の今後には要注目です。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[39] ふぶき 2002-06-25 (Tue)神月茜を行かせて頂きます。初舞台の時から妙に目立つ男役でした。
顔はぽちゃぽちゃなのに、妙にキザっちゃって、それがなんとも微笑ましく感じました。
どんなにはじっこにいても自分なりの男役をきっちり演じているんだなと感じで頼もしいと思いました。
「OVER THE MOON」では、上級生に混じって、堂々とした演技と歌を披露してくれた彼女。大物だと思います。http://www.kjps.net/user/heika/http
[38] Junko 2002-06-25 (Tue)雪組といえば、この人でしょう。
未来優希さん=ハマコちゃん!
ハマコちゃんには、けっこう昔から注目しています。
きっかけは、ビデオで見た「エリザベート」の”カフェの男”及び”ハンガリーの歌手”。
とてもしっかりした伸びのある歌声の持ち主だなぁ、と宝塚ビギナーの私にも印象に残りました。
以来コーラスや隅っこの方で1フレーズ歌うだけでも、「あ、ハマコちゃんの声だ」と聴き分けられるほど、彼女の歌声に惚れ込みました。
しかしこの方、歌ばかりではなかった!
ショーでは白い歯を見せたニッコニコスマイルで、楽しそうに踊る姿が印象的。
特に「ノバ・ボサ・ノバ」のピエロは良かった!
決して大柄ではないですが、動きが大きいので目につきます。
加えて最近では、芝居でもしっかりした演技で要所要所を締めていますね。
「華がある」とか「オーラを発する」生徒とは言いがたいかもしれませんが、キラッと光る存在感、見ていて安心できる頼もしさがあり、どの組にも1人はいて欲しい!と思わせるジェンヌ。
中堅の域に入り、これからますます組の芯を支える重要な役割を担っていくことでしょう。
ハマコちゃんには、これからもキラキラした脇スターでいて欲しいです。
今後も活躍が楽しみです(^^)
[37] ふぐちり 2002-06-22 (Sat)汐夏ゆりささん
『凱旋門』、アンティーブの場面での「タンゴの女」のダンスが印象的でした。
その後の雪組公演を観ても、綺麗なダンスだなぁ、と思ってプログラムを見ると、汐夏さんだ!ということが多いです。
『パッサージュ』のフィナーレのデュエットダンスも大好きでした。
彼女のダンスは、線が美しくて、とても上品です。
青年館で『恂情』を観ました。
彼女の役は、もずやの女中「おきみちゃん」。
プログラムに載っていた、おてもやんメイクにびっくりし、誰?!と思ったら、汐夏さん、あなたでした(笑)。
でも、公演を観終わって、こんなに芝居もできる人なんだと、とても嬉しく思いました。
「おきみちゃん」、可愛かったです。
これからも、芝居にもダンスにも、すくすくと育っていってほしい生徒さんです。
[36] hiro 2002-06-22 (Sat)すみませーん。書き忘れました。
CS宝塚歌劇チャンネル「宝塚スカイステージ」では、スカイフェアリーズの一員で、舞台の紹介などをしています。お見知りおきくださーい。
[35] hiro 2002-06-22 (Sat)再び、投稿します。
凰稀かなめ
今年、研3の若い人です。おとめに依ると、好きだった役は、『源氏物語あさきゆめみし」の新人公演・刻の響と書いています。残念ながら、私は、見ていません。でも、初舞台で、いきなり!?の役ではないでしょうか。
雪組配属後、新人公演では、『猛き黄金の国』川上音二郎(本役・音月桂)
この時、本公演では、酔っ払いの武士で、一言せりふがありました。
『愛燃える』天勢いずるの役。来週の『追憶のバルセロナ』新人公演では、フェイホウ(本役・音月桂)です。本公演では、JIMMYさんの観劇記によると、発狂する開放された囚人役とか。
私自身が彼女に注目し始めたのが、昨年の夏からですので、まだまだ未知数です。でも、美人で(私は、めんくい)長身で、スーっとしていて立ち姿よし。
口跡もよく、声も耳障りでなく、雰囲気が上品で華やかです。きっと、伸びていくように感じていますまだまだ、実績の無い人ですが、どうか、皆さんも雪組観劇の折には、注目して見てくださいね。
[34] YUKIMARU 2002-06-12 (Wed)風早優
今回の『追憶のバルセロナ』では、ジプシーの長みたいな役ですね。
場数を踏んで、人生を多く生きた人の、優しさや明るさが、漂っています。
みやこさんの暖かい持ち味が、よく出ていると思います。
今回、戦場の場面で、両脇の大きな台の上で、
(左側)ソロを歌っている未来優希と愛耀子と、
(右側)セリフの風早優。
あの場面見て、『二人だけの戦場』の検察官だったかな?
冒頭陳述の場面を思い出してしまいました。
あんな高い台の上から、
裁判の難しい言葉を語っている人は誰?(すごいセリフの量だった)
と、プログラムで確認した事を思い出します。
滑舌が良くて、押し出しが良くて。
え?まだこんなに下級生なのに。
と、驚いた。雪組で、正塚作品をやったのは、あれ以来かな?
今回のショーのピエロも、すっとぼけていて、
『愛燃える』の兵隊さんや、『再会』の酔っ払いなど、
コメデイ担当の感がありますが、
あの時期の、正塚先生の抜擢の通り、
正統派のお芝居で、もっと奥行きのある、大きな役ができる人だと、思います。
今回の、ミゲルがみやたんのターニングポイントとなりますように。
[33] JIMMY 2002-06-09 (Sun)リライトの為、一度投稿しまーす。
タイトル部に、月ごとのテーマの組に関する記述が出る筈なのですが・・。
ひさよさん、「ファイトォ~いっぱぁーつ!」最高です~\(^o^)/
ぜひ観たい。はまこちゃん(未来優希)&しいちゃん(立樹遥)で。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[32] ひさよ 2002-06-09 (Sun)私のご贔屓さんは未来優希さん。
「みなさーんお元気ですかぁ?どうぞ楽しんで
帰ってくださいね!」と言わんばかりの
幕開きの笑顔。
「みなさーん楽しかったですかぁ?私も
楽しかったです!またいらしてくださいね」と
言わんばかりのフィナーレでの笑顔。
これがたまらなく可愛いのです。
頑張り過ぎの時もありますが、若いんだから
頑張り過ぎで結構。出し惜しみしてどうする。
今回の作品のフィナーレで成瀬さんを羽で
ヒラヒラするところも羽だけでなく顔も
「ナルちゃーんヒラヒラ~」としているところが
もーたまらなく愛しいはまこちゃんなのであります。
明るく組でもムードメーカーのひとりなのではないかな?
「ファイトォ~いっぱぁーつ!」ドリンク剤の
CMを宝塚がやるならはまこちゃんでしょ。
その時の相棒はやっぱりしぃちゃんかな?
[31] ふぶき 2002-06-05 (Wed)生徒評・・今月は確か雪でしたよね?違っていたらごめんなさい。
とりあえず立樹遥行きます。
遅咲き・・といえば星の夢輝のあ並に遅咲きなのが立樹遥。「再会」をみた時、やけに綺麗に踊る男役がいるなと思ったらそれが立樹遥でした。しかも笑顔が素晴らしく暖かい。「ノバ・・」のソールをやって最初で最後の新公主役。ダンサー楓沙樹らの花組移動で急にクローズアップされるようになったのだと思いますが、こんなに宝塚的な男役をぎりぎりまでほっといた劇団の見る目を疑ってしまう。(かなりファンモードです)
最初は台詞を喋りなれていないなと思っていましたが、去年の「アンナ・カレーニナ」と「OVER THE MOON」ですっかり「立樹流」の男役像を作り上げた感があります。彼女と踊る娘役はみんな可愛らしくたおやかに見える。これって特技だし、重要ですよね。男役として。
課題はただ一つ。「自信」だけ。
横並びの壮一帆も音月桂も自分が主役!みたいな顔して立っているのに、一人謙虚な笑顔の立樹様。
もっともっと自己アピールして劇場を光で一杯にして下さい。http://www.kjps.net/user/heika/http
[30] 美飛燕 2002-05-31 (Fri)☆花城アリアさん
星組時代より、下級生ながら、歌手として活躍されていました。
(黄金のファラオ新公の神子S,業平の歌い手、イーハトーブのタイタニックの歌手など)
同期に、千琴さん、高宮さんという、これまた素晴らしい歌い手が揃っており、若干その陰に隠れてしまっているような感じも受けましたが、花城さんらしい素直なソプラノを印象付けていました。
月組に組替えになってからは、ジャズマニアでの、エアメールシスターズの3重唱、ガイズのクバーナの歌手等で、流石と思わせる歌声を聴かせてくれています。
今後も歌手としての活躍が見込まれますが、
私は、ベルばらの令嬢や、大海賊の島の娘などの可愛らしさ&大勢の中でもきちんと芝居をしている様子にも心惹かれます。
歌に限らず、幅広く活躍して欲しいと思っています。
(投稿時間が12時を過ぎたようですみません)
[29] ベール 2002-05-31 (Fri)またもやぎりぎりの投稿になってしまいましたが、「北翔海莉くん」書かせて頂きます。
初めて認識したのは、殆どの皆様と同じように「螺旋/ノバ」の公演。何せ、イヴの影、中詰めの歌手、ドアボーイといかにも月組らしい抜擢の仕方。こいつは何者だ~!?というのが第一印象(?)でした。更に新公ではボールソ。全て生で観てますが大して舞台では印象にも残らず、おとめで確認した素顔が、地味でおばさんっぽいな~(ごめん^^)という印象のみが残りました。
その後のLUNA(霧矢)、ゼンダ(嘉月)でも大して印象に残らなかったのですが、いつの頃からか「北翔海莉は上手い・・・」という評判が聞こえてくるようになりました。そんな中で観た「愛のソナタ」新公(汐風)。本役には及ばないものの、芝居での微妙な間の取り方が上手いな~と感心したのを覚えてます。続くエンカレッジ・コンサート、噂に違わず上手かった。下級生にありがちな、歌い放ってしまう雑さがなく、歌に対して丁寧に真摯に取り組む姿勢に好感を持ちました。でも、この時点では、上手いけれど優等性的で面白くない人という印象がまだまだ強かったです。
そして「ガイズ&ドールズ」新公。お髭のネイサン、下級生が演じるにはなかなか難しい役だろうなとも思いましたし、でも、この人のことだから、何かスゴイことをしてくれるんじゃないだろうか?という期待もしながらの観劇でした。そして、やってくれました!!ガイズ掲示板に書いてますが、素のあか抜けない部分(返す返すごめんなさい^^)がお化粧・仕草等のせいで全く舞台に表れず、見事にダンディな雰囲気を醸しだし、コメディの間の取り方が上手い。基本的に、実力派なんだと思いますが、とにかく綿密に計算されていそうな丁寧な演技がすごく好きです。(余談ですが、同期の音月桂ちゃんは、あまり深く考えず、勘と勢いで突っ走ってるような気がしてます。それはそれでとっても好きですが(^^;)
スターの小部屋等で見る素顔は、おっとり&ぼ~っという感じで(笑)、舞台とは全く違い、とにかく謙虚そうだなというイメージがあります。最初の抜擢から思えば、月組の伝統でもある抜擢人事(天海・大和)が適用されることもなく、ホントいい感じで役が付いていってるように思います。このままゆっくりじっくり育てて欲しいし、そうすればこの人はエライ大物になるんじゃないだろうか?と密かに期待してます。ハマってるという訳ではない人ですが、今後ますます目が離せない人です。
[28] JIMMY 2002-05-31 (Fri)月組最終日です!
たまこちゃん(椎名葵)、15分でどれだけ書けるか(笑)、行きます~。
たまこちゃんで、最初に印象にあるのは「うたかたの恋」全国ツアー公演のオフィーリア。後は、「BLUE MOON BLUE」東京公演でうさぎちゃん役に入っていた位でしょうか。
それ程美しさや上手さでびっくりする程の事もなかったのですが(^_^;)、「朝吹南ちゃんに似ているかな~」と思った覚えがあります。
実は、続く「ゼンダ城の虜」の公演中に、ある店でたまこちゃん達に遭遇した事があります。
「『うたかた』でオフィーリアされていましたよね。見ました!」と声をかけさせて頂きました(^_^;)。
まさか、その後ケロちゃん(汐美真帆)の奥さん役をする事になるとは・・。
「血と砂」のカルメン。最初は「固いな~」と思ったのですが、日を追う毎に芝居に熱がこもり、十字架を渡す場面は、公演終盤になればなる程、大好きな場面になりました。
舞台に関係ないけれど、「血と砂」の楽屋日記で書いてくれた文章が面白いのと(^_^;)、「おとめ」の好きな役にカルメンと書いてくれているのも嬉しいです。
本領は、フィナーレでゆうひ君(大空祐飛)と歌っていた時の大人っぽさですよね。
「エンカレッジ・コンサート」で「Practical Joke」でしびさん(矢代鴻)が歌っていた歌をムードたっぷりに歌っていたのが、「こういうムードのある人なんだ・・」と思った最初だったと思います。
「ガイズ&ドールズ」の家庭内国際親善(^_^;)の女の子役は、コケティッシュな色気があって最高でしたね~。この役のたまこちゃん、大好きでした。
フィナーレの黒いドレスでのダンスもムードが良くて、ついつい彼女の方を見てしまっていましたね。
歌やダンス、実力面もなかなか。何よりも、ああいうムードのある娘役さんって、他の組でもなかなか思いつきません。これからが楽しみです。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[27] すっぴん 2002-05-31 (Fri)ゆうひ君(大空祐飛)について
この人を注目したのは「ウェストサイドストーリー」の新人公演のトニー。
スタイルのいい、すっ~とした2枚目だった。
しかし、自分の事を”ひねくれデビル”と歌劇に書いているだけあって”ひねくれ者”の役が良く似合う。
「ゼンダ城の虜」のド・ゴーテも「大海賊」のフレデリックそして「血と砂」のプルミタスも・・・
特に舞台でじっと立っている姿がなかなか魅力的!
技術点が高いわけではないので、役にハマればいいけれど、ハマらないと見ていてツライ事あり。
「ガイズ&ドールズ」のナイスリーは”なんじゃこりゃ”でした(^^;)
ゆうひ君で印象に残っているのは、黒い瞳のプガチョフ。
代役公演は見ていないのですが、新人公演で見たプガチョフは新人公演とは思えなかったので、すご~く頑張ったのでしょう。
やる気があんまり見えないところが、私にはツボなのですが、クールなところだけじゃなくて、熱い部分を見る事ができて新鮮でしたね。
そして最後に一言「出し惜しみ しないでくれよ その笑顔」です。
[26] Junko 2002-05-29 (Wed)月組といえば、外せないのが美々杏里さん。
個人的に、エトワールを任せたら1番!と思っている娘役です。
以前から歌唱力には定評のあった生徒ですが、星組・雪組・宙組と渡り歩いた割りには、なかなか実力を発揮するチャンスに恵まれなかった美々さん。
そして月組に組替え、何と言っても印象的だったのが、「愛のソナタ」のテレーズ。
昔から学年にしては大人っぽいイメージのあった彼女の魅力が生きた役で、また当時トップの真琴つばささんのお相手ということもあり、良い役が回ってきて嬉しかったです(歌は・・・そんなに無かったかな?^^;)
ダンスは夏河ゆら&美原志帆のお姉さま方にお任せして、バリバリ歌える大人っぽい女役として活躍していって欲しいです。
[25] フラワー 2002-05-28 (Tue)紫城 るいさん。
つい(!?)先日、娘役に転向したばかり。
まだ、正式には「月組娘役・紫城るい」として舞台に立っていません。来月のTCAが正式な娘役披露となります。
大きなおめめが特徴的です。
そのかわいらしい容姿から、男役の頃から、娘役として1場面のヒロインを務めたりショーでは大階段でのダンス(シャレ-ド)などにも出演していました。
そのため、ご本人も悩まれたことがあったことがあったようですが、マミさんに「男役でも娘役でも同じ舞台人」というようなことを言っていただいてからはその言葉を胸に、舞台に立っている…というようなことを以前何かのインタビューで答えていらっしゃったのをよく覚えています。
私がはじめてひとみちゃん(←私はこう呼んでいます(^^; )を意識したのは、ドラマシティ公演の『プロヴァンス~』でしたので、出会いは男役です(笑)
それから気になっていてよく観ていると、娘役でパレードの階段降りとかしちゃってるときもあって、私自身は男役姿も好きだったので「転向しちゃうのかなぁ」とか言いながら、男役も娘役も関係なく一人の舞台人としていつも楽しそうに舞台を務めていらっしゃるひとみちゃんから目が離せなくなっている自分に気づきました(>_<)
娘役への転向が公式に発表された日、やっぱりもう二度と男役姿のひとみちゃんを観られないと思うと寂しいなとは思いましたが、しばらくするとそれが、「ひとみちゃんでこんな役を見てみたい!」とかの気持ちに変わっていきました。
TCAは観られませんが、バウ公演観にいきます!
ひとみちゃんからはこれからもますます目が離せそうにありません☆
[24] 邑子 2002-05-27 (Mon)美原 志帆さんです。
小さな役でも 丁寧に楽しそうに演じている。
大きな役が来ても 力まず伸びやかに演じている。
決して 悪目立ちせず かといって 大勢の中に埋没することなく。
そして何より 品があって美しい。
娘役の鑑のような人だが 優等生的な硬さはない。
彼女をはじめて意識したのは 天海祐希のトップ披露公演の時、
『扉のこちら』というお芝居だった。パーティーで踊る姿を見て
同行の娘が
「お母さん きれいな人だね。トップになれるかなあ」
と言った。
「さあ どうかな なれるといいね。」と答えたのを覚えている。
当時すでに彼女より二年下の麻乃佳世がトップを務めていた。
可能性がゼロではなかったと思うが そうならなかったことで
今も舞台上の彼女の笑顔に会えるという幸せを私達は得ている。
出来るだけ長く続けてほしい 。
美原 志帆のような人が 自然に息づいてこそ 宝塚歌劇だと
思うから。
[23] 林檎 2002-05-27 (Mon)霧矢大夢さん。
キリヤンのあのパワフルなところが好きです。
骨太な感じというか、、。
ガイズのポスターをはじめてみたとき、正直「え?キリヤン大丈夫?」と思いました。けれど、幕が上がってみるとかわいくて憎めないアデレイドが出来上がっていました。
PJのフィナーレでのダンス、力強くかっこよかったです。マウロもかわいかったです。
少年っぽさがキリヤンの魅力だと思いますが、男の色気がもっとでるようになってほしいなとも思います。
でも、今のままでも充分満足してるんですけどね。http://www.mkc.zaq.ne.jp/eaaim003/
[22] JIMMY 2002-05-26 (Sun)ケロちゃん(汐美真帆)、いきま~す(^_^;)。
ケロちゃんを始めて認識したのは「忠臣蔵」新人公演。
読売り役だったケロちゃんは、登場からいきなりの銀橋ソロを、堂々と歌いきり、元気一杯に駆け抜けていったのでした(^_^;)。
すごいインパクトがあって、当時研2で名前が売れていなかった事から、客席がパンフレットをめくる音でしばらくザワついていたのが、強烈な印象として残っています。
しかし、何と言っても雪組は一路真輝中心に世界が回っていたので(^_^;)、なかなか隅にまで目が届きませんでした。だから、本格的にハマったのはイチロさんが退団してからです。
ハマったきっかけは、その少し前のショー「マ・ベル・エトワール」のミラクルダンサー。
ゆきちゃん(高嶺ふぶき)が「マイ・ウェイ」を歌うバックで踊るダンサーだったのですが、並み居る雪組ホープ達の中でも、一際ワイルドでかっこ良かった! 以来、俄然注目し始め、イチロさん退団後にどっぷりとハマりました。
いわば、退団の寂しさから救ってくれたのがケロちゃんという訳です。同じイチロさんファンだったそうだし、年齢も近いし、勝手に親近感も湧いてます(^_^;)。
・・というのが、私が98年4月(4年前)に自分のHPにアップしたケロちゃん評の中の一部、「ハマったきっかけ」部分です。
そんな訳で、きっかけがショーでの「フェロちゃん(←フェロモンからまみさん(真琴つばさ)命名)」っぷりだったので、実は芝居が好きだったというのは、後から気づいた「おまけ」のようなものでした(^_^;)。
でも芝居好きはショーにも表われていて、ハートのある舞台姿、そこから醸し出されるムードのようなものがあって、それが良かったんでしようね。
反対に、それまで気にした事もなかった「台詞の上手い下手」が、他の公演でも気になるようになってしまったのは、ケロちゃんの影響かもしれません(^_^;)。
月組組替え後の活躍は素晴らしいものがありました。特に東京「ル・ボレロ・ルージュ」、全国ツアー「うたかたの恋」、博多「LUNA/BLUE MOON BLUE」等、何度か巡ってきた代役公演での飛躍が印象深いです。
バウ主演はもっと早く回ってくると思っていました。本当は組替え1年後くらいにパッと来ても良かったのではないかと思うのですが、そうは上手くいかないか・・と控えめに見積もっても(^_^;)、丸1年は待たされたと言って良いと思います。
待たされたおかげで、それが目標みたいになってしまいました。やれると決まった時には、「何が何でもそれで満足しなければ!」という気分にまで追い込まれていました(^_^;)。
実際、「血と砂」は非常に良かったと思います。
一人の男性の栄光と堕落をたっぷり演じているケロちゃんを見られたのは勿論、椎名葵ちゃんとの可愛いラブシーン、西條三恵ちゃんとの危険なラブシーンは「フェロちゃん」の本領発揮。大空祐飛ちゃんとの兄弟愛にも、ケロちゃんの温かい演技が生きていました。
さらに、白いマタドールの衣装で颯爽と登場してくれたし、プロローグやフィナーレも文句なくかっこ良かったし、当分齋藤先生には足を向けて寝られない(^_^;)、と思いましたよ。
でも、もし「血と砂」が原作通り、ちゃんとファン・ガルラード一人が主役になっていたら、あれほど物語を詰め込まずに済んだでしょう。闘牛の世界や、絶頂期の高慢さ、ガラベエトオとの友情、負傷からの復活の過程をもっともっと見せられたでしょう。
・・でも、これだけ待って、W主演しか回ってこない所が、「ケロちゃん」なんですよね(^_^;)!!
最近私はそう納得する事にしています(^_^;)。
月組を見回して、ケロちゃんの方が似合うのではないか? という意見も多かった「LUNA」のブライアン、「ガイズ&ドールズ」のネイサンも、回ってこないのが「ケロちゃん」なのです。
ついでにTCAに出られないのも、パーソナルブックが出ないのも、2年連続卓上カレンダー表紙(しかも今年は真飛聖ちゃんまで加わっている!)なのも、「グラフ」誌の表紙にならないのも、それが「ケロちゃん」だからなのです! ←だんだんヤケクソ。
そして、何かスターさんにとっては些細な事が、やっとかなうと、大騒ぎで喜ぶのがケロちゃんファンなのです。
色々な事で、沢山大喜びさせて頂きましたよ~、ケロちゃん(^_^;)!
とりあえず、「血と砂」が見られて、私は満足しました。
雪組で、お芝居好きで、安蘭けいちゃんの下で、ほのぼのがんばっていたケロちゃんを、「それでは勿体ない!」とここまで引き上げたのは、ファン(観客)の声が大きかったのではないかと思います。
千秋楽の日には「ここまでケロちゃんはやってくれたのだから、これから何があっても見守らなくてはならないな。」と思いました。
ケロちゃんは相変わらず波乱万丈ですが(^_^;)、今は心穏やかに見守っていきたいな、と思っています。
・・でも、「ガイズ」を観ると「ケロちゃんがネイサンなら・・」、「琥珀」を観ると「ルイなら・・」、「風共」を観ると「バトラーなら・・」、そして「プラハ」なら「ヘスなら・・(^_^;)」と想像してしまう私。
そして、今年の「おとめ」の好きな役に“「血と砂」のファン・ガルラード”と書かなかったケロちゃん。
双方、心から穏やかに、満足できる日は訪れるのでしょうか?!
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[21] 都 2002-05-24 (Fri)汐美真帆、ケロちゃんです。
「あなた、こんなところで男装して踊ってる場合じゃない!さっさと退団して、お嫁に行って!」
2001年の年明け早々、東宝へ「愛のソナタ」を観にいき、寒い中、初めて出待ちをしたときのこと。まみさん(真琴つばさ)を見たくて、でもFCのガードに入る勇気はなくて、どこかのFCの列の後ろに友達と立っていた私。目の前でお手紙を受け取りだしたひとりのジェンヌさんは、真っ白で、細くて、華奢で、やさしい微笑みを浮かべていて、本当にキレイなふっつーのお嬢さんでした。
「この人、誰?」「ケロちゃんだよ」「・・・・・!!!」
そのとき、初めて、私は素顔のケロちゃん(汐美真帆)を見たのでした。
ひたすらまみさんを追っていた私ですが、月組生はだいぶ見分けがつくようになりました。このWAIWAIの掲示板にも書き込みをするようになって、JIMMYさんや皆さんが応援しておられる汐美真帆という人が気になるようにはなっていました。
舞台やビデオ、また各種出版物でのケロちゃんは、色の濃い人、フェロモンな人、という印象でした。ところが、目の前の人はどう考えてもあの舞台上のケロちゃんと同一人物とは思えない(!)うす~い顔をしたどこにでもいそうな女性(・・・今も疑ってます・笑)。顔の線は今よりもまだふっくらしていて、ふわふわした印象もありました。お化粧の上手さを差し引いても、舞台に上がるとなぜ別人のような「男」「男役」になってしまうのか!不思議でしょうがない!
この衝撃はかなりなものでした。
私は、ジェンヌさんというものは(舞台人と言い換えてもいいですが)、自己顕示欲を強く持ち、どこかキレてないとできない職業、と思っていました。まみさんは何度見ても舞台上も舞台外も「まみさん」でしたし。それが目の前でにこにこしているケロちゃんは、あまりにも普通で、舞台とのギャップに思わず、冒頭のような想いを抱いてしまったのです。なんだか、激しい競争社会の宝塚に置いておくのはまずいような気がしたのです。
その後は、この掲示板で書いている通り、どっぷりはまったファン生活をしています。JIMMYさんはじめ関西のケロファンと直接お知り合いになれたのも大きいです。
オフと舞台とのギャップ、つまり舞台上で「男役」に見事に化けることは、彼女の魅力のひとつです。「血と砂」の公演評にも書きましたが、彼女自身、男になりきることに何の疑問も持っていないのでしょう。男役をやることが楽しくてたまらないのだと思います。
先日「螺旋のオルフェ」のビデオを見直していたのですが、あの頃から比べると、スーツの着こなしもホントに上手になりました。「ガイズー」では課題であったダンスも上達。体のキレもよく、音楽にもちゃんとのれていました。もともと手足の長い(特に腕が長い!膝上まであります)、恵まれた体型をしているのですから、それを生かしたダイナミックなダンスをこれからも見せていただきたい。
オフの姿になるとよくわかるのですが、実は首も長い。男役12年目、すっと立つだけ、立ち姿だけでも「かっこいい男」になってます。「Practical Joke」の頃はまだ女性らしい、丸みを帯びた体つきをしていたのですが、「ESP!」「血と砂」と経てきて、年齢的にもすっかり余分な肉が削げ落ちて、男役らしいスレンダーな体に。痩せすぎ、という声もありますが、ほそ~い人が好きな私にはこれぐらいがベスト。初夏の全国ツアーでは太らないで帰ってきて!と切望しています。
芝居の力はいわずもがな。やりすぎて、タカラジェンヌらしからぬ感情を露にした表情をしてしまうのはご愛嬌。月組に来てからは、黒い役、悪役が多いですが、どんなに悪い役でもどこか暖かいムードをかもし出すのは、もともとの人柄もあるのでしょう。自分なりに役の背景を考え、人物像を作り上げていくのも楽しんでやっているようですね。
最大の持ち味は何といっても色気でしょう。相手役を見つめるやさしいまなざし。本当に相手のことが好きだよ~って感じで、ダンスの時も見つめてエスコートしています。男役としてひとりで立つときは、一転してそれが凄みさえ感じさせる色気を放つ三白眼になったりする。女性にしては大きな手も、男役の色気を演出するのに重要な役割を果たしています。
実際、どこからあんなフェロモンが出てくるのか、これも不思議。ご自分でも自覚しているんでしょうか、一度聞いてみたい。今後舞台でケロちゃんをご覧になるチャンスがあれば、ぜひ、私の好きな「眼」と「手」を見ていただきたい。もちろん、妖しい独特の雰囲気も大好き。個性あるおかしいキャラクターを出しても味がある。
お化粧の腕は、私の仲間内では「退団後は変身写真館のメイク担当もできる!」とネタにするぐらい上手い。キレイに仕上げるのが上手な様子。素顔はうす~い(笑)のに、上手なアイメイクで、強い視線さえ生んでいるような。メイクは皮膚の上にするものではなく、骨格の上にするものだそうですので、もって生まれた張りのある顎のライン、高い鼻も有利ですね。かすれ気味の声をいいと取るか聞きづらいと取るかは好み、かな?最後の課題の歌は声量が欲しいです。
本当の課題は前へ出ようとする意志の力が弱いこと。突き抜け方が物足りない。長い間ファンをやっている人は、何度背中をどんっと押してやりたいと思ったことでしょうね。でも人を押しのけて前へ前へと出る性格になったら、それはまたケロちゃんのよさを殺してしまいかねないので、ジレンマに陥るところです。「血と砂」でセンターを経験し、その楽しさを味わって、センターを踏むことへのおびえは緩和されたように感じます。
・・・でも私は、汐美真帆に何も期待していません。これからどうなって欲しいというのもありません(ホントは大劇場で、代表作になるような役にめぐり合って欲しいんですけど。もちろんある日突然、歌劇団が「汐美真帆をトップにする!」と言ったらそりゃもう、大歓迎・笑)。
私はケロちゃんに関しては大甘な、おろかなファンなのです。何をやっても許せるのです。OKです。すべて受け入れます。ただ一点、観客をバカにした舞台をしない限り、大丈夫です(まみさん卒業後の私は、宝塚生活では余生を送っているようなものですし・・・)。
ファンとはそういうもの、かもしれないけど私は度を越えたファンかもしれません。多分それは、ケロちゃんのタカラジェンヌとしての旬がもうあまり長くないと思っているからでしょう。
研10にもなってから知ったケロちゃん。中卒で実年齢は若いとはいえ(77期の中では一番年下。まだ20代、大台にも乗るのもまだ先です)、あと10年も20年もこのままのイメージでいられるわけではない。どのジェンヌさんも共通ですが、彼女たちの横には、「研○」という冷酷無比なものさしが添えられています。一般の舞台人のように、キャリアが10年以上あっても子役が回ってくるとかいうことは、タカラジェンヌではありえない。やり直しは効かない。在団している限り役が与えられるけど、このものさしは、その目盛りなりの本人の自覚と振る舞いを要求してくる。いつまでもチャンスがあるというわけではないのです。
ひとりのジェンヌさんが新しい役に出会えるチャンスは1年に2つ、多くて3つ。この中で自分もファンも納得いく役に出会えるチャンスは本当に少ないのです。当て書きしてもらえるトップスターでさえ、難しい。
また、舞台で優れたパフォーマンスを見せても(ファンとしての評価ですが)、次の舞台でそれが報われるとは限らない今の歌劇団。歌劇団なりの評価はきっとあるのでしょうが、外から見ている限りはよくわからない、学年順でも実力順でもないような環境の中で頑張っているのですもの。あと何年あるかわからない期間を、一緒に幸せなまま過ごしたい。
人生の一番美しい時期を、私たちの娯楽のために提供してる、今私が、一番好きなタカラジェンヌさんに、自分が納得いくかどうかを基準に、厳しい要求を突きつけることはできない。歌劇団も他のファンも誰も大切にしなくても、私はケロちゃんを大切にしたい。すべてを受け入れるというやり方で大切にしたいのです。
それはやはり最初に「普通のお嬢さん」という印象を持ったことが大きいのでしょう。毎日、この一瞬一瞬、幸せなジェンヌ生活を送って欲しい。卒業後も幸せでいて欲しい(卒業後は普通の人にさっと戻れる人だと思ってますが)、そう思います。
実際は、あの歌劇団の中で10年以上生き抜いているんですから、したたかで、わがままで、強い精神力を持っているはずだ・・・と薄々わかってはいても・・・そんな雰囲気にだまされていたい。私が宝塚に求める「美しく妖しいものにだまされることによる癒し」を与えてくれるのが、今のケロちゃんなのです。
※汐美真帆に関しては、言いたいことはかなりの部分を「血と砂」の公演評で書いていますので、そちらもあわせてご一読いただけますと幸いです。
[20] マーガレット 2002-05-23 (Thu)越乃リュウ いかせていただきます。
何と言ってもこの人の長い手足を活かした色っぽいダンス、大好きです。
背の高い生徒はこのように踊るとセクシーなのよとのお手本のようだと思うのですが(^_^;)。例えば背の高い○○組の△さん、□□組の×さん、越リュウのように踊ってくれればもっともっと素敵なのにと思うことしばし(^_^;)。
お芝居での思い切りの良さも好みです。「黒い瞳」のマミちゃん達の砦を助けに行かなかった将軍役、「シンデレラ・ロック」のおかま役が印象的でした。歌も歌えます、芝居も出来ます、踊りもくだんのごとし、プロデューサー・演出の先生もっと越乃リュウをつかってください。
[19] ふぶき 2002-05-22 (Wed)★大和悠河★
あまりに月組生としてはオーソドックスな人なんですけど。
「ガイズ・・」ではネイサン役で演技開眼した大和悠河。
思えばマンハッタン不夜城で空を飛んでた少年、久世星佳の「NON-STOP」で可愛いサーカスの少年を演じていたのも懐かしい。
いつまでも下級生だと思っていたらいつのまにやら新公卒業。
大きくなったのね・・タニちゃんも、と感慨深くなってしまうおばちゃまでした。
今は丁度壁にぶちあたっているような時期に見えます。
二番手の重責と真横にいる霧矢。
毎日がコンプレックスとの戦いかもしれません。
でも、選ばれし者はその試練に耐えてこそ、トップの羽根をつけるにふさわしい器になるもの。
生まれ持った気品と華は月より、星組向きだとずっと思っていましたが、とりあえず「月の王子様」を地で行き、華やかな月組を作って欲しいと思います。
研3くらいの時の、あの眩しい笑顔をもう一度見せてほしいと思っています。http://www.kjps.net/user/heika/http
[18] 都 2002-05-10 (Fri)※OGですがJIMMYさんにお許しいただきまして、アップさせていただきます。
「真琴つばさ」。なんて握力の強い人だろうと思う。
2階席の最後列まで届くエネルギーを舞台から発し、何が何でも宝塚を楽しんで帰ってもらうぞ!というスピリットを持った稀代のエンターテイナーだった。そのパワーは特に宝塚初心者には効果抜群。真琴つばさの「握力」につかみとられ、誘い込まれるように宝塚を、真琴つばさを追いかけるレースに加わってしまった人が少なくない。
かく言う私もそのひとりである。久々にふらっと観にいった「LUNA/BMB」。それまで見ていた「芸を披露します」という宝塚の舞台とは違う、「料金分以上に楽しめるエンターテイメント」の舞台に出会った。
そのときはB席、しかもオペラ無しだったので、センターに立つスターさんの顔すらはっきり見分けられない状態。すぐ次の週に、見よう見まねでサバキをゲットし、1F席で観た。
「宝塚って面白い!」。まみさんはいろんな人に宝塚を見て欲しいと言っていた。その通り、私は「宝塚」に引きずり込まれた。その後、花組、星組と見たが、「もしかして私が一番いいと思ってるのはこの人じゃないの?」と改めて、真琴つばさという、芸風にしては可愛らしい芸名をもつタカラジェンヌについて、調べ始め・・・「私はこの人のファンなんだ」とある日自覚してしまった。私は「真琴つばさ」につかまれてしまったのだ。
以降は、退団発表があり・・・「ゼンダ」があり・・・「PJ」があり・・・?落としがあり・・・DSがあり・・・7月2日があった。最後まで全速力で突っ走ってしまった。
告白すると、私自身、真琴つばさに出会うまで、人生を投げてしまっていた。この年になって、何か一生懸命にやるなんて、馬鹿らしい。積み重ねていってどうなるの。人に何かをアピールしたところでわかってもらえない。そんないじけた心で日々を送っていた。
ところが、真琴つばさは、私と同年代なのに、諦めるとか、エネルギーの出し惜しみをするなんて思いもせず全力で取り組んでいた。それも心から楽しそうに。結果もだが、過程をも大切に、取り組んでいた。「もう○○なんだから」とか「どうせ○○だから」などという言葉とは、無縁の人間だった。
まだ、私もできるかもしれない・・・諦めなくてもいいかもしれない・・・。まみさんに出会わなかったら、私はもっとつまんない顔をして、今日まで過ごしていたと思う。まみさんは、私の恩人なのだ。
だから、どんなことがあっても、私は真琴つばさを手放すことはない。絶対に。あの日々のように、必死になって追いかけることはしなくても、ずっとずっと、手放さない。
真琴つばさが、決して器用でもなく、実力派でもないことは、一番初めの観劇の日からわかっていた。一緒に行った友達に「このトップさんは、歌もダンスも芝居もダメだけど、立ち姿というかはったりで見せる人だね」と言ったことを覚えている(←初見のクセに我ながら鋭いぞ、自分)。
なのに、なぜこんなにファンは熱狂し、真琴つばさを追いかけるのか。「満足させてくれる」からなのだ。「楽しませてくれる」からなのだ。退団公演は、ファンながら泣きたくなるような駄作「愛のソナタ」だった。それでも、まみさんは、作品を受け止め、咀嚼し、私たちに向かって「一緒に楽しめる作品」にして返してくれた。
舞台と客席に谷間はなく、「真琴つばさ」という媒体を通して、一体感を得させてくれる人だ。
そして、強い人だ。人生、思うとおりにならないことがあっても、その事態をいったん受け止め、再度自分の中で路を選びなおし、新たな舵取りができる、しなやかで強靭な人なのだ。
私はまみさんが下級生の頃も、3番手、2番手時代のことも、トップ就任直後のことも知らない。もっと斜に構えた色のついたひとだったと聞いたことがある。だが、私にとっての真琴つばさは、センターに立ち、それを心から楽しんでいる、まっすぐな力強いトップさんだ。組を引っ張るエンターテイナーだ。
ビデオよりも、日々、生の舞台でその魅力を発揮する、現場に強いアドリブに長けた人だ。
宝塚を卒業後も、真琴つばさは、真琴つばさのまま存在し続けてくれている。男役メイクや羽根を背負った姿を見られないことに、一抹の寂しさを覚えながらも、FCのイベントなどでまみさんに会うたびに、やはり私は真琴つばさが好きだな、と思う。まみさんが引きずり込んでくれた宝塚の舞台を楽しみつつ、真琴つばさも好きなままなのだ。
「○○ちゃんがまみさんに似てるけどどう?」と言われることもある。「真琴つばさ」という魂の部分につかまってしまった私には、どうしても違う存在に見える。顔や体型といった外見的なものや、演技スタイルなどがいくら似ていても、違うのだ。
タカラジェンヌにこれからまた、彼女に似た人が出てくるかどうかは、わからない。出て欲しいと思っているし、それに気がつきたいと思っている。
これから彼女も年をとっていく。宝塚のバックアップもない。予想通り茨の道をずんずん歩いていってしまっている。でもその姿を、苦笑しながらも、私は見続けたい。
どうなるのだろう、と思いはするものの、きっとまみさん自身、明確な将来像は描けていないのではないか、と思う。でもまみさんなら、これからやってくる事態を受け止めて、またそれを乗りこなして、進んでいってくれると思っている。
最後に、私は真琴つばさに出会えてよかった。本当によかった。
[17] ふぶき 2002-05-07 (Tue)ここはやっぱり北翔海莉君を推薦いたします。
というのは、実は私が今住んでいる千葉県の松戸市出身だからです。
初舞台生の名前をみた時「なんだ?大げさな名前ねえ。お酒の銘柄みたい」と笑った北翔君。
まさか「ノバ・ボザ・ノバ」の中詰に出てくるとは思わなかった!
もう、驚いたのなんのって・・だってあそこのシーン、雪ではかしげちゃんでしたよね?
「まーた、月組の大抜擢が始まった」と妙に覚めた目線でみていたのは事実です。ところがこの北翔君。妙に度胸がいいじゃあありませんか。
中詰でもドアボーイでも舞台なれしているというか、楽しそうというか・・こんな下級生、久しぶりにみましたという印象。
「でも、そんなに綺麗な方じゃないかな」などと思っていたらば、100万ドルの笑顔がこれまた浮き上がって美しい少年なのであります。
この学年にしてすでい包容力の片鱗を見せ付け、背中にオーラがぴっかぴかの
スターの予感。
「ガイズ&ドールズ」でもかなり目立っていましたし、これからが本当に楽しみな男役です。http://www.kjps.net/user/heika/http
[16] Junko 2002-05-06 (Mon)月組といえば、汐美真帆さん=ケロちゃん。
先陣切らせていただきます(笑)
ケロちゃんに関しては、特にファンになるきっかけの役というのは無く、雪組の頃にいつもとうこちゃん(安蘭けい:Junご贔屓)のそばにいたので、なんとな~く気になっていて、いつの間にかとうこちゃん共々応援するようになっていった生徒です(^^;)
芝居ではいい人役も悪役も巧みに演じ分け、チョイ役やしどころの無いような役でも工夫し、その役なりの人物像を息づかせるまさに役者。
ショーでもいつも楽しそうに舞台に立っていて、こちらまで元気にしてくれますよね(^^)
ショーでは地味だという声も聞きますが、私にはかなりアピール度が高いように思えます←ファンの欲目か?(^^;)
今後も様々な役で私たちを飽きさせない、宝塚に無くてはならない男役を演じ続けて欲しいです!
[15] ふぶき 2002-05-06 (Mon)楠恵華。
「血と砂」のガラベエトオ、よかったですよねえ。まだスポットライトが自分に当たっているということに戸惑いを感じますけど、ラスト、ファンに抱きついて「帰ってこい」というあたり、涙を誘いました。今回の「ガイズ・・」でもひときわ目立っていますし。背が高くて正当派二枚目の彼女。これからが楽しみです。http://www.kjps.net/user/heika/http
[14] ゆーみ 2002-05-03 (Fri)嘉月絵里さん
普段、常に意識しているわけではありませんが、月組を見にいく段になると「エリちゃんが出てる(^-^)」と嬉しくなります。
といっても新人公演もほとんど見ない(見れない)私ですので彼女の足跡をすべて知っているわけではありません。どの舞台から彼女を意識したのか、たどってみると『黒い瞳』のスピリットではもう知っていたんです。はっきり私の中に存在したのは『LUNA』のドクトルだったりして・・・。あれは何回か観た公演で毎回役作りが変わって、しかもどれもきちんとワクの中に収まって、あのはちゃめちゃな役であの節度を保つことは並大抵の力量ではないと感心したものです。
『ブエノスアイレスの風』のリカルドも役の性根が座っていてとても見ごたえがありました。後からジュリちゃんのをビデオで見て、この後をやるのはさぞ難しい作業だったろうと思いました。明るい持ち味のジュリちゃんの方があやしく、エリちゃんのリカルドは闘士としての芯の強さと、志への誠実さがあって、リカちゃんとあやしい関係を感じたい向きには物足りなくても(笑)好ましい役作りでした。
ただ今公演中の『ガイズ・アンド・ドールス』の誠実でちょっぴり粋な救世軍のオジサマ(プログラムを極力買わないので役名が出てきません。すみません)。スカイを追いかけるのを躊躇するサラに小さなエールを送る、その一瞬のあたたかさに涙が出てしまいました。
何時の間にか随分上級生になってしまったけれど、見れなくて本当に残念だったものに『ミー・アンド・マイ・ガール』新人公演のパーチェスター、『ウェスト・サイド・ストーリー』新人公演代役のリフがあります。彼女のダンスも大好きなのです。たしか『プレスティージュ』のビデオでハッとさせられた記憶があります。
両親譲りの美貌(真っ赤な衣裳が似合う!)に、芝居はシリアス、コメディどっちもOK!ダンス、歌も水準以上、女役もこなすエリちゃん。こういう人が簡単に退団したりしないよう、劇団も常に大切にしてほしいと思います。
[13] ふぶき 2002-05-01 (Wed)五月は月組ですよね。一番乗りさせて頂きます(笑)
霧矢大夢!!!
かつて「エルドラード」東京公演でいきなり滑らかな台詞回しと堂々とした態度の生徒がいました。あまりに上手なので「専科?」なんてパンフをみたらまだ研4の霧矢大夢だったわけです。しかも花組から移動してきたばかりでした。以来、ずっと目を離さないできてます。
霧矢の魅力はなんと言っても「オールマイティ」である事。
歌を聞かせれば劇団四季並。
ダンスを躍らせればそこらへんのバレエダンサーが吹っ飛ぶ程。
演技をさせれば新派も真っ青。
多少太めなのは仕方ないとして、後は男役の「色気」これだけです。うまいだけでは魅力にならないのが宝塚ですから。
けれど、一期下の大和悠河に阻まれて中々中央ラインに出られなかったのも事実。今じゃすっかり大和のフォローに回されているような気さえするのですが、こつこつやっていればいつか大きな華が咲くと信じたい。
今年はいよいよバウ初主演。新人作家との取り合わせ。霧矢の実力を見込んでのことでしょう。
「幸せを売る男役」霧矢、頑張って!http://www.kjps.net/user/heika/http://
[12] ベール 2002-04-30 (Tue)滑り込みセーフ!ということで、花組もう1人いきます。
未涼亜希:愛称「まっつ」。
知らない人も多いと思うので、まずは新人公演の役を少し紹介。
タンゴ・アルゼンチーノ:マルチェロ(瀬奈)
あさきゆめみし:冷泉帝(彩吹)
ルートヴィッヒⅡ世:近習ウェーバー(高翔)
ミケランジェロ:アスカニオ(瀬奈)
琥珀色の雨にぬれて:ルイ(春野)
とまあ順当に役はついてる方なので、名前と顔がかろうじて一致する存在でした。新公を見ながら、可もなく不可もなく結構地味目の人だなという印象を持つこと数回。そんなまっつをはっきりと意識したのは「エンカレッジ・コンサート~リプライズ」。このHPでも感想を書かせていただきましたが、とにかくびっくりしました。
選曲が「最後のダンス」。トートのナンバーの中でも一番声量が必要で、盛り上がる歌ではありますが、とにかく迫力が必要とされる曲というイメージがあるこの歌。プログラムを見た途端、失礼ですが無謀だろう~と思ったのを覚えてます。ですが、歌い出した途端、あなたはあの地味だった人なの?と聞きたくなるくらい、迫力があり、声量があり、何より自分に酔っていた。正に豹変。
その後、とりあえず気になる存在になっていた時期に舞い込んできたルイ役(本役:春野)。初めての大役の上に、大人の男性で色気も必要とする役。これは苦戦するだろうな~と思いながら新公を観劇しました。結果は・・・これまた可もなく不可もなくというのが正直なところ。やはり地味目という印象は拭いきれなかったし、色気も出ていたとは言い難い。柄違いの役が巡ってきたのも不運だったと思います。でも、主観ですが歌の安定は、新人クラスではなかなかのレベルだと思いました。特に、蘭寿との歌の掛け合いは非常に心地よかったです。
まだまだ未知数の人。表情が少し泣きそうに見える点を克服して、あの「最後のダンス」で見せた迫力を思い出して、これからも頑張って欲しい人です。
[11] JIMMY 2002-04-30 (Tue)チャーリー(匠ひびき)、行かせて頂きます。
彼女は結構応援歴長いんです(^_^;)。初めて意識したのは「ヴェネチアの紋章」新人公演のヴィットリオ(本役・真矢みき)。母が目を付けていて(^_^;)、教えてもらったのですが、カッコ良くて、声も良くて、いいなー、と思ったんです。目がイチロさんに、ちょっと似ている所も、心動かされました(^_^;)。
後、決め手は「ジャンクション・24」のチャーリー。あの跳躍に惚れました(^_^;)。その後「スパルタカス」の新人公演もファンモードで見てました。フィナーレの歌を思いっきりハズして、ずっこけた思い出もありますが(^_^;)。
硬派な少年ぽさと、シャープなダンスが魅力で、特にダンス場面でのカッコ良さでは、他の追随を許さないものがあると思います。同じダンサーでも、りかちゃん(紫吹淳)とは全然タイプが違います。
すごく良いものを持っているだけに、最近ちょっと精彩がないのが残念ですが、まだまだこれから大化けすると私は期待しております。
・・というのが、私が98年4月(4年前)に自分のHPにアップしたチャーリー(匠)評です。
「硬派な少年ぽさと、シャープなダンスが魅力」なのは変わりませんね。
大化け・・したと言えば、今のサヨナラ公演になってやっと・・とも見えますが、結局チャーリー自身は、特に変わっていないのではないかな、と思います。
最大に魅力が生かされたのが、「琥珀色の雨にぬれて/Cocktail」だったのではないかな、と。
やっぱりトップになって、ダンスの花組にならなければ、輝かなかった人なのかな、と思います。
専科として、二番手として、芝居を支えるような人でないのは明らかです(^_^;)。
反対に、ダンス中心のショー、「Cocktail」のチャーリーは、二番手の頃が嘘のように、頼もしかった。
若手の頃のチャーリーが良かったのは、トップスターがダンサーで、ショーがダンス中心で、チャーリーの良さが発揮されていたから、とも言えるのではないでしょうか。
ダンスで見せるあの魅力は、他人には代え難いです。
更に「琥珀」のクロードは純粋な青年で、これまた他人には代え難い魅力を発揮してくれました。
芝居の点でも、出来ない役もありますが、トップとして役をちゃんと当ててくれれば、いくらでもまだまだできる作品があったと思います。
つくづく、トップとしての期間が短かったのが残念です。もっと若いうちに、長くできていれば、ショーの楽しさ、チャーリーの美しさ、可愛い魅力で、花組の人気も増したでしょうに・・。
本当に、大劇場の「琥珀&Cocktail」を観ると、もっともっとこの体制の花組で、公演が観たかったと思いました。
でも、とりあえず、「Cocktail」を観られて良かったです。やはりこのショーは、チャーリーのトップがこれ一作だったからこそ実現した、奇跡の作品でしょう。なかなか、私の中で、このショーを越える作品は出ないと思います。
自分の中での金字塔と言えるショーが、やっとできました。きっと、これから先、「Cocktail」は何度も何度も繰り返して、ビデオで観る事でしょう。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[10] ゆーみ 2002-04-30 (Tue)@匠ひびき@
この一週間の心労から(全く、チャーリーは身内か?と自問する日々)まともな文にならないと思います。でも4月は花の月。次にめぐる花の月にはもういないのです。駆け込みで申し訳ありませんが書かせてください。
この掲示板が出来てから約一ヶ月。花組にとってなんという激動の一ヶ月だったことでしょう。その真っ只中にチャーリーがいました。
チャーリーにドッカーンと心奪われたのは新公も終った研8の夏。『火の鳥』で美月亜優さんを相手に踊るタキシードの男でした。本来、お芝居の上手い生徒、オールマイティの生徒が好きな私が、一気に想いにとらわれたのは、チャーリーの〔色香〕でした。それはすべての技術を凌駕してしまう力を持っているのだと、宝塚ファンを30年やってきてようやく知らされました。
チャーリーのダンスが醸し出す、清新でいて濃密なムード。数分のダンスに込められた限りないドラマ。だから、チャーリーが歌が下手といわれようと芝居がダメといわれようと、あまり傷つきませんでした。確かに下手だと思うし、センスも欠けていると思います。不器用でもあるし。でもチャーリーの真価はそこではない、と。ファンの戯言ではありますが。
でも芝居には不器用なチャーリーだからこそ、チャーリーならではの熱い心の動きの瞬間があります。チャーリーは自分が心底納得できなければ芝居は出来ないのです。その瞬間を発見できた時のうれしさ。『メランコリック・ジゴロ』の主役代役、『チャンピオン!』『白い朝』『カナリア』そして『琥珀色の雨にぬれて』・・・そう、主役をやった時こそ、輝く人だったのです。『タンゴ・アルゼンチーノ』のカールは唯一、主役以外で納得できる役でした。だからこそ彼女は今年のおとめ(最期のおとめ)の好きだった役にカールと書いたのでしょう。
それにたまに見せる女役の美しさ、可愛らしさ。『風と共に去りぬ』を見る度にTCAのベル役の美しさとおかさしさをいつも思い出す私です。真矢みきさんと踊ったエメラルドの女の、少女が乙女に開花する瞬間のような儚い美しさも忘れられません。『ラスト・ダンス』の勝負の女神も・・・
そして今、トップとなって、組の皆を引っ張っていくのではなく、一緒に汗みずくになって練習を重ねる人。あの満身創痍のトップを囲んでの花組公演大劇場千秋楽。私がかつて経験したことがないほど熱くてあたたかい、感動ではちきれそうな舞台。今の彼女と花組を余すところなく語っていました。あの千秋楽の舞台で一番感じたことは「律儀なひと」でした。部分休演もせずに決められた位置には必ず動いていた彼女。出のパレードも手を引かれながらでもしっかり歩いて来た彼女。素晴らしい笑顔でした。
今はチャーリーの健康の回復を祈って切ないばかりの毎日ですが、この8年間、素晴らしい日々をありがとうございました。『カナリア』のヴィムの最期の台詞「逢えて・・・よかった」そのままあなたに贈ります。そして花組のみんな!ありがとう!!
[9] 美飛燕 2002-04-29 (Mon)歌花由美さん
歌声の美しい娘役さんです。
芸名から歌がお好きな方らしいと想像はできましたが、こんなに歌える方とは、エンカレまで知りませんでした。花組のコンサート、いい意味で一番驚かされたのは由美さんでした。
また選曲面でも、埋もれていたと思われる名曲を拾い上げてくれたのが嬉しかったです。(ダイヤモンドの歌:題名からして高級娼婦ジュリエッタが歌うものと推察していますが、いい歌ですね。)
ミケランジェロでは、アンジェロとして主に歌で活躍。
神の御心を表すような清らかなソプラノを聴かせてくれました。
これから、益々活躍していただきたいと思います。
[8] 美飛燕 2002-04-29 (Mon)彩風蘭さん
美しい娘役さんです。
タンゴアルゼンチーノの幽霊船メンバーで、なんて綺麗な人!と思ったのが、蘭ちゃんでした。それまで蘭ちゃんを認識していなかったのが、とても不思議に思えました。
エンカレで、初めてソロを聴きました。
出演なさるだけあって、歌もまあまあいける。(歌手というには弱過ぎますが・・)やはりお顔が可愛らしかったのが印象的でした。
ミケランジェロ新公ルイ-ザ。
初の大役でしたが、破綻なくやっていたと思います。ただ、おとなしい印象で、スポットの光を跳ね返し、自ら光り輝くようなエネルギーがやや欠落しているように思えました。そういった面は、これから経験を積み重ね、磨いていって欲しいと思います。
[7] 美飛燕 2002-04-23 (Tue)舞風りらさん
華奢で、清楚な娘役さんです。
彼女は主席卒業の優等生ですが、最初はダンサーの印象が強く(歌・演技は未知数ということ)私としては、余り注目していませんでした。
しかし、総合的に何でもこなせる実力派であり、何よりも、昔からの娘役らしい楚々とした雰囲気を漂わせる娘役という事を知るにつれ、俄然、マーちゃんは、私の中で大きなウエイトを占めるようになりました。
ミケランジェロ東京公演では、まーちゃんクラリーチェは、チャーリーさんジュリアーノの恋人役。ダンサー同士のカップルで、2人がただ歩くだけでも、本当に軽やかでしなやかで溜息が出るようでした。
VIVA(東京)、エンカレッジコンサートや、あさきゆめみし&ザ・ビューティーズの地方、今までの新公等では、歌や芝居の実力も発揮されています。
娘役らしいというのは、マーちゃんの利点だと思うのですが、それは、反対に、その枠を破れないという欠点にも繋がりかねません。
いい意味でのハチャメチャさ、ふくよかさを身に付け、更に大きく羽ばたいて欲しいと思います。
[6] Junko 2002-04-23 (Tue)1人に絞るのはとても難しいのですが、素直に各組で一番注目している生徒を挙げてみようと思います。
・・・となると、花組は眉月凰さん=ともよちゃん。
雪組時代からちょっと気になっていて、星組に移ってから姿を追うようになり、花組組替え後は真っ先に探すようになりました。
どこが好きって、ミーハーで申し訳ないですが、一言で言って「キレイ!」「カワイイ!」(笑)
美しい笑顔がキラキラしていて、嬉しくなってしまうのです(^^)
ただ、特徴や個性に乏しいところがあるので、これからは「眉月凰といえば○○!」「○○といえば眉月凰!」という面が出て欲しいとファンとしては思います。
もう若手ではないですし(^^;)
頑張れ、ともよちゃん!!
[5] 都 2002-04-19 (Fri)蘭とむくん(蘭寿とむ)との衝撃の出会いは、昨年のバウ公演「マノン」でした。
切ない究極の愛を見るつもりで2回分チケットを取ったのに、目の前で展開されていたのは、無駄遣いするカップルのお話・・・・。バウ公演といえども(「花吹雪恋吹雪」が私の初バウで、バウって面白いものだ!って思っていたのです)、脚本にはいろいろあるな、と勉強になったのと、もうひとつ強烈に印象に残ったのが蘭とむくんでした。
マノンの兄のレスコー役。
達者なセリフ回しと、オーバーなアクション、オーバーな表情作り。濃ゆ~い存在で思わず目で追いかけてしまいました。脚本上の存在自体はなんだかよくわからないキャラクターでしたが、撃ち殺されるところとか、あっけに取られて見てしまったのは、やはりその存在感もあったと思います。
ところがまだ新公世代と聞いてまたまたびっくり!同時に研17とも研25とも言われるのにもうなずいてしまいました。花組を見るときの楽しみが増えたと喜びました。
その後は、まみさん(真琴つばさ)退団騒動、ケロちゃん(汐美真帆)主演騒動で一息ついていたのですが、「カナリア」のディジョンがもー、もー、可愛くて可愛くて!チンピラ役で登場したのに、途中から犬っころになっちゃって(笑)。上手いんですよ~。どなたかが書いておられましたが、フリフリしている尻尾が見えるよう!芝居が上手いというか、器用なんだと思います。「カナリア」の登場人物の中ではかなり目立っていたと思います。
こう思ったのは私だけではないらしく、「琥珀」のパンフレットで蘭とむくんのプロフィール紹介、代表的な役がバウ2番手格のレスコーではなく"ディジョン”になっていたのは笑えました。
そして「琥珀」のジゴロ役。見るたびに「可愛い~可愛い~」とつぶやいて、JIMMYさんに首を傾げられてしまいました。確かに大人っぽく色気たっぷりではあるのですが、何か私にとっては可愛いんですよ~。
新公の主演は、哀愁とかが物足りなくてがっかりしたけど、私は蘭とむくんにそういうものを求めたくない・・・。「にぱっ」という擬音をつけたくなるあの笑顔を見て幸せになりたいんです。
あ、でもラブシーンは上手かった!もっとやって欲しい!
「琥珀/Cocktail」ではダンスシーンも多く、堪能させていただきました。蘭とむくんってダンスが上手いんだか下手なんだかよくわかりませんね。特に上半身、妙にくねくねしてて不思議な踊り方をしているように思います。
蘭とむくんは顔に特徴があります。すべてのパーツが顔の中央に集まってきているのです。こういう顔は人に猜疑心を持たれにくいそうです。好感を持たれやすい。例えば政治家の管直人とか。たにちゃん(大和悠河)もそうですね。
そしていよいよ、今年はバウ主演。同じく芸達者なゆみこちゃん(彩吹真央)との競演が楽しみ!青天ってのがちと残念なんですが(はまりすぎるぐらいはまるだろーなー、でもせっかくなんだから洋物で格好いいシーン見たかった・・・)とりあえずは楽しみ!頑張って欲しいです!
[4] JIMMY 2002-04-13 (Sat)チャーリー(匠ひびき)は後で書かせて頂くとして・・。
その他で、花組でついつい観てしまう人と言えば、私ははっちさん(夏美よう)かも~。
という訳で(^_^;)、はっちさん、いかせて頂きます!
専科、組長級のベテランの中では抜群に好き。だって、今でもかっこ良いんだもん(^_^;)。
はっちさんで印象的な役と言えば、ご本人も良く出されていますが、「シチリアの風」のジュリアーノ。はっきり覚えているとは言えないのですが(^_^;)、ちょっと精神的に病んだ感じの役で、すごく良かったのを覚えています。
私が宝塚を観始めた頃から、星組の多彩な脇役陣の一人として活躍し、星組組長就任。
その後、耽美な星組のイメージそのもののはっちさんが、花組組長に。星組を離れてしまう! というニュースには驚きましたが、上級生の芝居力がかなり低い花組に、はっちさんが加入してくれると、花組を観る楽しみが増えるというもの(^_^;)。とても嬉しかったです。
花組加入第一作の「ルートヴィヒ2世」のビスマルクが近年ではベスト。この公演、男役の芝居で満足させてくれた人は少なく、中でははっちさんが、ムードでは圧倒的だったと思うんですよね。
インタビューや舞台挨拶等の組長のお仕事でも、何とも知的な雰囲気を漂わせてくれるのがまた素敵(^_^;)。
クールなイメージがあるだけに、先日の前楽公演の挨拶で、満場の割れんばかりの拍手に、感極まって声をつまらせていたのが意外で、とても嬉しかったです。
花組歴は短いけれど、チャーリーズ・バーでのチャーリーへのアドリブも、サヨナラショーの進行も、良い雰囲気で。はっちさんが組長で良かったと思いました。
これからも、私の花組の舞台のお楽しみでいて下さいね、はっちさん(*^。^*)。
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html
[3] hiro 2002-04-11 (Thu)雪組の凰稀かなめさん
以前、JIMMYさんも、気になる・・・って書いてましたね。
綺麗で、すーっとしている立ち姿がなんとなくお気に入りです。
クールビューテイ。でも、笑うと目が優しいかな?
新人公演、「風共」では、台詞ははっきりとしていました。また、フィナーレのWトリオもあったような・・・それ以上は、わからないんですが。。。。
[2] ベール 2002-03-31 (Sun)一番のりかしら?(笑)新しいもの好きの私です・・・
彩吹真央:愛称「ゆみこちゃん」について。
我がご贔屓の1人ですが、注目し始めたのは、和央主演「大上海」の宋(ソン)から、と結構昔です(確か研2だったはず)。雪組ファンの方なら、その後の和央主演「嵐が丘」のゲイルくらいで覚えられた方も多いでしょうか?その他「イカロス」ルチアーノ、「ロミオとジュリエット」マーキィーシオとバウでは当たり役が多いと思います。
私的なゆみこちゃんのツボは、「捨て猫のような眼」です。ルチアーノやマーキューシオ(どちらも景子先生です)のように、少し荒んでいて、でもギラギラした熱いものを持っている少年or青年が似合うと思います。もう1つの魅力は、歌ですね。今回の「Cocktail」では、たくさん歌わせてもらい、たくさんの人に聞いてもらう機会ができてとても嬉しく思いました。ただ、クラウディアのようなバラードで情感のこもった歌は比較的得意なのだと思いますが、ラテンの場面のような押しのいる歌は、声量があまりないせいかまだまだ迫力不足ですね。また、低音が出にくいのも気になります。
その他の欠点は、アピールのなさでしょうか(^^;。あまり自分をアピールすることが得意でないようで、見ていて少しもどかしくなります。また横に蘭とむくんという素晴らしく(笑)アピール上手な方がいるから(^^;。そういう下からの押しに刺激を受けて頑張って欲しいなと思う今日この頃です。次回のバウ主演、どういった魅力が出せるのか興味津々です。
えっと、やはり長くなってしまうんですが、私らしくてOKですよね?(^^;
こんな感じでよいんでしょうか?
[1] JIMMY 2002-03-31 (Sun)この度、「生徒評掲示板」を新たに始めてみようと思います!
月ごとにテーマの組を決めるので、その組に所属している生徒さんについて、思いのままに書き込みして下さい。
2002年4月は花組。以後、
2002年5月は月組。
2002年6月は雪組。
2002年7月は星組。
2002年8月は宙組。
2002年9月は専科。・・と続けていく予定です。
一応、お約束として、一投稿につき、一人の人の事だけを書くこと。3行でもOK。
ファンモードでも、真面目モードでも、おちゃらけモードでも(?)OK。
ただし、公演評と同じく、読む人の事を考えて投稿して下さいね。言わなくても大丈夫だと思いますが(^_^;)。
では、お気軽にどんどん投稿して下さいませ。よろしくお願いします!
http://www2.yi-web.com/~JIMMY/takarazuka/index.html